藻谷浩介のレビュー一覧

  • 藻谷浩介対話集 しなやかな日本列島のつくりかた

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    専門の分野とそうでない分野とあって、大変勉強になった。特に農業。最近若者が農業に従事する機会が増えてるが、地元住民と衝突したりなど続かないケースが多いってこと。農業は太陽などの自然エネルギーをいかに効率良く食物にするかが重要な事とか、あんまり知らなかったので、いかに自分が無知であるかをよくよく知らされた。今の日本は閉塞感が漂っていて、まだ始める前からもうダメだと自分達で思い込んで、自滅してしまうケースが多いけど、まだ日本は捨てたもんじゃない、これからが勝負なんだと思って物事に取り組む事が重要らしい。私は医療分野に携わっているので、まずは自分の分野から。

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    2016年02月21日
  • 藻谷浩介対話集 しなやかな日本列島のつくりかた

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    様々な分野で現地で動いてる人の声が読めて、非常に有益だった。ただ、対談の中での藻谷さんの発言の割合が高かった気が。もう少し、対談者の発言を読みたかったかも。

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    2015年09月09日
  • 藻谷浩介対話集 しなやかな日本列島のつくりかた

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    20150809 何が幸せなのか。追うものの違いで結果がこんなに変わってくるという事。自分の頭で判断していかないと。結果は自分で責任持つ事になるのだから。

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    2015年08月09日
  • 藻谷浩介対話集 しなやかな日本列島のつくりかた

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    農業、医療、観光、鉄道、起業、街づくりの分野の素晴らしい人材を選び出して、それぞれの本音を引き出している好著だ.どの話も良かったが、特にスイスの小さな街で素晴らしい観光資源を作り出している山田さんの事例が秀逸だ.

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    2015年04月17日
  • 藻谷浩介さん、経済成長がなければ僕たちは幸せになれないのでしょうか?

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    コミュニティーデザイナーの山崎亮氏と日本総研の藻谷浩介氏による対談から生まれた本書。
    経済成長というのは一つの指標であり、それに比例して幸せになるとは限らない。
    4章のタイトルにある通り、まさに「幸せは計るものではなく、実感するもの」ということだろう。
    ただ、ブータンのように国民の幸福度が高いといわれている国は、発展途上であるからこそなのかもしれない。
    つまり、高度成長期を経てモノの溢れる時代を経験する前の日本人は、今のブータンの人々と同じような感覚だったのかもしれない。
    ブータンと日本の違いは、モノの豊かな時代を経験し、物欲というものを実際に体感しているかどうかだ。
    「物欲まみれ」というステ

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    2014年10月18日
  • 藻谷浩介対話集 しなやかな日本列島のつくりかた

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    最近流行りの著者の本を一冊とおもい、手に取った。
    著者と対談相手のそれぞれの専門分野の課題に対するリアリストな一面が感じられて思った以上に面白かったし、勉強になった。

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    2014年07月10日
  • 藻谷浩介対話集 しなやかな日本列島のつくりかた

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    商店街や限界集落、観光といった「地域活性化」とひとくくりにされがちな話題について、それぞれ地域課題に直面している方々と藻谷浩介さんとの鼎談をまとめたもの。

    各論においてその活動の正当性や将来予測、そして議論の妥当性について、データに基づいた客観性のある対話を心掛けているのはさすがといったところ。一方で対話形式の限界といえばそれまでだが、否定的な論理や疑問が出てこないために予定調和的に感じられる。

    その辺りは各論者の著書を読むなり、活動を深掘りしろという話なのであろう。いずれにしても「地域活性化」というバズワードに関心のある人は、とっかかりとして読むことをおススメする。

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    2014年07月02日
  • 里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く

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    地方力の活用ってことかな

    一言で言ってしまえば、地方力の活用ってことかな、と思いました。
    本書で取り上げられている個々の事例、オーストリアのCLTや真庭のバイオマス発電などは、テーマとして面白いです。地方には地方でしか成しえないイノベーションがあって、それをうまく使って生き延びていこうということですね。

    別に「マネー資本主義との決別」って大上段に振りかざす必要はないと思うけど、これから人口が減少していく日本でかつてのような経済成長を夢見ることはできないのはまぎれもない事実なんですから。

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    2014年04月14日
  • 藻谷浩介さん、経済成長がなければ僕たちは幸せになれないのでしょうか?

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    対談本は内容が薄くて好きではないが、この本は学ぶべき要素がつまっていた。経済成長率はフローしかみておらず、ストックは測れない。地域のストックは人材、自然、つながりなどのソーシャルキャピタル。このストックを活かして幸せに暮らし続けれるのであれば成長は必要ない。里山資本主義につながる前提となる価値観に感銘を受けた。

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    2014年02月28日
  • 金融緩和の罠

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    ■生産年齢人口の総人口に占める割合のピークは、日本は1990年頃、アメリカ、アイルランド、スペインは2005年頃、中国は2015年頃。
    ■中央銀行ファイナンスによる追加財政、すなわちマネタイゼーション戦略は、当初は高めの実質成長率、低いインフレ率、やや高めの名目成長率、低い長期金利、リスク資産価格の上昇が観測され、バブル的な様相が強まる。しかし、その後は、低い実質成長率、高いインフレ率、高めの名目成長率、リスク資産価格の下落が訪れる。
    ■人は、お金そのものが欲しい。純粋に、今お金があるからあれもこれもと実感できて嬉しい。
    ■完全失業者は300万人前後。彼らを100万人雇うためには消費税を数パー

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    2014年01月08日
  • 金融緩和の罠

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    昨今言われている金融緩和で日本経済は打破できるのか?
    これについて、3人のエコノミスト・経済学者へのインタビュー形式で書かれています。

    セオリーベースではなく、ファクトベースで判断するのは、何も経済学だけに限ったことではありません。その重要性にもきづくことのできる1冊です。

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    2013年05月02日
  • デフレの正体 ──経済は「人口の波」で動く

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    ネタバレ

    あとがきに書いていますが、
    「経済を動かしているのは、景気の波ではなくて人口の波、
    つまり生産年齢人口=現役世代の数の増減だ」
    というのが、この本の要旨です。

    前半部では、具体的な数字をもとに、
    国際競争の面や地域間格差など、よくよく言われていることを
    バスッと斬って捨てます。それも、論理的に、盲を開くように。
    中盤は、人口の波について。つまり現役世代が減るために、内需が減るのです、
    ということを丹念に語ってくれます。
    後半部は、筆者の提案です。

    以下、ツイートから。
    ___

    生産性向上の名の下、機械化したりして一人あたりの仕事量を増やし、
    退職者をつのり人件費を削ったところで総体的にみ

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    2025年06月22日
  • 藻谷浩介さん、経済成長がなければ僕たちは幸せになれないのでしょうか?

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     P182「儲ける」が、お金のことしか意味しなくなったところにも、経済成長至上主義が感じられる。
     田舎に必要なのは駅前のスターバックスではなく、山奥のカフェだ、ということを最近の経済統計を用いつつ説得力溢れる解説で訴える。経済成長率という指標には現れないソーシャルなストックの重要性がよくわかった。よく経済成長と地域活性化はそぐわないという問いは、「『みんなが幸せに暮らすため』という目的を忘れたお金だけの成長の議論は、実はすべて極論になってしまう」。
     経済指標のロジックに惑わされてはいけない。現実に生きている人たちの幸福感は全く反映されていない。「真実を理解するには一つひとつをちゃんと考えて

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    2013年03月29日
  • 藻谷浩介さん、経済成長がなければ僕たちは幸せになれないのでしょうか?

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    私たちが充実した暮らしを送るには、経済成長率という物差しが必要なのか。全国の実状を知る地域エコノミストとコミュニティーデザイナーの対談から、その答えのヒントを得る。

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    2013年03月27日
  • 藻谷浩介さん、経済成長がなければ僕たちは幸せになれないのでしょうか?

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    ネタバレ

    経済学のうわべ、一般論だけをなぞっただけではわからない、
    数字の意味や統計のからくり、そして現実との擦り合わせ。

    今後、日本の地域社会を考える上で、
    地域経済、国の成長、地域の成長やストックについてどのように捉えるべきか、
    今後20年の課題として何を考えるべきか、
    何を指標としたどのような地域づくり、社会づくり、国づくりを目指すべきか。



    一つ確かなのは、
    確固とした指標やものさしも、あるわけではないということです。
    地域が抱える問題はそれぞれだし、
    今後の日本の未来だって誰かが正確に占えるわけではないのですから。
    良い本です。

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    2013年03月15日
  • 藻谷浩介さん、経済成長がなければ僕たちは幸せになれないのでしょうか?

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     金持ちはそれだけで幸せか?そんなんではないと思い始めた僕。お金は確かに必要さ。でもぼくは必要な分の少し多めにあればいいと思うんだ。必要以上の銭を稼ぐためにあくせく働くよりも、持っているお金を使ってみんなで楽しく生きていった方がいいんじゃないかな。

     という仕事を実践している山崎さんが街づくりで関わった地域の人たちの生き方に、経済学者の藻谷さんがコメントをつけてわかりやすく山崎さんの思考に迫ります。

     読んでください。

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    2013年01月19日
  • 藻谷浩介さん、経済成長がなければ僕たちは幸せになれないのでしょうか?

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    人って比較しないと生きられないのかなあと 思った。
    国の経済成長が 去年より劣っていても、
    個人個人の幸福度が、去年より高まっていれば、いいんだよね。
    でも、やっぱり昨年比で経済が縮小しましたとかいうニュースみると、
    不幸感ただよるし、 んー。。。 
    もっと、自分のやっていることに自信を持っていこう
    上記のような感想がでる、そんな本

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    2012年10月17日
  • 藻谷浩介さん、経済成長がなければ僕たちは幸せになれないのでしょうか?

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    社会の「財」の捉え方。
    フローとストックの総体で評価すると言う事。
    グローバリズムと自由化を「僭称」する新自由主義者へのリージョナルな世界からのカウンターとし実践の可能性。
    手をつなぐべきは誰なのか。
    闘いの思考にはかかせない視点を含んだ良書。

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    2012年09月18日
  • 藻谷浩介さん、経済成長がなければ僕たちは幸せになれないのでしょうか?

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    ネタバレ

    自分がいわゆる地方出身、現在都市部に住んでいるので、今後の人生を考えさせられる一冊でした。


    都市部にはおもしろい事が多数ある反面、暮らしにくい部分も多々あり、今後今以上に地方が発展し、日本に多様性が生まれ、おもろい国になるチャンスがあるのかなと、明るい未来を想像したくなる一冊でした。

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    2012年09月04日
  • 藻谷浩介さん、経済成長がなければ僕たちは幸せになれないのでしょうか?

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    地域のコミュニティデザインをしている山崎亮と、藻谷浩介の対談。

    経済成長し続けないと、果たして幸せになれないのでしょうか??
    地域には経済の数字に表れない豊かさやストックがある、と言うことを、一つづつ数字を見ながら丁寧に説明してくれます。

    隠岐の島の高校留学などかなり魅力的です。行くのは子どもだけど・・。

    日本が老人的鬱の論調に包まれている中、前向きになれる爽やかな一冊でした。

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    2012年08月20日