サン・テグジュペリのレビュー一覧

  • 星の王子さま

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    生きていく上でのすごく大切なことと、死の受け入れ方みたいなものを感じた。
    飼い慣らされるということは幸せだけど、寂しい思いをしなければならない。けれど寂しい思いを超えた先に、その人だけが感じられる温かさがあるということだろうか。王子さまが星に帰るには、地球の重力が邪魔だったのかもしれない。

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    2025年08月03日
  • 星の王子さま

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    メッセージ性が強い物語、キツネから教わった秘密とバラの話に大切なものを思い出します。
    あらかじめ概略を知ってからの読書でも新鮮に読めました
    。再読したくなりそうです。
    すべての働きかけ、心の純真さの大切さが物語の中に詰まっていました。
    池澤夏樹さんの翻訳

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    2025年07月28日
  • 星の王子さま

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    言うまでもなく星5の名作。
    翻訳は菅 啓次郎。
    全てではないが、過去ほかの人に訳された星の王子さまを読んで言えることは、私は菅 啓次郎の訳する星の王子さまが1番好きだ。

    菅 啓次郎 の訳する王子さまの一人称は「オレ」。
    相手に対しても「あんた」「お前」と、イラストだけでイメージしていた王子さまからは想像できない言葉遣いである。
    ただ呆れたようなセリフが嫌味のような、拗ねたように聞こえたりもしておもしろい。
    星の王子さまを読むなかで、1番すんなりイメージが湧いたのは菅 啓次郎の訳したこの1冊。
    色んなな翻訳の星の王子さまを楽しむひとつの方法だと思う。

    いくつかはモノクロだが、挿絵のカラーが

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    2025年07月26日
  • 戦う操縦士

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    ❐1939年・1940年ごろ
     『戦う操縦士』の現実でのある一日。思考ではサン=テグジュペリ(以下サンテックス)の半生を巡る。
    ❐1940年
     パリ陥落のためフランスとドイツの休戦協定締結。サンテックスはアメリカに向かう。
    ❐1941年
     『戦う操縦士』執筆で、アメリカ参戦を促す。
      真珠湾攻撃・アメリカ参戦。
    ❐1942年
     『戦う操縦士』刊行

    第二次世界大戦でフランスはドイツに苦戦していた。
    フランス空軍で操縦士だった大尉のサンテックスは、デュテルトル中尉、機銃員と共にアリアス隊長からアラスまでの偵察飛行に任じられた。
    …すみません、画像として飛行機の希望がわからない…。縦に三人乗り?

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    2025年07月19日
  • 星の王子さま

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    河野万里子さん訳 集英社の池澤夏樹さんの訳に比べて、文末や会話が柔らかい感じ。
    私は先に池澤さんのを読み、あとから河野さん。
    初心者が読みやすいのは河野さん、深く世界観にひたるなら池澤さんかなぁ。
    とは言え、やはりお話大好き。どちらの訳でも好き。

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    2025年12月02日
  • 星の王子さま

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    小学生の頃1度読んでよく分からなかった思い出がある。今大学生になってもう一度読んでみて、どうして自分は大人になってしまったんだろうと感じた。「大人はいつも変だ」と王子様は言うが、子供の頃は何が本当に大切なのかを分かっていたような気がする。今はもう目に見えているものしか分からなくなってしまった。この本をもう一度読んで本当に良かったと思う。目の前にある物をひとつひとつ大切にして生きたい。星を見ればきっと王子様が笑ってる。

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    2025年12月08日
  • ちいさな王子

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    他の出版社(文庫本)は揃って「星の」なのに、あえて直訳で「ちいさな」にしているのが気になりすぎて読んだ。
    「星の」の方もロマンチックな訳で好きだけどね。

    内容はもちろん素晴らしい。
    砂漠に不時着した「ぼく」が羊の絵を描いてと言ってくる王子と出会い、一緒に過ごしていくうち仲良くなり、大切なことを教えてもらう。

    「砂漠の星が美しいのは、どこかに井戸を隠しているから」
    「星がきれいなのは、見えないけれどどこかに花があるから」
    「ぼくの星はたくさんの星の中に混じっている。だからきみはどの星のことも好きになる」
    宮崎駿監督はこれらの言葉からインスピレーションを受け、ラピュタの主題歌を作った。
    「あの

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    2025年06月29日
  • 星の王子さま

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    一生好き 
    子どもの頃から身近にあったが、読みにくくていつも途中までしか読めなかった。大学生のとき、英語の授業がこの本で、丁寧に訳して読み進めていくうちに、星の王子さまの世界に引き込まれた。以来、複数冊手元に置いて、読みたいときに読みたい箇所を読んでいる。一生好きだと思う。

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    2025年12月05日
  • 星の王子さま

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    ネタバレ

    読んだことあったけど久しぶりに読んだら泣けた。
    読むたびに感想が変わる作品の一つだと思う。
    砂漠が輝いているのは井戸を隠しているからだという考え方をしたことがなかったのでその辺りの会話が心に響いた。
    童話ではあるけどとても大切なメッセージが込められてる気がする

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    2025年06月16日
  • 星の王子さま

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    2025.5.20
    いちばんたいせつなことは、目には見えない
    大学院という場に身を置いているわけで、今後社会でせわしなく働く前に見直すことがある

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    2025年12月13日
  • 夜間飛行・人間の大地

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    ・全体を通して
    サン=テグジュペリは、夜間郵便飛行まで手掛けた優秀な飛行士でありながら、そこで得た体験を詩的・幻想的な表現で民衆に伝えることが出来た稀有な作家であった。
    ボクはなんだかんだこの著者の作品を読んだのは初めてだったけど、この2作でサン=テグジュペリのことが相当好きになった。緊迫感を硬質な筆致で描写しながらも、別人のような表現で当事者の感動を幻想的に描いていた。
    人間の尊厳と、生きるという奇跡を、とてつもない感動と共に理解することが出来た
    しばしば、自然の驚異/脅威や雄大さを描くためにラヴクラフト的なゾクゾクするような幻想的な描写をするところもボクに刺さった
    「一時間後、メルモーズは

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    2025年06月06日
  • 星の王子さま

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    圧倒的bible。

    p.105〜116きつねの話が好き
    ーーきみがきみの薔薇のためだけに使った時間が、きみの薔薇をあんなにもたいせつなものにするんだよ
    ーー心で見なければ、よく見えないっていうこと。大切なことって、目には見えない

    p.138
    ーーどこかの星にある一本の花を愛しているなら、夜、空を見つめてやさしい気持ちになれる。すべての星で花が咲くんだ

    p.139
    ーーおまえが夜に星を見上げるとね、その星のひとつにおれが住んでいるせいで、その星のひとつでおれが笑っているせいで、おまえにとってはまるですべての星が笑っているように思えるはずだよ。笑う星たちを手に入れるわけさ!


    きっと読むた

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    2025年05月22日
  • 人間の大地

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    堀口大学訳の新潮文庫版、ロングセラーの地位はいまも不動。私もずっとこの詩的な堀口訳に慣れ親しんできたが、引っかかる訳語がいくつもあった。
    今回、渋谷豊訳の光文社古典新訳文庫版では、それがすっかり解消されている。たとえば、サンテクスの最初の職業フライトの場面。午前3時半、雨のなか、彼が乗り込むのは飛行場行きの「マイクロバス」なのか、「路面電車」なのか。渋谷訳は「路面電車」。タイトルも、堀口訳は「土地」だったが、渋谷訳は「大地」だ。
    どちらの訳で読んでも、サンテクスが初仕事に向かうその緊張感と高揚感の描写はたまらない。そして彼とプレヴォがリビア砂漠の真ん中にクラッシュしたエピソードも。3日間飲まず

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    2025年05月03日
  • 星の王子さま

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    ロマンチックですごく切ないけど素敵な物語。1番好きな本です。ファンタジーなのに伝えようとしてることは普遍的でシニカル要素もあり大人になって読むべきだなと思いました。また読みます。絵本もあるけど結末がちょっと違うので是非原作を読んでほしい!!

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    2025年03月24日
  • 夜間飛行

    匿名

    購入済み

    星の王子様だけでサン=テグジュペリを語っていた私を殴りたい。パリ旅行に行った祖母にお土産でゲランの夜間飛行もらい、「昔、読んだのよ」とこの本を教えてもらいました。王子様はとは全く違う生身の人間のドラマに圧倒されました。他の作品も読んでみようとおもいます。

    #切ない

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    2025年03月20日
  • 星の王子さま

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    読むタイミングによって
    今まで気が付かなかったことに
    心が動く
    大切なものは目に見えない
    まさにその通り

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    2025年02月11日
  • 夜間飛行

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    南米で郵便飛行機を運行する会社のオフィスとパイロットの1つの事件を取り巻く一部始終が描かれている。半日にも満たない、夕方から未明にかけての短時間のみで1冊が書かれており、特に後半はゆっくり読むとリアルタイムと同じくらいのペースで時が流れる、臨場感溢れる力強い作品だった。

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    2024年12月27日
  • 星の王子さま

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    純粋な心を持っているものには見えていないものを想像する力を持っている。
    大人の心を持っているものには生きていくために必要なことを理解することが出来る。
    お互いがお互いの心を理解し合うことは出来ないが、純粋な心を1度でも持ったことのある大人が子供に寄り添い、危なかしい道を選んでしまう子供を支える必要があると思う(自分には蛇の話がこのことを指しているように感じた)。
    肝心なことは目に見えない
    広く物事を捉えていきたい。
    もう一度読んだ時には、バオバブと蛇について再考したい。

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    2024年12月07日
  • 星の王子さま

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    めちゃくちゃ素敵な物語。何回でも読みたいと思った。
    特に大好きなフレーズがあるから書き留めておく。

    『きみがおれを飼い慣らしたら、おれときみは互いになくてはならない仲になる。きみはおれにとって世界でたった一人の人になるんだ。おれもきみにとって世界でたった1匹の……』

    世の中に溢れている人や物は、それが人だ、物だ、と認識することは出来ても、AさんもBさんも私にとっては、所詮はただの人であり、そこに認識の差異はない。
    しかし、例えば自分とAさんの間に、友達、恋人等というある関係性が生まれるとしよう。すると、私にとってAさんは、「世界でたった一人の私の友達あるいは、恋人のAさん」になる。それが素

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    2024年11月22日
  • 星の王子さま

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    めちゃくちゃ面白い、全人類読むべき

    面白い

    という言葉は、あんまり似つかわしくないかもだけど、面白すぎて面白い以外出て来ない。

    読み終わった後、
    だからどうなんだという気持ちと
    なるほど、、、そうかぁ〜う〜ん
    って気持ちになる。
    みんなの感想が聞きたいし、これを読んだからといって考察を考えても考えなくてもいいと思う。

    色んな解釈があると思うけど、どれも正解で
    色んな楽しみ方があるんだなぁと思える作品

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    2024年11月14日