【感想・ネタバレ】新装版 果てしなき渇き(上)のレビュー

あらすじ

第3回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞した、暗き情念の傑作が新装版になって登場です。元刑事・藤島秋弘のもとに、失踪した娘の加奈子を捜してほしいと、別れた妻から連絡があった。彼は一人、捜査に乗り出す。一方、三年前。中学生である瀬岡尚人は手酷いイジメにあっていた。自殺を考えていたところを、藤島加奈子に救われる。彼は彼女に恋をし、以前、彼女がつきあっていた緒方のようになりたいと願うようになるが……。

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Posted by ブクログ

行方不明になった娘を探す元刑事の主人公が遭遇する、地獄のような惨劇を描いたミステリー。冒頭のあまりにもショッキングな殺人描写から、ストーリーが進むにつれ際限なく血と死と暴力がエスカレートし、嫌悪とも興奮ともつかぬ異様なトリップ状態へ誘われていく。下巻でどんな結末が待ち受けているのか、想像がまったくつかない。

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2018年01月08日

Posted by ブクログ

深町先生のブログは好きで以前から読んでいました。確か昭和ノスタルジーブームの只中、昭和日本の野蛮さ未開さを著していて、腑に落ちていたと思います。そして、今に至るまで小説は一作も未見。
映画化されると聞いて、やっとデビュー作を手にとった次第。だって、ハードボイルド小説なんて読まないもん。
読んでる間は、本当に時間を忘れます。電車の中で読んでると、知らぬ間に降りる駅にたどり着いていて慌てることもしばしば。
内容はひたすら悲惨で、地獄めぐりの様相を呈しています。スタートから救いが見えないのですが、終わりまでひたすら事態は悪化の一途を辿り、妙なドライブ感がでています。

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2014年07月06日

Posted by ブクログ

果てしなき渇き。
深町秋生さん。

描写が凄すぎて、
胸焼けしそうで、
でも。
読み続けてしまう本でした。
いろいろな
要素が混ざり合って、
最終的に。
えー。そーだったのー。
とビックリ。
第3回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作。
引き込まれて、
あっという間に読める作品です。

役所広司主演の映画。
渇き。の原作らしい。
破茶滅茶な内容を、
映画にしたら。
どうなるのだろう?!
映画も観てみたくなりました。

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2017年12月25日

Posted by ブクログ

ミステリーかと思ったら、ノワール小説だった。こういった小説では主人公に感情移入出来ないことが多いので、それ自体はいい。筋が破綻しているというか、急に重要な人物が出てきたり、解決が唐突だったりしたことには納得が出来ない。
文体も、馳星周の亜流というか、エルロイの真似というべきか。

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2014年11月05日

Posted by ブクログ

7月公開予定の同作を原作とする映画の宣伝を見て興味を惹かれ即購入。

うーん。なかなかのとんでも展開。
掴みはokですが‥下巻次第かと。
期待してます‼︎

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2014年04月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

姿を消した娘。
三年前の出来事で、娘の輪郭が浮かび上がってくる、
という構図は面白い。

でもバイオレンスすぎかなあ。

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2013年02月02日

Posted by ブクログ

第3回「このミス」大賞作品。元刑事の元に、離婚した妻から娘が失踪したと連絡を受け、部屋を調べたら麻薬が出てきた。娘・加奈子を探す父親のストーリーと並行で、クラブを辞めたことからイジメに遭う尚人の物語。その2つの話が交錯する・・・。

感想は下巻で。

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2011年07月02日

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