藻谷浩介のレビュー一覧

  • 藻谷浩介対話集 しなやかな日本列島のつくりかた

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    少子化の進む日本が抱える、商店街、限界集落、観光、農業、医療の問題について、現場のイノベータと「里山資本主義」の藻谷エコノミストの対談集。政府の白書や日経新聞を読んでいるだけでは見えてこない事実とソリューションに目から鱗。

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    2014年05月06日
  • 藻谷浩介対話集 しなやかな日本列島のつくりかた

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    「里山資本主義」が人気の藻谷浩介さんの対談集。日本の地方経済を立て直す取り組みの成功例。このような人たちがいることを頼もしく思う。中でも千葉県のユーカリが丘のまちづくりを行った「山万」という企業には驚いた。話を聞けばごく当たり前のことを言っているように聞こえるが、業界ではまったく誰もやらなかった非常識のオンパレード。それらがいちいち理にかなっていて、お客様の今だけでなく未来の幸せも見据えたものになっていて驚かされる。慧眼というのはこの事であろう。

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    2014年04月03日
  • 藻谷浩介対話集 しなやかな日本列島のつくりかた

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    「へーっ,日本にはこんなことをやっている人がいるんだ,こんな価値観もあるんだ」ってことに気づかせてくれる本

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    2014年04月02日
  • 藻谷浩介さん、経済成長がなければ僕たちは幸せになれないのでしょうか?

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    山崎さんの幸福論を藻谷さんの経済論が説明するような展開。藻谷さんの的確な論理が素晴らしい。
    SY(数字が読めない)だった自分に反省しながら、示された数字を吟味。日本のストックや豊かさがわかる。
    日本は文化を認められる国にならないといけない。
    先日読んだ池上さんとダライ・ラマ14世の本と共通する点だ。

    以下メモーーー>

    富山・福井は所得は高いがまちはお洒落ではなく、人通りも少ない
    →京都・大阪、金沢、東京に買い物に行ってしまう。
    徳島→神戸大阪へ

    延岡は九州で時間距離が一番遠い(空港から)



    経済成長と幸福度(実感)が違う4つの理由
    ①過程を積み重ねてつくられた経済成長率の計算が実態とずれてしまう
    ②経済成長率の計算が仮に正確にできたとしても、それは平均の話なので、そのなかにいる個人個人の富の増加ペーストはずれている。
    ③経済成長率が本当に高い地域に成長を実感できている人がいたとしても、そこで測っているのはフローであって、過去その人がどれだけストックを蓄積出来ているかという話ではない。
    ④経済的にストックがあってかつ成長していたとしても、その人が人間的に幸せになれるとは限らない。

    マクロ経済学は平均で全てを語れるというイデオロギー

    フローの年収があるポイントを過ぎればそれ以上伸びても実感はさほど伸びない

    税収がない→貧乏ではない
    どの自治体も半分以上は国からの金
    一部は国や県が持っていく仕組み

    税収がいい→国にとられる→ストックがない

    お金で住む場所を決めたら鳥取県の人はみんな大阪に移住

    2011年も輸出は殆ど落ちていない
    燃料の輸入で1割輸入額が増え僅かに赤字
    所得黒字=外国へお金を貸したり投資をしたりの配当
    は14~16兆円/年間の黒字(16兆=3.11の被害額相当)

    日本は海外との競争で負けて追い詰められている
    →根拠不足の脅迫概念

    対中国、韓国、米国で国際収支でずっと黒字。
    貿易収支で赤字なのはスイス・フランス・イタリアなど
    高度な消費が文化を生み、文化がお金を稼ぐステージ


    ブータンの幸福論を取り入れたら?
    日本人は他人が下がると自分が上がったと思う
    →互いに相手を落とすかもしれない

    平均点の高いクラスに入っても平均点を下げるだけ

    マイナス成長という言葉
    成長しないといけないのか

    「経済成長がなければ私たちは豊かになれないのだろうか」
    ラミス氏は2000年に「放射能つきのユートピア」という言葉を登場させている

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    2014年03月04日
  • 金融緩和の罠

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    あとがきにあるように,(結果的に)あまりにもタイムリーな本。デフレの主たる理由が生産年齢人口の減少であることを二人のインタビューイーが指摘している。おそらくこれが「デフレ」の真実なのだろう。小野氏は,「お金そのもの」が持つある種の魔力を考慮せずには,経済政策は成り立たないと指摘する。その指摘は自分の実感ともよく重なり,説得力のあるものだ。
    現政権の経済政策の「突然死」が危惧される。

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    2013年05月16日
  • 藻谷浩介さん、経済成長がなければ僕たちは幸せになれないのでしょうか?

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    最近の日本の、特に地方の地の魅力とマクロ指標が指し示すこれからの日本人の気持ちの持ち方を、お金の使い方を、わかりやすく、シンプルに伝えてくれる本。
    藻谷浩介さんが前面に出た本のようにも感じるが、山崎さんの想いがそれを覆い包んでいて、不思議な一体感を感じる。

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    2013年05月13日
  • 藻谷浩介さん、経済成長がなければ僕たちは幸せになれないのでしょうか?

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    山崎さんのような仕事をされている方でさえ「儲けたい」とは思う(金銭的なことを含んだ、多様な意味において)わけで。

    「儲けた」という実感を主観ではなく、数字に置き換えたデータでもって「幸福論」として定義し、一個人として実感しなおし、またそれがあることによって共有化が図られる・・・なんてことは全然書かれていません。

    どうやったら幸せになれますかね?お金はあんまり無いんですけど。

    っていう、全国のチョイ貧乏人、チョイ貧乏自治体。
    それらに対して、藻谷さんがわかりやすく説明し、さらなる学習のための道をほんのちょっと見せてくれる、ユーモアたっぷりの対談が載ってる。
    そんな本です。

    安心して読み進めながら、各種データには真剣に目を通しましょう。藻谷さんの話は笑いながら何度も読み返しましょう。

    そんな本です。面白かったです。

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    2013年03月09日
  • 藻谷浩介さん、経済成長がなければ僕たちは幸せになれないのでしょうか?

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    地元愛が生まれる本。
    海士町には行ってみたい。
    そして地元の子供たちを連れて行きたい。
    同じ離島でも甑島は地元を愛していなかった。
    良かった時代を引きずって、後悔ばかり聞かされた。
    徳之島は元気だった。
    しかし住んでみたいのは甑島だったのはなんだったろう?

    人口政策は古いといった恩師の言葉も思い出した。
    藻谷さんの話は非常に面白いし、とても良い本だった。

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    2012年09月18日
  • 藻谷浩介さん、経済成長がなければ僕たちは幸せになれないのでしょうか?

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    対談のネタになった場所が鹿児島のマルヤガーデンズだったので、県民としては非常に楽しく読めました。
    (時に爆笑しながら!!)
    経済成長と地方の幸福感は比例しないということが、現場から良くわかる一冊です。

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    2012年07月23日
  • 藻谷浩介さん、経済成長がなければ僕たちは幸せになれないのでしょうか?

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    なぜまちづくりやコミュニティ活性化をしなければならないかを考えた時に、「経済」について考える事は欠かせない中で、いまいち腑に落ちる論理のプロセスが見つからないでいた。藻谷さんの定量的なデータをもとにわかりやすく解説されているので非常に参考になる。

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    2012年07月18日
  • デフレの正体 ──経済は「人口の波」で動く

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    数字との向き合い方。現象を分析する姿勢を学ぶ事が出来た。「対前年同期比ばかり見て絶対数を確認していないために、全体の構造が見えてこない」等のあらゆる分野に有益な指摘に富む。数字との向き合い方という意味で、「世論の曲解」とあわせて読む事をすすめる。

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    2026年06月25日
  • デフレの正体 ──経済は「人口の波」で動く

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    「そうだったのか!」という目ウロコ本。提言も具体的で納得感が高い。「難しく考えて簡単な答えを見落としてしまう」「本質を捉え損ねて効果の薄い打ち手を乱発してしまう」というのは日々の仕事で自分もやりがちなので、他山の石としたい。オススメの一冊。

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    【読書メモ】

    ●経済を動かしているのは、景気の波ではなくて人口の波、つまり生産年齢人口=現役世代の数の増減だ。

    ●日本は、中国任せるものは任せ、フランス、イタリア、スイスを追って高級品分野にシフトしていくべきなのです。だって、ハイテク分野では日本にかないっこないフランスやイタリアが、人口でも半分ほどしかない彼らが、ブランドの食料品と繊維と皮革工芸品を作ることで、日本から貿易黒字を稼いでいるんですよ。東北地方と大差ない人口のスイスなんか、医薬品に高級時計なんかもあって、人口比で見ればはるかに大きな黒字を稼いでいます。日本だってアジア相手に同じことができるんです。

    ●第一に地域経済を左右するのは何と言っても雇用の増減(就業者数の増減)であり、第二に失業率だの有効求人倍率だのは定義上も現実にも必ずしも雇用の増減とは連動しないものだからです。

    ●「生産年齢人口減少」と「高齢者激増」の同時進行を、「少子高齢化」というズレた言葉で表現する習慣が、全国に蔓延しています。ですが「少子高齢化」というのは、少子化=子供の減少と、高齢化=高齢者の激増という、全然独立の事象を一緒くたにしているとんでもない表現であり、「子供さえ増やせれば高齢化は防げる」というまったくの誤解の元凶にもなってしまっています。さらには最も重大な問題である「生産年齢人口減少」を隠してしまってもいますね。

    ●「少子化」といえば「出生率の低下」だと思っている人が非常に多いのですが、そうではなくて文字通り子供の減少、つまりは「出生数の減少」こそが少子化です。そして「出生率の低下」というのは、少子化が起こる二つの原因の一つにすぎません。もう一つの原因が親の数の減少、正確には出産適齢期の女性の数の減少です。こっちは出生率とは違って後でいじることができません。ちなみに最近の日本で起きているのも、正にこの「親の数の減少」による「出生者数の減少」でして、少々出生率が上がったくらいでは改善は生じません。

    ●株主資本主義なるものは、短期的視野の株主と長期的視野の株主を同等に扱うという現状のやり方を放置している限り、GDPの停滞ないし減少を不可避的に招くのです!

    ●日本の産業は、付加価値額を上げる方向に、人減らしではなく商品単価向上に向け努力するべきなのです。その結果として生産性が上がるのです。

    ●現在の先進国において絶対的に足りないもの、お金で買うこともできないのは、個人個人が消費活動をするための時間なのです。

    ●では日本経済は何を目標にすべきでしょうか。「個人消費が生産年齢人口減少によって下ぶれしてしまい、企業業績が悪化してさらに勤労者の所得が減って個人消費が減るという悪循環を、何とか断ち切ろう」ということです。

    ①生産年齢人口が減るペースを少しでも弱めよう
    ②生産年齢人口が該当する世代の個人所得の総額を維持し増やそう
    ③(生産年齢人口+高齢者による)個人消費の総額を維持し増やそう

    ●第一は高齢富裕層から若い世代への所得移転の促進、第二が女性就労の促進と女性経営者の増加、第三に訪日外国人観光客・短期定住客の増加です。

    ●それでは、企業に何ができるのでしょう。一言で言って、年功序列賃金を弱め、若者の処遇を改善することです。特に子育て中の社員への手当てや福利厚生を充実すべきなのです。彼ら若い世代にはたとえ大企業の社員であっても金銭的な余裕はありませんから、手取りが増えた分は使ってくれますし、休みが増えた分は消費活動にも回してくれます。・・・現在進行しつつある団塊世代の退職によって結構な額が浮いてくる人件費を、なるべく足元の益出しに回さずに(利益を出せば出すほど配当などの形で、あなたの商品を買いもしない高齢富裕層に還元されてしまいます。)、若い世代の人件費や福利厚生費の増額に回すということです。

    ●成功のカギは、①高齢者の個別の好みを先入観を排して発見すること、②高齢者が手を出す際に使える「言い訳」を明確に用意することに加え、③多ロット少量生産伴うコスト増加を消費者に転嫁可能な水準以下に抑えること、になります。私はこの③を「値上げのためのコストダウン」と呼んでいます。

    ●格差是正ではなくて、一定の絶対水準以下に落ち込んだ社会的弱者の、人間としての最低限のラインまでの救済こそが必要です。当然そこまで落ち込んでいない人との格差は残りますが、少なくとも「貧富の差に関係なく受けることのできる教育と平均寿命は違わない」というようなところが目指すべき水準になるのではないかと思っています。

    ●反証がないことだけを暫定的に信じる、明確に反証のあることは口にしないようにすることが、現代人が本来見につけておくべき思考法です。実際には世の中の多くの事象は証明されていない(証明不可能な)ことなのですから、反証があるかどうかを考えて、証明はできないまでも少なくとも反証の見当たらない命題だけに従うようにしていれば、大きな間違いは防げるのです。

    ●今の日本に本当に大事なのは、仕事と称して縮小する市場相手に死に物狂いの廉価大量生産販売で挑むことではなく、家庭を大事にして再び子供が生まれやすい社会にすることでしょう。その重要な責務を、女だけに担わせて男は担わないというのは、時代錯誤も甚だしい。仕事が大事で家庭が後回しというのは、今世紀の日本ではもはや社会悪のレベルに達した考え方です。

    ●日本で女性の就労を進めるには、さらに三つの壁があります。それは、①男の側の心の壁(「自分は女ではない、男である」ということを誇りに思うよう躾けられてきた一部男性の「人格形成不全」)、②女の側の心の壁(女が頑張ると女が足を引っ張るというさみしい現象)、そして心ではなく③現実の壁(働く女性の代わりに家事を誰が分担するのか)、の三つです。心の問題に関しては、若者への教育を改善しつつ世代交代を待つしかないともいえますが、最後の問題については、明らかに心強い援軍が存在します。企業社会から退場しつつある高齢男性です。彼らが社会人として蓄積してきた能力と手際を持って、若い女性の代わりに家事に当たれば、その分彼女たちは所得を得て経済を拡大することができ、高齢男性の側も賞賛を得ることができます。

    ●私は「努力できるのにしない人間をそれなりに締め上げること」は必要だと思っていますが、「努力できる、できない」を「結果から一律に判別する」のはそもそも難しいと思っています。さらには、医療福祉や教育といった、個人の生存権や次世代の機会均等に関係する部分を締め上げに使うことは反対です。

    ●高齢者の激増に対処するための「船中八策」
    1)高齢化社会における安心・安全の確保は第一に生活保護の充実で
    2)年金から「生年別共済」への切り替えを
    3)戦後の住宅供給と同じ考え方で進める医療福祉分野の供給増加

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    2019年01月16日
  • デフレの正体 ──経済は「人口の波」で動く

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     経済変動を人口構成の変化でうまく説明する藻谷氏の新著です。
     今のデフレや不況をうまく説明するのは「労働力人口の減少」と明示され、改めて納得しました。
     前著の「実測!ニッポンの地域力」でも明らかでしたが、これを北海道にあてはめれば大体の景気動向は解ってくるのではないでしょうか。
     そこからちょっと発展させて商圏を仮定して(例えば石狩市は独立した商圏ではなく、札幌圏、など)今後数十年の人口動態予測と重ねれば小売業、飲食業など、個人消費関連の産業のマーケット規模は大体解るのではないでしょうか。

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    2019年01月16日
  • デフレの正体 ──経済は「人口の波」で動く

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    現在日本で起こっているのは、100年に1度の不況といった景気循環の話ではなくて、2000年に1度の生産年齢人口の減少といった構造的変化であるということ。高齢者激増(超高齢化)、生産年齢人口(現役世代)減少、少子化(出生率低下×出産適齢期人口減少)は、日本国内に満遍なく恐るべき変化をもたらしていること。景気の波より人口の波。その人口の波に飲み込まれておぼれてしまうのではなく、能動的に乗りこなす意志と実行力が本当に重要。

    (3つの目標)
    ①生産年齢人口が減るペースを少しでも弱める
    ②生産年齢人口に該当する世代の個人所得総額を維持し増やす
    ③個人消費の総額を増やす

    (処方箋)
    ①高齢富裕層から(消費性向の高い)若年世代への所得移転
    ・団塊世代の退職で浮く人件費を若者の給料へ(年功賃金を改善し、若者の処遇を改善、手当てや福利厚生の充実。エコへの配慮と同じ感覚で自発的に取り組むこと。
    ・利得と建前の言い訳付与と値上げのためのコストダウン
    ・生前贈与の促進
    ②女性就労の促進と女性経営者の増加
    ③訪日外国人観光客・短期定住客の増加

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    2019年01月16日
  • 藻谷浩介対話集 しなやかな日本列島のつくりかた

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    商店街、過疎集落、観光、農業、医療、鉄道、不動産開発というそれぞれのテーマについて取り組んで来た面々との対談。今後の地域創生に必要なことが詰まっている感じ。

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    2026年10月05日
  • 日本の進む道 成長とは何だったのか

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    “本当に頭がいい人ってこういう人なんだろうなぁ”なお二人の対談。

    基本的に、藻谷さんが切り込み、養老先生が適当に(自然体で)応える流れだった。

    必定の「南海トラフ大地震」への期待(?)にモヤモヤ感が残ったが、読後感は明るい。

    「いまの日本人にも楽しく暮らすことができないはずがないと思っています (p198)」

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    2026年09月16日
  • 和の国富論

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    久々に藻谷浩介氏の本を読んだ。対談形式でそれぞれバラバラのジャンルだが、著者の受け止め方や考え方が根底にあるため、とても気持ち良く読めた。

    超長期思考の林業、自然のうねりに大きく影響される漁業は衰退が心配される業界である。生活や食文化の多様性を長い時間をかけて育んで来た我々日本人も市場経済に翻弄されてきた。本当に良いものを愛し、非日常と日常(ハレとケ)を使い分けるような豊かさを身に着けたいと感じた。これは第一章、第二章の感想だが、その後も本当に面白い。

    養老孟司との最終章の前書きで養老孟司を、一つを極める中から森羅万象の構造を解き明かし始める人と評した部分があるが、この本に出てくる人達は皆さんそういう方ばかりである。

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    2026年02月22日
  • 誰も言わない日本の「実力」

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    特に経済の関しての記述には、納得させることが多かった。
    それぞれの記事の後に、時おり自画自賛のコメントとともに付された「解説」は蛇足である。

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    2025年10月19日
  • 里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く

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    当時、アベノミクス批判として話題になった一冊だと思う
    バイオマス発電を主役になる、する必要など全くないと思うが、GDPに寄与しない経済システムが存在することは問題ないと思うし、サブシステムとして、と書かれている。
    マネー資本主義のなかで地方再生などはないだろう。
    全国一律とか平等とかいう発想を捨て、面倒ではあるが、
    各地域にあったきめ細かな方策を立案する手間こそが地方再生の一手であるように思った。

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    2025年07月23日
  • 誰も言わない日本の「実力」

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     題名がどうも右翼っぽくて、著者らしくないのが気になったが、オーディブルなので聞いてみたがとても良かった。やはり藻谷浩介は空気を読んで無難なことを書く俗物ではなく、全体を俯瞰して必要なことを語る知識人である。デフレの正体のヒットにより有名になった人であり、アベノミクスの間違いを最初から一貫して指摘していた人である。この人が現在の状況を江戸末期の世襲的な身分制によって硬直し、変革ができなくなっていた江戸幕府と現在の政府をその類似性を指摘しているのはその通りだと思う。そして当時と最も異なるのは、そのことを指摘して変革しようとする側の人材不足だ。制度疲労を起こしているのが明らかな社会保障制度や「政権交代が起こらない民主主義」、平等な自由競争が起こり得ない生まれながらの富の偏在、年寄りばかりが増える東京の人口増加など、本当の問題を取り上げようとする力は働かない。
     この本の題名が、現状を肯定するのではなく、本当は変革する実力があるのに、問題を直しようとしない多くの日本人に向けた題名なのだった。1917年頃からの評論集であるが。これは過去を振り返る意味でも読む価値のある本だと思います。

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    2025年06月01日