梶よう子のレビュー一覧
-
実際に起こった事件に新たな人物を加えて脚色した話だと知らずによみました。解説から読んだらもう少し理解を深めなが読めたと思います。
登場人物の名前や薬の読み方が難しく、最初はなかなか読めませんでしたが面白かったです。Posted by ブクログ -
結局、真相は、藪の中。なぜ浅野内匠頭は、吉良上野介に斬りかかったのか。ここまで資料が何も出てこない事件も珍しい。
諸田玲子の「与五郎の妻」が特に良かった。泣けた。Posted by ブクログ -
相馬大作、名前だけは知っていた人の話。
主役は旗本の子息だが、語り部であって、事件の主体は相馬大作。
津軽と南部の確執からの、事件を扱っている。
前半のテンポがいまいちだったが、半ば過ぎからは一気読み。Posted by ブクログ -
葬具屋の颯太と仲間達の人情もの
作者さんの江戸時代お仕事小説の幅広さを感じる
ニヒルな美青年風の颯太、ちょっととっつきにくかった
テーマが死に関わるお仕事のため、全体的にトーンは重め
しんみりするのも嫌いではないからよし
Posted by ブクログ -
会津の子としての誇りを忘れずにと父の教えを胸に商家の番頭の養女に出され、横浜の女学校に学び…カシという一人の女性が力強い生き方が とても丁寧に描かれていると思う。『花嫁のベール』の詩がとても良かった。この作者の作品は初めてだったけれど、とても読みやすい。そして装画がとても素敵。Posted by ブクログ
-
シリーズ3作目。
のんきで憎めない兄としっかりものの妹との二人三脚でやってきた「みとや」だったのに・・。二親に続いてなので、本当に寂しくなる。
それでも周囲の助けでなんとか店を続けるお瑛。仕入もお瑛が行うことになり、仕入帖を元に兄の足跡を追うことになるが、本のタイトル「みとや・お瑛仕入帖」がこういう...続きを読むPosted by ブクログ -
シリーズ2作目。
何でも三十八文均一が売り物の店。お気楽者の兄が仕入担当だが、いい加減なわりに目利きでもあるので、ちょい高の三十八文でもお得に思わせる品物が揃う。今回はそれが仇になり、騙されて品物を仕入れて、盗品を扱っていると噂になり大騒動。
妹のお瑛の猪牙船の操船や、自分の出生の疑問等いろいろな出...続きを読むPosted by ブクログ