藻谷浩介のレビュー一覧
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資本主義とか政治とか年金とか
日頃なんとなく感じている「将来への不安」
そういったものに対して
新たな考え方「里山資本主義」
=コストや環境負荷を抑えた経済(物理的に持続的)
=手触りのある経済(精神的に持続的)
が必要ではないかと投げかけていると受け取った。
ここ数年でSDGsがCSRの枠組みを越えて、SDGs達成に貢献しなければ企業として傾くという水準までになっている。
そのようななか、個人的にはきっと本書のような生き方、経済がスタンダードとなる時代が来るのだろうと思うし、自分もそのような考え方にキャッチアップしていきたい。
確かに筆者は要するに「自然の中でで人との繋がりのある金銭消費 -
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鳥取県にある邑南町。高齢化率43%で主要産業は農業。
A級グルメの街。
筆者は邑南町の公務員の寺本英仁さんとの対談を通じて、地方の魅力や東京一極集中の怖さを説く。2020年秋頃の出版なので多少古い部分はありますが、東京一極集中の怖さは変わらないと思いました。疫病が発生したら逃げ場のない状況は特に映画の様なパンデミックを想像してしまいます。
邑南町については人口1万人あまりの街だからこそ、ひとの顔が見えてくる。
本作では日本のコロナ禍という事で日本全体を一括にすることに警告を鳴らす。地方の方が人口の制約もありコントロールしやすいのかもしれません。
また地方では医療崩壊が起きにくいことも、人の顔 -
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「地域エコノミスト」という肩書きを持つ著者による、目の付け所がフツーとは違う旅行記の第2弾。
旅に出るのも難しい昨今、こういった本でイメージを膨らませるのも楽しい時間でした。
本著は旅行記ながら、5章のそれぞれにテーマがあり、例えば第1章は「途上国問題」で、ラオス、東ティモール、パラグアイの3か国をめぐる中で、これらの国が今後成長できるのか?を考えています。
著者は街を歩きながら「お金の出元、出先」や「格差」その他の制約条件を見つけ出していきます。確かに、ODAでお金が入ってきても、海外ブランド品を買って流出させるだけなら成長には繋がらない訳で、国家としてどうしたいのか、何をコアにするのか、 -
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個人的には、東京を脱出してというか、日本脱出を10年ぐらいやっていたが、
日本にも、世界にも、自分にとって最高の場所はないと思う。
どこに住んでも、本人の心持ち次第で、地獄にも変わるし、天国にも変わる。
コロナ禍で、人口過密都市は、様々なリスクがあると思うが、
日本自体が、世界の大地震の2割が発生する自然災害王国だから、
様々なリスクから避けられる場所は、日本にはない。
リスクを考えたら、まともに生きることができないだろう。
沿岸部は津波の被害、山間部は土砂災害、平野部は、洪水と、
安全、安心な場所は存在しない。豊かな海や山があるというのは、
いつか必ず災害が起こるということである。
私 -
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Posted by ブクログ
なかなか行けない国に弾丸旅行で訪れ、首都を歩いてその国の経済、社会について考えるという著者。たしかに数時間ほど首都を歩いたくらいではその国のことをわかるはずもないが、そこは著者も認識したうえで、自身のエコノミストとしての知見を活かしながら、さらにネットやガイドブックでその国の概況を調べているので、本書に書かれている内容は、かなりリアルで鋭いものになっているように感じた。
本書は第二弾ということで、ラオス、東ティモール、パラグアイ、ニューヨーク、旧ユーゴ諸国、アルバニア、ルクセンブルク、アンドラ、モナコ、ニース、レバノン、ヨルダンが紹介されている。