藻谷浩介のレビュー一覧
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発想の転換がハンデを強みに変える。
資源や食料を輸入しないと生活できない日本。
その「思い込み」にくさびを打ちこむための本を目指したんだろうなあ。
エネルギーはいくらでもある森林資源から
バイオマス発電できるし、ペレットも生産できる。
そしてそこから外の資本に金が流れず、金が地域を循環する。
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地政学と聞くと何だか固そうに聞こえますが、ほぼ旅行記に筆者の歴史や地政学的な補足が入った内容です。旅行記として読むのであれば、あまり日本人になじみのない国を訪れたりしているので面白いですが、地政学として読むとやや物足りないかもしれません。Posted by ブクログ
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羨ましい生活かも~ヴィエンチャン・東チモール・アスンシオン・ニューヨーク・ザグレブ・サラエヴォ・ポドゴリツァ・スコピエ・プリシュティナ・ティラナ・ルクセンブルク・アンドラ・モナコ・ニース・ベイルート・アンマン~東大卒でコロンビア大学院修了し、日本政策投資銀行の参事役を経て、日本総合研究所調査部主席研...続きを読むPosted by ブクログ
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世界には、名前すら知らない国がまだいくつもある。ましてや、それらの国を実際に訪れる機会など、普通の生活をしている人にはほとんどない。
観光地などには目もくれず、ひたすら訪れた国の街の中を自らの足で歩き回ることで、その国の来し方行く末を展望しようとする筆者の視点は、その国を経由しつつ、自らの故国である...続きを読むPosted by ブクログ -
デフレの原因は労働人口=消費人口の減少だ、という主張。
そこまでは良いのだけれど、その後の対策論に入ると、グダグダという感じがします。Posted by ブクログ -
モノの見方が流石という感じと思いつつこういう高い視座の人はやっぱ遠い人で凄いねえで終わりそう。好きなジャンルだがサラリーマンにとって政治経済ってどう活かせばええねんとは思うPosted by ブクログ
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「デフレの正体」の著者とNHK取材班が共同で執筆した。曰く、里山資本主義とは、「かつて人間が手を入れてきた休眠資産を再利用することで、原価0円からの経済再生、コミュニティ復活を果たす現象。安全保障と地域経済の自立をもたらし、不安・不満・不振のスパイラルを超える。」
中部電力をやめて周防大島でジャム屋...続きを読むPosted by ブクログ -
2012年7月7日に出た。
このタイミングは、いま思うとなかなか意味深長かも。
2011年3月11日の東日本大震災と
2013年8月の『里山資本主義』の間にあたる。
藻谷浩介が、『デフレの正体』(2010年)を出して
ベストセラーとなった。
独特の人口論で、なぜ消費が延びないかを謎解いた。
なんの...続きを読むPosted by ブクログ -
さらっと読めて、正直あまり印象に残ってはいない。インタラクションから色々な取り組みや概念の有機的なつながりが読み取れるのは良いし、この業界の鳥瞰はある程度できるようになる気がするが、あくまで取っ掛かりのための入門書という印象。Posted by ブクログ
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昨年、里山関連のシンポジウムで里山資本主義の藻谷さんが講演した時に購入させていただきました。7人の”現智の人”との対談集です。”現智の人”というのは造語で、特定の分野の「現場」に身を置いて行動し、掘り下げと俯瞰を繰り返した結果、確固たる「智慧」を確立した人ということです。
対談ごとに、商店街(新雅...続きを読むPosted by ブクログ -
藻谷浩介さんの「里山資本主義」を受けて
新潮45で行った対談をまとめたもの。
人選が、新潮の新書を出している方を選んだのか、
藻谷さんとのからみがイマイチのひとが散見される。
もちろん深い議論がされているひともいるのだが、
そのひとは新潮の新書を出していなかったりと
出版社側の事情がかいま見えるのが...続きを読むPosted by ブクログ -
経済成長以外にも、幸せになる方法はある。日本はそういった選択肢を持っている。自分にとっては何が幸せなのか考えさせられる。Posted by ブクログ
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そう、幸せってなんだっけ。
経済成長がなくても幸せにはなれるんでしょうけど、そこは最低限、明日の生活が保障された上での話。
だけども全国のいろんな地域で町づくりに励んでいる人がおるってことが、しかも楽しみながらやっとるってことが、なかなか嬉しい。
突っ込んだ話はないけども、興味深い話が多かった。Posted by ブクログ