深町秋生のレビュー一覧

  • 血は争えない

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    昭和から平成、令和と歌舞伎町の移り変わり。深町ワールド全開のバイオレンスアクション。暴力塗れだけど、陰惨というより、あたたかさと悲哀感じる。もうかれこれ10年ほど足が遠のいてる歌舞伎町、久しぶりにゴールデン街に繰り出すか。

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    2026年07月15日
  • 探偵は田園をゆく~シングルマザー探偵の事件日誌~

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    拉致られた息子の顔が麻生太郎の息子の顔イメージで読んだ。
    甘やかされた不動産ゴリラみたいな顔ね。
    映像化したらいいと思うけど。地方舞台、方言というのがいい。
    続編に期待したいのだが、時間経過によって主人公が50代くらいになっちゃったり娘が巣立ったりしちゃったらシングルマザー売りもできないし、物語としては吸引力が減っちゃうのかなと。

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    2026年07月11日
  • 血は争えない

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    深町秋生ワールド全開の本書。最後まで一気に読んだ。かつての新宿は主人公達のような人物が活歩していたのだろう。歳を重ね今ではまったく足を向けなくなった自分にも、新宿のあの時代を懐かしく思い返している。
    所で、深町さん。組織犯罪対策課 八神瑛子シリーズの最新作はまだですかね。

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    2026年07月08日
  • 血は争えない

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    新宿歌舞伎町の台湾系大立者王大偉の私生児として生まれた不破隆次は、山形の温泉地で同居していた生母を亡くし、父親を頼って昭和45年、15歳で上京する。

    異母兄の近藤傑志を慕って暴力団岡谷組に入り、度胸と腕力と頭脳で成り上がっていく。

    敵対する暴力団や中華系武闘組織との血を血で洗う抗争。

    暴力シーンどれも凄惨で容赦ないが、理由のない場面はなく、不破の悲壮な覚悟が伝わってどこかもの悲しい。

    私生児であるが故に血統を大切にする不破が最も大切にする家族を失わせたのも血統だった。
    傑志、歩美、雄也たち近藤家への一途な思いの半面、他者への猜疑心は激しい。

    バブル期には地上げで懐を膨らませた岡谷組も

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    2026年07月08日
  • オーバーキル バッドカンパニー2

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    感想
    NASのやっていることはヤクザとほぼ変わらない?


    あらすじ
    NASはアングラ用の人材派遣会社。
    有道は野宮からの要請を受けてシャブ中になった元プロ野球選手の白鐘を立ち直らせる。

    2話目は、管理売春を行うグループを追ったところ、警察の組対が元締めだった話。

    3話目は、美桜をヤリサーに潜入させ、証拠を取ってくる話。

    4話目は華岡組の特選部隊から有道が暗殺者を見つけ出すミッション。

    5話目、野宮は自分の妹を拉致する。野宮は実は華岡組の組長の娘だった。有道の家族が華岡組の特選部隊に拉致されるが、野宮が放ったスパイにより壊滅させる。

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    2026年06月23日
  • 血は争えない

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    感想
    熱い物語だな。龍が如くみたい。

    そして最後は因果応報?悲しい話だな。


    あらすじ
    不破隆次は裁判にかけられ、死刑目前かと思われていた。

    時は遡り、昭和45年。隆次は15歳。ストリッパーとして山形にいた母親を癌で亡くした。自分が亡くなったら、新宿の王大偉を頼れと言われ、新宿にやってきた。王がやる歌舞伎町の会社を訪れ、王の息子兄弟に会うも追い返される。その時、腹違いの兄弟のヤクザの近藤に拾われる。

    隆次は王の息子の智文のボーリング場で、朝から晩まで働く。ある日、鞭馬会の新井が嫌がらせに来たところ、隆次は立ち向かってボーリング場を守る。そのことが大偉に知れて、親子の対面を果たす。その席

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    2026年06月11日
  • 煉獄の獅子たち

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    前作ヘルドックスが面白かったので、続編を読みました。
    続編ですが前日譚ということで、前作を読んでから少し時間が経っていたので、思い出すのに必死でした。
    仲間同士だったヤクザが分裂し、争いが起きるわけですが、裏切りがエグいです。
    何回も裏切ります。
    血生臭い表現でありながらも、エンタメ性も感じ、楽しく読むことが出来ました。

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    2026年06月08日
  • 警官の標 警察小説アンソロジー

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    大好きな警察小説アンソロジー七作品。

    どれも面白かったけど、読後感あまり良くない作品もあった。

    自分的に読んでいてワクワクした作品は、吉川英梨さんと松嶋智左さん。
    吉川英梨さんは、主人公の警察学校生でありながら筋読みが鋭過ぎて、実務教習中の指導官の評価が二分されてしまうのが面白かった。
    もっと読みたいなと思ったら、『新人女警』というタイトルで出版されていたので、こちらも読みたい。

    松嶋智左さんの作品はシリーズ化していなくて残念。
    松嶋智左さんの畫く登場人物のキャラがとても好きだな。もっと作品読みたい。

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    2026年05月20日
  • ダウン・バイ・ロー

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    女子高生の自死から始まるこの物語は、序盤はとにかく重い。震災後の東北を舞台としており、どうにもならない閉塞感と貧困が二重三重に物語を包み込んでいます。
    帯には怪事件に女子高生が挑む、と書かれていますが、挑むというよりは少しずつ薄皮を剥がすように事件の核心に近づいてしまい、とうとう深淵をのぞき込んで逃げ場を失うという方が正しいです。中盤以降はもう怒涛に展開でラストまでぐいぐいと引っ張っていかれました。

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    2026年05月07日
  • 血は争えない

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    「ヘルドッグス」シリーズの作者による、ヤクザ小説。
    台湾系実業家の非嫡出子である主人公が、一族を影から守るため、日本ヤクザとして昭和から令和まで戦い続ける話。

    それぞれの時代の空気感の描写は見事だから、ところどころ台詞の陳腐さに気恥ずかしさを覚えた。作者の精神年齢が若いのだろうか。

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    2026年05月03日
  • 探偵は田園をゆく~シングルマザー探偵の事件日誌~

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    山形県を舞台にした、シングルマザー探偵、椎名留美が主人公の探偵ものの第2弾。
    このシリーズの前作を読んだ際に、長編で読んでみたいという感想を持ったのですが、第二弾の本作は私の希望通りで、長編物でした。嬉しい~!!

    内容は、前作からぶれていないと思うのですが、衰退していく地方ならではの背景・・・・高齢化だったり、人手不足だったり、不景気だったり、地方に住んでいたら大なり小なり共感できる事情をベースとした人探しをする内容でした。

    前作でも登場した元ヤン夫婦も健在で大活躍で満足、満足。

    結末は、色々伏線には気付いてたんですが、ああいう結末になるとは思いませんでした。
    違和感には気付いてたのに

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    2026年04月18日
  • 警官の道

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    読む達成感を求めるとどうしても同じ作者を追ってしまう。近年はブック・オフの100円コーナーで題名のインスピレーションで手に取る事が増えた。短編ではあるが7人の作者の作品が綴られていて中山七里さん柚月裕子さん以外は初めて読む作者だったので期待が膨らんだ。中でも長浦京さんのシスター.レイは面白かった。長浦京さんの他の作品も読んでみようと思います。

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    2026年04月11日
  • ダウン・バイ・ロー

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    ある女子高生の周りで起きる
    友人の自殺、猟奇殺人、犬の殺害、更に失速や拉致
    事件の真相に巻き込まれていく
    マッドマックスの様にバイオレンスがエスカレートに
    更にホラーを匂わせる恐怖が!
    盛り沢山の怒涛のストーリーを体験せよ

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    2026年03月19日
  • 警官の標 警察小説アンソロジー

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    7人の作家さんによる警察短編集。
    それぞれの作家さんが趣向を凝らした個性を感じさせる作品。
    初読みの作家さんが5人もいたのでどんなテイストなのかなと楽しく読めた。
    実務修習生の視点と指導係の視点を描いた吉川氏の作品と、初めて上司となった警部補の視点で描いた松嶋氏の作品が特に印象に残った。

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    2026年03月10日
  • ブラッディ・ファミリー―警視庁人事一課監察係 黒滝誠治―(新潮文庫)

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    前作からのシリーズ作。一応前作も読んだが余り覚えて無いが前作の方が面白かった感じ。やはり最初のインパクトが強く感じたからだと思う。

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    2026年02月10日
  • 探偵は女手ひとつ~シングルマザー探偵の事件日誌~

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    山形を舞台に山形弁で走り回るアラサーのシングルマザー探偵。山形ではそんなに探偵仕事があるわけではなく、もっぱらさくらんぼの選果やスーパーの警備などの便利屋仕事ばかりだが、探偵の腕はピカイチ。今までにないミステリーで一気に読み切ってしまった!

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    2025年12月30日
  • 探偵は田園をゆく~シングルマザー探偵の事件日誌~

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    元警察官であり探偵(便利屋)の留美の元に失踪した息子翼を探す依頼を受ける
    失踪の原因が借金?その先には市議選などにも絡む事件に

    勿論、逸平と最強妻、麗をアシスタントに
    痛快ハードボイルドアクション!
    でも最後は…
    前作を超える展開に!次回も留美の活躍を期待したい

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    2025年11月28日
  • 探偵は女手ひとつ~シングルマザー探偵の事件日誌~

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    山形弁が
    より頼もしくなる留美
    表紙の雰囲気などからは別の意味で裏切られる
    探偵というより便利屋でありヤクザやチンピラなど厄介な連中が、そこを留美と助手?逸平が!
    アクションコミックのよう!

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    2025年10月25日
  • 探偵は田園をゆく~シングルマザー探偵の事件日誌~

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    山形というローカルのリアリティ(訛りの描写が一つひとつ細かかったり、東北の冬風景、田舎の家の雰囲気など)がよく描き込まれていたように感じた。
    面白かったのはヘルドッグスシリーズと同様、理不尽な激昂と暴力描写。グロテスクな暴力ともまた違って、一種の爽快感がある。特に今作は女性が男性をコテンパンにするシーンがハイライトの一つなので、良いなと思った。それでいてなんでもかんでも暴力で解決するわけでもなく、リアリティを保ちつつなのが良いバランス。でも麗さんのキレっぷりと暴れ方は面白かった。
    主人公留美の母としての自覚はだいぶ薄い。倫理的にというよりは、テーマとして「母と子」の関係性が複層的に関わってきて

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    2025年10月14日
  • ヘルドッグス 地獄の犬たち【電子書籍限定!書き下ろし短編収録】

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    ヤクザへ潜入した捜査官の葛藤。
    最後は辛くて読んでられなかった。

    香川照之さん、西島秀俊さん主演の映画「ダブルフェイス」(知ってる人いると嬉しい)を彷彿とさせる。任侠、裏切り、怒涛の暴力に読んでいる手が汗ばんでくる。
    しかし、この本で心奪われるのは、細部まで作り込まれた世界観と、愁い、人情の心理描写。なんとも切なくてかっこいい。
    初めてアウトローな小説を読んでみたが、なぜだろう悪にに心洗われた。

    あ、今調べたらすでに映画化されてたみたい。岡田准一さん主演。めっちゃええやん。

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    2025年09月20日