サン・テグジュペリのレビュー一覧

  • 人間の大地

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    本文中の至るところに散りばめられた詩的イメージがいい。
    物語としては、「砂漠の中心で」が白眉であろう。自分も喉の渇きを感じながら夢中で読んだ。
    サン=テグジュペリの他の作品も読んでみたくなった。

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    2015年09月16日
  • 星の王子さま

    購入済み

    星の王子さま

    葉祥明さんの絵がとても素敵でした

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    2015年07月19日
  • 星の王子さま

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    ネタバレ

    2014/12/16 再読完了。
    「ボク」が「おれ」になったり「きみ」が「おまえ」になったり、「キツネ」が「きつね」になってりするだけで人物像がまったく変わってしまうのだなあと感心する。
    自分のことを「おれ」と言い、大人である相手のことを「おまえ」と呼ぶ推定4~5歳のクソ生意気なガキの「ちび王子」。
    この「ちび王子」のことが僕は大好きだ。
    今まで色々な訳者の翻訳を読んだが、やはり菅啓次郎版が一番しっくりくる。 「王子さま」より「ちび王子」。
    見事な翻訳である。
    浅岡夢二版は文学的、童話的であるが菅啓次郎版は漫画的と言ってもいいのではないだろうか。

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    2014年12月16日
  • ちいさな王子

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    ネタバレ

    サン=テグジュペリの「星の王子様」で有名ですが、訳者が違うのでタイトルが違います。訳も違うので、雰囲気が少し違うかもしれません。
    何か少し最後に悲しくなるのは、王子と友達になった飛行士の気持ちになるからかな?
    「大切なものは目に見えないんだよ。」
    「時間をかけて世話したからこそ、きみのバラは特別なバラになったんだ」
    もう一度心に響く言葉がいっぱいありますね。

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    2014年11月28日
  • ちいさな王子

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    ネタバレ

    別のバージョンで読んでいますので、
    実質再読となります。

    大人になれば、なるほど
    心はだんだんとすさんでいったり、
    知りたくもなかったものを知ってしまうもの。

    だけれども、本には、そんな素敵な時期を
    思い出させてくれる、不思議な力があります。
    そう、ちいさな王子のような、ほんとうに
    穢れのない目で見られる瞳。

    だけれども、彼には一つだけ、
    心残りがあったのです。
    恋をしていた生き物を、見捨ててしまったこと。

    世の中には、きれいごとではすまないことがある。
    だけれども、大事なものはある。
    それは、目には見えないもの。

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    2014年07月20日
  • 星の王子さま

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    この本を読んで、中学時代に自殺した親友のことを考えずにはおれなかった。
    彼もまた、訳者さんのいうところの”死を通じての帰還”を選んだ一人なのかもしれない。

    そう考えると、彼の自殺についての長年の謎が自ずから解消されたようにも感じる。

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    2014年03月03日
  • ちいさな王子

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    この訳者は『星の王子さま』の題名の反対派。タイトルの”petit”、つまり「小さい」という形容詞を重要視しているからだ。確かに、小さな星からやっていた、小さな王子の、小さな物語かもしれない。
    また、訳者は、この話の中で語り手が「おとぎ話みたいにはじめてみたかった。」とあるように、この話は、おとぎ話調、童話調ではない点を指針とした、とあとがきで書いている。とはいえ、様々な訳を読んだ中では、印象としては、おとぎ話風の印象を持った。
    もしかしたら、これが訳者のいう、第二の指針とした、この物語の「温かさ」、サン=テグジュペリという人物のぬくもりの現れなのかもしれないな。

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    2015年01月07日
  • ちいさな王子

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    愛読書は?と聞かれて自信を持って答えられるほど読んではいないが、確実に私の中で特別だと言い切れる作品だ。何度も何度も、小さな王子の言葉にはっとする。

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    2012年06月02日
  • ちいさな王子

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    KiKi の子供時代、とあるコマーシャルで「大きなことはいいことだ」というフレーズが使われたことがありました。  でもその後の価値観の変動の中で「大きけりゃいいってもんじゃない」という風潮が生まれてきて、今はその延長線上にあるように感じます。  でも、一度は大きい方に舵をとったこの社会はこの「大きい」と「小さい」のひずみの中で喘いでいる・・・・・そんな気もしないじゃないんですよね~。    

    でね、今回、この「小さな」「大きな」という対比の中に、KiKi は「大きな組織で動く効率的・合理的社会」というものを感じ取りました。  もちろんそれが「悪いこと」とは言い切れないんだけど(特に落ちこぼれ

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    2012年01月25日
  • 星の王子さま

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    「子供の頃に読んだ本を再読する」のがマイブームだったこの冬。その一環としてこちらも再読。
    ラストは会社帰りの地下鉄車内にも関わらず泣けてしまい大変でした。

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    2010年03月31日
  • 星の王子さま

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    子どもの頃に読まなかったから、27歳2ヶ月で初めて読んだ。自分が近頃ようやく知ったようなことがたくさん書かれていた。もっと早く読んでいたら、と思う反面、今読んだから沁みたんだと思う。

    花との関係。行動を見たら、すべて愛故のものだとか。それを僕は子どもで、分かってあげられていなかった!って王子さまの言葉。

    キツネとの関係。キツネがなつかせて!と再三頼んで、なついた上でお別れをする時。悲しいのが分かっていてなついたし、それでもやっぱり悲しい。でも無駄ではなかった、小麦畑を見て君を思い出せるから。

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    2025年12月14日
  • 人間の大地

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    郵便物を運ぶ小型飛行機のパイロットの思い出話、かなり実話。初期の飛行がどんなに危険で、命がけだったか良くわかる。しかし、暖かい。登山家や探検家とは違う。

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    2025年12月08日
  • 星の王子さま

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    なんだかんだで初めて読んだ。あのひとも、このひとも、目に見えてる限りでは、なんでそうなの?と疑問符を浮かべるかもしれない。けれどほんとうにそのひとが抱いてる思いや、大切なものは、目には見えない。じぶんも心で抱いて、相手の思いと絡めて、大切にしてみる。理解できないことや、思いも、自分にとっては重大なことでも、きっと理解できる抜け道はあるのかもしれないなあと。感じました。できれば、触れ合ったひとの気持ちや動機は、すこしだってわかっていたいもん。

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    2025年11月26日
  • 星の王子さま

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    改めて読むと難解だな。愛というのはその人がどこかで生きているという事実だけで、笑えるいうこと?その人が何をして、どんな思いをしているか考えると自分までもが嬉しくなったり悲しくなったりするということ?多分言おうとしてることはもう少し深いことなんだろうけどなー。歳を重ねるごとに読み返すと自分の成長が見えるかもしれない。

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    2025年11月16日
  • 星の王子さま

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    名作をようやく読んだ。
    王子さまの子どもだからこその視点、素直さ、鋭さにはっとさせられた。
    「いちばんたいせつことは目には見えない」
    普通なようで、意識はできていなかったこと。
    自分はどんなことが大切なのか、改めて考えたいと思う。
    王子さまとバラの関係性が素敵。
    挿絵が美しかった。

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    2025年11月16日
  • 星の王子さま

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    世界は広い、大人になったら視野が狭くなる、自分にとって大切なものは大切にしていたいと思った
    子供心を持って生きていたい
    こころが窮屈になった時に読みたい本
    いろいろ経験していいんだよーって思った

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    2025年11月06日
  • 星の王子さま

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    子供の頃には楽しい寓話として読んだ本作だが、大人になってあらためて読むと実に思索に富んでおり、星の王子様と交わす言葉の背景にはどこか悲しみが潜んでいる。身勝手でプライドが高いながらも、大切な花になぞらえた男女のやり取りに、王様や大物気取り、実業家といった俗物に対する視線。そして本当に大切なことは数ではなく、そして目に見えないものである。とてもシンプルながら胸を打つ言葉であるのだが、個人的にはこの言葉以上に「なつかせたもの、絆を結んだものには永遠に責任を持つ」という言葉が忘れられない。それこそが人と人の営みを端的に表した言葉であり、紐帯であり、連帯なのだろう。

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    2025年11月05日
  • 星の王子さま

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    実家の本棚にあったのを久しぶりに読んだ。
    最初は学生の頃に出会った本だが、その頃はなんだか意味がよくわからなかった。
    数年経って、様々な社会経験を通して、久しぶりに読んでみると、沁みる、、、。
    私もつまらない大人なんだなと思い知らされる。今からでも本当に大事なものに目を向け、少年と会話することはできるだろうか。

    【以下、読みながら思ったこと。】
    ・大人の想像力の欠如を指している。
    数字や肩書きで判断をしてしまう。
    →こんなのつまらないことだよね。
    大人の世界では、数字や肩書きで判断するのが楽なんだろう。相手の中身まで知るのには時間が要るから。
    とにかく大人は忙しい、忙しいってばかりだからね、

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    2025年10月27日
  • 星の王子さま

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    評価を知ってたから「良い言葉」を探しながら読んでしまってたのも王子さまからしたら情けない大人なのかなあー

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    2025年10月23日
  • 星の王子さま

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    ネタバレ

    2025/10/19再読終了
    大人の時間の使い方を振り返ってと子どもの頃の時間の感覚を思い出す
    美女と野獣のバラモチーフが好きだと思ってたけど、星の王子さまに出てくるガラスのおおいとバラがかなり印象に残ってたらしい

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    2025年10月19日