作品一覧

  • フランス革命についての省察
    4.3
    1巻1,628円 (税込)
    革命の進行するさなかに書かれ、理性を絶対視した革命政府の過激な改革を宗教、財政、軍事面にいたるまで痛烈に批判。その後の恐怖政治とナポレオンの登場までも予見した。ホッブズ、ロックに連なるイギリスの政治思想における重要書目であり、のちに保守主義の源泉と呼ばれるようになった歴史的名著。
  • 夜間飛行
    4.1
    1巻550円 (税込)
    20世紀初頭の郵便飛行に携わる者は、「自分達が歴史を作る」という信念と誇りを持っていた! 南米大陸で、夜間郵便飛行という新事業に挑んだ男たち。ある夜、パタゴニア便を激しい嵐が襲う。生死の狭間で懸命に飛び続けるパイロットと、地上で司令に当たる冷徹にして不屈の社長の運命は――命を賭して任務を遂行しようとする者の孤高の姿と美しい風景を、自身も飛行士だった作家が詩情豊かに描く航空小説の傑作。
  • オンディーヌ
    4.2
    1巻649円 (税込)
    森のなかの湖畔近くで暮らす漁師の養女オンディーヌは、ある日馬を休める納屋を借りに来た騎士ハンスに出会い、一目で恋に落ちる。ハンスもまた無邪気で美しい彼女に魅かれ、ともに城での生活を始める。ただ、彼女は人間ではなく、水の精だった――。水の精が「いまの言葉」で生き生きと語りだす。躍動感に満ちた20世紀フランスの国民的作家、ジロドゥの演劇の頂点。

ユーザーレビュー

  • 夜間飛行

    匿名

    購入済み

    星の王子様だけでサン=テグジュペリを語っていた私を殴りたい。パリ旅行に行った祖母にお土産でゲランの夜間飛行もらい、「昔、読んだのよ」とこの本を教えてもらいました。王子様はとは全く違う生身の人間のドラマに圧倒されました。他の作品も読んでみようとおもいます。

    #切ない

    0
    2025年03月20日
  • フランス革命についての省察

    Posted by ブクログ

    自然に形成されたものへの信頼、人工的に形成されたものへの警戒。制度の基礎は歴史の知恵(慣習・文化)や伝統。社会は人工的に作られるものではなく、成長するもの。人間は自然に従い家族を形成した。しかし家族と家族を繋げる自然な契機は存在しないので、法を制定し国家を形成した。国家とは死んだ人、生きている人、まだ生まれない人を共に結ぶ協同体▼マグナカルタ・権利請願・権利章典、世代を超えて多くの人々の努力と工夫によって培われてきた制度や慣習こそ英の国体(constitution)であり、安易な改変に慎重であるべき。慣習の中にある観念(すでに判断されたものprejudice)を拠り所とし、慣習にもとづいて権利

    0
    2025年02月27日
  • 夜間飛行

    Posted by ブクログ

    南米で郵便飛行機を運行する会社のオフィスとパイロットの1つの事件を取り巻く一部始終が描かれている。半日にも満たない、夕方から未明にかけての短時間のみで1冊が書かれており、特に後半はゆっくり読むとリアルタイムと同じくらいのペースで時が流れる、臨場感溢れる力強い作品だった。

    0
    2024年12月27日
  • 夜間飛行

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ぼくは死んでしまったようにするだろう。でもそれは本当じゃない。

    欲しいのは個人の幸せではなくて、もっと先にあるもの

    0
    2024年07月25日
  • 夜間飛行

    Posted by ブクログ

    全編連なる散文詩のような美しさ+小型飛行機のパイロットなど経験したこともない人にも伝わる臨場感+スリリングで切り替わりが多いのに混乱しない構成…本物の才能って怖いほどすごいと思った作品。

    0
    2023年06月10日

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