藻谷浩介のレビュー一覧

  • 藻谷浩介対話集 しなやかな日本列島のつくりかた

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    藻谷浩介さんの「里山資本主義」を受けて
    新潮45で行った対談をまとめたもの。
    人選が、新潮の新書を出している方を選んだのか、
    藻谷さんとのからみがイマイチのひとが散見される。
    もちろん深い議論がされているひともいるのだが、
    そのひとは新潮の新書を出していなかったりと
    出版社側の事情がかいま見えるのが残念。
    しかし、「里山資本主義」が中国地方の事例が多かったので、それを補うという点で一読の価値ありか?
    もうすこし造本や図や写真など編集を丁寧にして欲しかったな。

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    2014年12月25日
  • 金融緩和の罠

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    マクロ経済学の骨格を外すような話をするので、学者を始め、各方面から揚げ足取り的な批判をされている各論者たち。しかし、三者に共通する、過度な金融緩和は、現在の日本において、根本的な解決策になることはないという点はとてもしっくりくる。生産世代の減少、将来への不安、社会の成熟化による物的需要の減少、に対応した構造改革を含めた施策が必要だ。これらの問題の解決が無いままの金融緩和は、国の信用を損ね財政破綻に陥る危険性がある。アベノミクスでいうと「第3の矢」である成長戦略がめっちゃ大事という事かな。とても面白かった。

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    2013年09月19日
  • 藻谷浩介さん、経済成長がなければ僕たちは幸せになれないのでしょうか?

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    経済成長以外にも、幸せになる方法はある。日本はそういった選択肢を持っている。自分にとっては何が幸せなのか考えさせられる。

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    2013年08月04日
  • 金融緩和の罠

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    一人のインタビューアが、リフレ反対派の3人に一人づつインタビューをしていくという形式。この点の本は主張がバラバラとアチコにに書かれていてポイントがわかりづらいという特徴がある。

    一人目の藻谷浩介氏はリフレ派に否定された大ヒット作『デフレの正体』で言わんとすることを再度主張。数年前に読んだ時には、日本の『現役世代を市場とする商品の供給過剰による値崩れ』の原因は『15歳から64歳までの生産年齢人口の減少』にあるという氏の主張の分かりやすさに大いに納得したものだ。ただその後多くの『リフレ派』に、その主張が経済学的検知から間違っている、『デフレ』の定義を勘違いしている、高齢化が進んでいる他国でもデフ

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    2013年04月29日
  • 藻谷浩介さん、経済成長がなければ僕たちは幸せになれないのでしょうか?

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    ネタバレ

    そう、幸せってなんだっけ。
    経済成長がなくても幸せにはなれるんでしょうけど、そこは最低限、明日の生活が保障された上での話。
    だけども全国のいろんな地域で町づくりに励んでいる人がおるってことが、しかも楽しみながらやっとるってことが、なかなか嬉しい。
    突っ込んだ話はないけども、興味深い話が多かった。

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    2013年01月26日
  • 藻谷浩介さん、経済成長がなければ僕たちは幸せになれないのでしょうか?

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    物事の表面をなでるような対談が続く。
    著者に興味があったので手に取ったが、経済とはどのようなシステムなのか、その”ありよう”を問いかける内容だった。両氏がどのような人物なのかを知るには、良いきっかけになる本だと思う。

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    2012年09月25日
  • 藻谷浩介さん、経済成長がなければ僕たちは幸せになれないのでしょうか?

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     なんとなく、わかったようなわからないような結論の本。もちろん、藻谷さんは、経済成長がなくたって幸せになるといったような感じで話している。

     自分だったらこう説明する。

     経済成長の前提のGNPというのは、技術的な微妙な差を無視すれば、国民のその年の所得合計額。

     この所得合計額というのが、日本は生産年齢人口が減少するというマイナス要因、イノベーションが起こりにくくなっていることなど、かなり深刻な理由で伸びなくなっている。これを無視してのばそうとしてもかなり難しい。

     その中で、所得を維持し、もしかしたらマクロでは微減する中で、これまで先輩、自分たちがつちかったストックを活かして、幸せ

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    2012年07月16日
  • デフレの正体 ──経済は「人口の波」で動く

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    まだ読みはじめ中だが、かなり面白い。
    日本は不景気だといいつつも貿易収支はここ20年で5倍も増えている。
    内訳はアメリカ、EU,周辺アジア諸国である。
    一方、この不況はコストダウンによる内需の低下で、賃金の低下を招いている。
    周辺の国々が豊かになりつつある今、日本はもっとmade in japanのブランド志向を目指すべきであって、この先彼らをよいお得意様として迎えいれられるかが鍵なのではないか?、と思いつつ拝読中…

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    2019年01月16日
  • デフレの正体 ──経済は「人口の波」で動く

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    景気がいいからと言って、栄えているわけではない。
    バイアスに気付くべし。
    中国、インドの少子化は必ずくる。
    この分野については、最高級品は日本という分野をどれだけ作れるか?

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    2019年01月16日