深町秋生のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ感想
八神瑛子シリーズ第二弾。美人の割にえげつない。目的のために手段は選ばず。かっこいい。
今回も署長から差し向けられた辞め刑事のマークを簡単にくぐり抜け、対するはメキシコの殺し屋。到底勝てそうにない死戦をくぐり抜け、夫の死に関する情報を手に入れる。これは次の巻も見逃せない。
それにしてもこの巻は警察はほとんど何もしなかったな。警察こんなアマゾネスみたいな人がいたら頼もしいけど。
あらすじ
物語は八神が、覚醒剤の売人夫婦を捕まえるところから始まる。メキシコ産の安い覚醒剤が大量に出回り、警察も対応に追われていた。
瑛子は前回の事件で千波組の組長の娘が殺害されたつながりで、組長の有嶋に会い -
Posted by ブクログ
ネタバレヘルドッグスシリーズ第二作目で『地獄の犬たち』の前日譚に当たる。
兼高が出てこないので物語に入り込めるか心配だったが、それは杞憂だった。また新たな魅力的なキャラクターが登場して、読者を極道の世界に引き摺り込んでいく。
ヤクザを憎む危ういマル暴・我妻の最期、すごく悲しかった。もう一人の主人公、ヤクザの織内も悲しい道を歩んでおり、この似たもの同士の二人が死ぬところは見たくないとさえ思った。二人それぞれの地獄を見て追っていて、知らず知らずのうちに情が移ってきてしまう。
闇を抱えた・抱えさせられた人々の絶望は計り知れないけれど、暴力でしか解決できない世界もあるのだろうと思う。
誰が一番怖いのか、考えた -
Posted by ブクログ
ネタバレ感想
アマゾネス降臨。男もので立ち回りをする警察関係の小説はよく見るが、女性で、豪快かつ、狩猟犬のようにたち回るものに出会ったことがなかったので、読んでいて、ドキドキするが、スカッともする。
夫の死の真相に迫るという十字架を背負っているのも今後の鍵になりそう。二作目に期待。
あらすじ
警視庁上野署組対課の八神瑛子は、夫の死に不審な点を抱き、組対に転属し、高い検挙率を誇るエースだ。しかし、手段を選ばず、中国マフィアとも関わる彼女は、警察だけでなく、黒社会からも疎まれていた。特に、上野署署長の冨永は違法捜査を暴いて、八神を警察から追い出そうとしていた。
ある日、女子大生の殺人事件が起こる。殺 -
Posted by ブクログ
ネタバレ初読みの作家さん。「女手ひとつ」「シングルマザー探偵」とタイトルにあるので、ママさん探偵が活躍するイメージでしたが、元刑事・椎名留美を主人公としたハードボイルド小説でした。
山形市が舞台なので言葉はみんな山形弁。最初は取っつきにくいと思ったけれど、全然そんなことなく、留美がカッコいいし面白かったー。
さくらんぼの収穫や雪かきなど普通の仕事の依頼もあり、行方不明になった子の捜査やストーカー被害の依頼もあり、何でもこなす留美だが「真実」を追求するという考えはずっと変わらない。
警官時代に知り合った、というか手を焼かされた畑中逸平もいい相方。
娘の知愛ちゃんの出番はあまりなかったので、続編があるなら