【感想・ネタバレ】父子ゆえ 摺師安次郎人情暦のレビュー

あらすじ

神田明神下の長屋にひとりで暮らす摺師の安次郎。女房のお初に先立たれ、子の信太をお初の実家に預けながらも、一流の職人として様々な浮世絵を摺ってきた。そんな折、以前安次郎が摺った画の後摺が出回っていると、兄弟弟子の直助が摺り場に駆け込んできた。しかしその後摺は版元の意向か、絵師のきまぐれか、摺師の裁量か、いずれにしても安次郎が摺ったものとはべつな画に仕上がっていた。安次郎と親方の長五郎は、その後摺を見て、ある職人の名を思い出すが──。かけがえのない家族と、大切な仕事を守る浮世絵摺師を描いた傑作人情時代小説。(解説・菊池 仁)

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Posted by ブクログ

こっちが2だったんだ。終わり方も何から何まで続編の匂いがして、でもわからなかったから。これは役者も長屋も仕事も絵になるから、もっと読みたい。信太の登場が3話っておまたせしましただよね、長屋の生活と安太郎の周りにガラッと変化して明るくなってこっちまでハリが出たよ。ラストの掌を乗せて合わせてとか結ばれるのかなあ友恵と安太郎と。いい事だよ、でもこんな埋もれてるの何で気付かない自分はだよ、早く見つけないと、赤い月かな初めて手に取って梶よう子さん見つけたの。墨の香に続きました、次は安次郎1ですね

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2024年01月23日

Posted by ブクログ

摺師安次郎の第2弾です。
全体に人情が溢れる連作短編です。
信太と暮らすようになりますが、信太は怪我してしまいます。でも、彫師を希望してます。
幼馴染の友恵が、訪ねてきます。どんな展開になるか楽しみです。

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2025年07月22日

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