深町秋生のレビュー一覧

  • アウトクラッシュ 組織犯罪対策課 八神瑛子II

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    警察官であることに気にしなければ、スピード感のある現代の勧善懲悪ものとして結構楽しめる。次作で夫の死亡原因が明らかに?

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    2018年10月27日
  • ドッグ・メーカー―警視庁人事一課監察係 黒滝誠治―(新潮文庫)

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    警察を調べる警察として非人道的に闘う黒滝の持つ猛毒。重量感はあるけれど滑らかな文章で負担にならない。冷たい炎を思わせる黒滝の嗜好的振舞いも冷徹で嫌悪感に傾かない。その分、入り込むというよりはやんわりとした受け取りになったけれど、苛烈なキャリア上司の美貴の危機はしっかり痛くてひやひやして引き込まれた。

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    2018年10月16日
  • アウトサイダー 組織犯罪対策課 八神瑛子III

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    アウトシリーズ三作目、完結。
    自殺されたとされる夫の真相に迫る。警察庁の殿上人の証拠改竄の嫌疑濃厚。一課、二課、三課、全てを巻込み、権威と暴力の渦巻く闇。
    正義。あまりにも空虚なその言葉が胸を突く。
    終わってしまうにはもったいない。
    最後の最後まで、失速することなく駆け抜ける警察小説。久しぶりにシリーズもので、だれない作品でした。

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    2018年10月07日
  • アウトクラッシュ 組織犯罪対策課 八神瑛子II

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    アウトシリーズ二作目。
    マル暴ものを超えて、もはやアメリカアクションムービーばりの展開に。シリーズ一作目を凌駕する展開とスピード感。
    モデルになってるのは山口、極東、稲川、少し前、一世風靡した関東連合などを随所に散りばめ、メキシコマフィアに殺し屋と。
    警察ものではあるが、なんだかハードボイルド臭が色濃いシリーズになってきた。
    良作であるだけに、次作で失走しないことを期待したい。

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    2018年10月06日
  • オーバーキル バッドカンパニー2

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    バッドカンパニー2作目。相変わらずのアクション満載。でも、このシリーズは他の深町作品に比べ、かなり軽いテイスト。
    短編なので物足りないような気もするが、これぐらいがちょうどいいのかも知れない。

    今回も野宮のメチャクチャな司令に振り回される有道と柴。この2人の物語が交互に繰り広げられるが、今回から新たにメンバーに加わった美桜も活躍する。美桜は、1作目に相手として登場した女子大生だ。
    さて、今回はミステリアスな社長、野宮の素性が明かされる。その素性を知ってもなお、ミステリアスで魅力的な野宮。これからも周りを振り回して欲しい。

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    2018年09月25日
  • バッドカンパニー

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    表向きは人材派遣会社の看板を掲げながら、元軍人や警官を契約先に送り込む実質的には民間軍事会社である【NAS】が舞台の連作短編集。ヤクザの用心棒や国際テロリスト捕獲など、とても舞台が日本とは思えないドンパチ満載の痛快ノワールコメディ作品。ここまで限られた題材なのに、収録作品全七編共にバリエーションに富むのは感嘆を禁じ得ない。それでも数作品は同様のプロットになってしまうのは致し方ないか。社長・野宮×社員・有道の掛け合いも楽しい。人間味に溢れた有道のキャラクターは特に魅力的で、続編「オーバーキル」も俄然楽しみ。

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    2018年07月12日
  • バッドカンパニー

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    本屋で平積みになっていたので手に取ってみました。オンナ社長は大分イカレてますがまあ他人事と思ってみてる分には面白そうな人だなぁ。

    ウドウさんは養育費だけでそんな借金があるのか?と思ったら結構な大暴れした尻ぬぐいの借金だった。確かにアレは一生頭が上がらないだろうな、ウン。柴さんも良いキャラだし、社長はアレだし楽しく読みました。
    それにしても極道にテロリストに喧嘩売るってやっぱり社長色々とおかしい(笑)続巻もあるみたいなので読んでみようかな。

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    2018年07月10日
  • バッドカンパニー

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    けっこう好み。まだまだ謎が多い。次回が楽しみ。
    あらすじ(背表紙より)
    経歴不詳の美人社長・野宮が率いる人材派遣会社『NAS』。社員は元警官や元自衛官の屈強な男たち。ヤクザの用心棒、国際テロリストの捕獲、裏カジノに潜入…法律やコンプライアンスなんてどこ吹く風。金さえ積まれれば、どんな汚れ仕事も引き受ける。野宮に弱みを握られている元自衛官の社員・有道は、今日もムチャぶりに耐えながら大暴れ!興奮必至のアクションシーン満載のいきなり文庫。

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    2018年07月01日
  • アウトサイダー 組織犯罪対策課 八神瑛子III

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    八神瑛子の旦那が追っていた事件の真相が明らかとなるシリーズ完結編。
    最終巻にしてはちょっと盛り上がりに欠ける展開でしたが、本当に怖いのは、躊躇なく人を壊せる人というのを地で行く五條が敵役として魅力的だった。
    叶うなら、もうひとつ別の事件を絡ませて、もっと瑛子と五條がバチバチにやりあうところを見たかったです。

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    2018年12月05日
  • オーバーキル バッドカンパニー2

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    バッドカンパニーの続編。
    引き続き、ライトに読めるアクション作品。
    新しいキャラクターも登場したけど、絡みが少なくちょっと残念。
    次も楽しみな作品。

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    2018年06月05日
  • オーバーキル バッドカンパニー2

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    深町秋生『オーバーキル バッドカンパニー2』集英社文庫。

    ピカレスク・シリーズ第2弾。今回も連作形式で6作を収録。

    謎の美人社長の野宮が率いる過激な人材派遣会社・ノミヤ・オールウェイズ・セキュリティ・ヒューマンサービスの社員が引き受ける過激な仕事の数々……

    前作とテイストは変わらず、進化も深化も感じられない。深町秋生作品の中では下位にランクするかな。

    『ホワイトラビット』『アズ・タイム・ゴーズ・バイ』『クロスロード・ブルース』『ノーシェルター』『ブラック・マジック・ウーマン』『バーサス』の6編を収録。

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    2018年05月19日
  • ドッグ・メーカー―警視庁人事一課監察係 黒滝誠治―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    【229冊目】知り合いから、面白いからと言って貸された本。主人公がどうやって情報提供者を獲得していくのか、その手法がハードボイルドだから、普通の推理小説にしか慣れていない人にはこれが新鮮かもしれない(実際他の方の感想にはそうしたものも見られた。)。が、そこで引き込まれるほど自分も素人ではない笑。
     前半は説明的な部分も多く、事態も一定のペースをもって推移していくだけだったものの、キーマンが自殺してしまう後半からはテンポも良く、楽しんで読むことができた。
     警察内部って、こんなに派閥とか内部抗争でドロドロしてるんだろうか……

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    2018年04月29日
  • バッドカンパニー

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    アクションものの連作短編。
    どの作品が最初にやったのかという議論はあるけれど、登場人物が類型的すぎる印象がありました。
    どっかのマンガで読んだような……、って感じ。
    楽しいことは楽しかったけれど、ちょっとした残念感が残ってしまいました。

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    2018年04月22日
  • 猫に知られるなかれ

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    終戦後の混乱の時代を描いたスパイアクションもの。
    深町作品としては、ややライトな読み心地で好きな作品。
    続くのかな…

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    2018年03月14日
  • アウトサイダー 組織犯罪対策課 八神瑛子III

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    シリーズ完結編。
    前作で夫の自殺が他殺だと確信した瑛子がさらに事件の核心に迫っていく。
    完結編だけに初回からガンガン飛ばしているイメージ。暴力シーンもさらにパワーアップ。
    黒幕が今作で明らかになるが、そんなにびっくりするような人物でもなく、ちょっと残念。
    またいつか戻って来て欲しい主人公だった。

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    2018年01月04日
  • 死は望むところ

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    矢月作品を更に過激にした感じ。主人公は善玉だが勧善懲悪vs勧悪懲善みたいな内容。早々に殺された主人公の魂のようなものを継いだものが新たな主人公になり、そいつがまた殺され、更にその魂のようなものを引き継ぐものが現れるという展開が新鮮ではあった。終わり方が続編がありそうにもなさそうにも考えられ、何となくもやもやしている今日この頃。。。

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    2017年12月26日
  • 新装版 果てしなき渇き(上)

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    果てしなき渇き。
    深町秋生さん。

    描写が凄すぎて、
    胸焼けしそうで、
    でも。
    読み続けてしまう本でした。
    いろいろな
    要素が混ざり合って、
    最終的に。
    えー。そーだったのー。
    とビックリ。
    第3回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作。
    引き込まれて、
    あっという間に読める作品です。

    役所広司主演の映画。
    渇き。の原作らしい。
    破茶滅茶な内容を、
    映画にしたら。
    どうなるのだろう?!
    映画も観てみたくなりました。

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    2017年12月25日
  • 死は望むところ

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    暗黒警察小説と謳っているだけに、まさに血まみれの内容。
    冒頭の神奈川県警刑事の2人の殺害に始まり、その後、警視庁の特捜隊と謎の人物・マスクマン、そして武装犯罪組織との闘いが延々と描かれる。
    敵味方関係なく、次から次へと殺害される様子は、読むのに耐えられない部分も…主要人物と思われる人も簡単に死ぬ。
    元々ハードボイルドが得意な作家さんだが、今回の作品はいささか度が過ぎる。でも、手に汗握る展開で、最後に誰が勝つのか先が気になり、ページを進めさせてしまうところはさすがかも。

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    2017年11月23日
  • アウトクラッシュ 組織犯罪対策課 八神瑛子II

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    シリーズ第2弾。
    前作を読んでから、かなり時間が空いてしまったので、内容を全く覚えてないけど、冒頭からの八神のアウトローさに圧巻される。
    しかし、上野署の組対課としての八神の活躍は冒頭のみ。その後は単独で、メキシコの暗殺者・グラニソに立ち向かう。
    ガッツリとした警察物を読みたかったので、警察組織を全く無視した展開には納得が行かないが、八神の夫の死の謎に近づいて来ているので、今度は間を空けずに3作目を読んでみようと思う。

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    2017年10月16日
  • ダブル

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    使い古された感のあるテーマにジャンル、それでもかなり楽しませてくれた。
    詰め込みすぎると面白さが削られるし、何もないとバカバカしい話になってしまう、このノワールもの。
    定番を崩さず、キャラもたって、見せ場も多くて楽しませてもらった。
    そりゃあサスペンスとしてみれば、なんじゃこりゃとなるかもしれないが、突っ走って、意外性も持たせて、破たんもなくよかったじゃないか。
    ラストも、もやっとした感がないとは言わないが、続編を期待させる終わり方で私はグッド。
    今後は榊原健三みたいな活躍もいいのでは…

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    2017年06月07日