深町秋生のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ兼高と東鞘会のその後について。
これまでの話で、
兼高にとって明確な目的があり、気が抜けない危険な潜入ではあったが、
東鞘会で親分だの兄貴だの言ってた頃が実はとても大事な時間だったんだろうなと
感じることがあった。
最後の描写を読んで、さらにそう思った。
自分が警察官じゃなければ、やくざじゃなければ、
敵じゃなければ、味方じゃなければ。
役割から離れて、ただ人として付き合えていれば。
「好きだった」とか「愛着があった」とかいう言葉では表現できないが、
何度も思い出す日々だったのではないか。
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再度「地獄の犬たち」を読み返し
阿内との会話で東鞘会の兄弟分を「俺たち」と