深町秋生のレビュー一覧

  • ヘルドッグス 地獄の犬たち【電子書籍限定!書き下ろし短編収録】

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    警察がヤクザ組織に潜入し、殺し屋としてのし上がりながら使命を果たそうとする話。
    反社会的勢力と認定されている昔ながらの組織より無茶をする人たちがいる令和の時代より昭和の終わり頃の匂いがするところが少し現実とはズレていますが、緊張感があって一気に読むことができました。

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    2023年03月23日
  • 煉獄の獅子たち

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    03月-11。3.5点。
    ヘルドッグス第二弾。第一弾の前日譚。会長氏家必勝の息子勝一と、その片腕織内とマル暴刑事我妻を中心に物語が進む。相変わらずグロい描写はあるものの、ストーリーはしっかりしている。
    ラストは衝撃。第一弾へとつながる重要な展開だった。

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    2023年03月23日
  • ヘルドッグス 地獄の犬たち【電子書籍限定!書き下ろし短編収録】

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    03月-10。3.5点。
    暴力団へ潜入し捜査する主人公、最終目標は会長の持っている秘密。会長の正体は。。

    面白い。残虐な描写が多いが、それに耐えられれば、一気読み出来ると思う。濃厚な物語だった。

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    2023年03月20日
  • 天国の修羅たち

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    ネタバレ

    あっけなく終わってしまった感じが否めない。
    でも兼高としての終わりが見えて満足かな。新しい主人公神野まりあもかっこよかった。
    ハッピーエンドなのかも分からないけど、悪には悪の正義があるっていうこと。

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    2023年01月23日
  • ブラッディ・ファミリー―警視庁人事一課監察係 黒滝誠治―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    久々の深町。
    ドッグ・メーカーのシリーズ化か。
    今回も黒滝の機転と行動力と暴力が炸裂する。
    ちょっとスーパーマン的になっている。
    まあでも一気に安心して読ませる手腕はさすが。
    次の敵はどんな感じ?と期待させるシリーズになるか。

    作品紹介・あらすじ
    女性刑事が命を絶った。彼女を死に追いつめたのは、伊豆倉陽一。問題を起こし続ける不良警官だ。そして、陽一の父、伊豆倉知憲は警察庁長官の座を約束されたエリートだった。愚直なまでに正義を貫く相馬美貴警視と、非合法な手段を辞さぬ“ドッグ・メーカー”黒滝誠治警部補。ふたりは監察として日本警察最大の禁忌に足を踏み入れてゆく。父と息子の血塗られた絆を描く、傑作警

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    2023年01月13日
  • 天国の修羅たち

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    シリーズ完結作。全体的には起承転結もしっかりしているし、緊迫感が最後まで保たれているとこや格闘シーンの殺伐さが良く楽しめた。
    ノンストップクライムサスペンスと謳っている通りなのだがスピード感がありすぎて自分のスペックでは対応しきれなかった感がある。
    主人公が新しくなっている割には主人公の背景描写が少なくて感情移入しにくい。もっとページ数も増やしてどっしり書いても良かったのかなとも思う。

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    2022年12月12日
  • オーバーキル バッドカンパニー2

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    人材派遣会社「NAS」
    ノミヤ・オールウェイズ・セキュリティの略称
    金さえ積まれれば、どんな汚れ仕事も引き受けるなんでも屋さん

    こんな会社だから社長の野宮彩子をはじめ有道に柴と魅力的?な社員がたくさん
    前作登場の朝比奈美桜も入社!?(ってこの子誰だったかなと思い出しながら読んでました…)

    妙教官もちょっとだけ登場(^^)

    内容はさておきサクサク読める作品です

    次回作があれば有道は野宮に借金を返済し念願の退職ができるかなw

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    2022年11月15日
  • ヘルドッグス 地獄の犬たち【電子書籍限定!書き下ろし短編収録】

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    今年(2022年)9月に岡田准一と坂口健太郎主演で映画化されたものの原作。映画見て、特に良かったわけではないが、原作小説があると云うので読んでみた。映画も結構ハードだったけど、原作はもっとえげつなかった。スタートは同じなのだが、そこからの展開はすごいわ。そして、最後の戦いは・・・ まあ、悪くない小説とは思うけど、好きなテイストじゃないわ

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    2022年11月06日
  • アウトクラッシュ 組織犯罪対策課 八神瑛子II

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    目的のためには手段を選ばない八神瑛子。頭も腕も切れる彼女が裏社会とうまくつながりながら殺し屋に立ち向かう。鋼鉄の意志の前にバイオレンス炸裂。
    殺し屋グラニソの過去を知るとやり切れない気持ちになった。

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    2022年10月10日
  • ヘルドッグス 地獄の犬たち 4

    購入済み

    映画鑑賞後

    映画を観て、原作をよんでみたくなり、まずはコミックから☆
    映画とは別物☆
    どちらも、おもしろい☆

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    2022年09月27日
  • アウトバーン 組織犯罪対策課 八神瑛子

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    物語はさておき、終始こちらの予想からはみ出さない展開だった。

    続きがあるが、さて、どうしたものか・・・

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    2022年09月11日
  • ブラッディ・ファミリー―警視庁人事一課監察係 黒滝誠治―(新潮文庫)

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    いくら警察トップの息子だからといってここまでのポンコツ不良警官を庇うものなのかなと思わずにはいられなかった。ソトニとの駆け引きや白幡の妖怪じみた寝業師振りには唸ってしまった。十分に楽しめたけど、伊豆倉側の私兵が弱すぎて前回よりはスケールダウンしちゃったかな。

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    2022年08月28日
  • 煉獄の獅子たち

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    5代目会長・氏家必勝の死去により、東鞘会の後継争いは、東鞘会会長代理・神津と決定し、氏家必勝の実子・氏家勝一は対抗勢力・和鞘連合を結成する。

    勝一は、子分・織内に神津の暗殺を命じ、東蛸会と和鞘連合の争いは、激しさを増していく。

    一方、警視庁は東蛸会、和鞘連合の壊滅のために動いていた。

    ヘルドックスの前日譚。

    兼高の登場がなく、ちょっとがっかり。

    阿内が十朱抹殺にあれほどまでに執念を燃やした理由がわかった気がするが。

    勝一は結局、警視庁に利用されただけだったのか。
    和解を進めようとしていたのに…

    ヘルドックスでの勝一がほんとうは…

    警視庁組特隊に東蛸会と和鞘連合が踊らされていた。

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    2022年08月27日
  • 探偵は女手ひとつ~シングルマザー探偵の事件日誌~

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    山形県が舞台という事で興味が湧いたため読んだ。
    山形出身の自分からすると、情景が目に浮かび、あそこの場所はどこがモデルなのか、くらいまでわかる。

    ただ、山形に縁もゆかりもない人が読んだとしたら、正直話にはあまりインパクトが無いしとにかく地味。
    しかし自分はその地味さがまた良いと思った。

    特に雪下ろしやさくらんぼ泥棒などの題材、地方ヤンキー特有の行動などが山形あるあるで面白い。

    個人的にお気に入りのキャラは元不良の逸平。
    留美とのコンビはやり取りが軽快だし、なんだかんだお互いが信頼し合っていて読んでて気持ちよかった。

    山形に一度でも訪れた事がある人は読んでみると楽しいと思う。

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    2022年08月26日
  • 探偵は女手ひとつ~シングルマザー探偵の事件日誌~

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    シングルマザーの椎名留美は元警察官で今は探偵事務所を営んでいる。しかし依頼される仕事は雪下ろしや農作業の手伝い、デリヘル嬢の送迎など便利屋もどきのものばかり。それでも時折元の仕事の関係で人探しや身元調査などの仕事も入ってくるが、それはなかなかハードなものだった。
    女探偵のハードボイルドもので、クールな留美がカッコいい。その上舞台が山形で、登場人物の会話が全て山形弁なのが新鮮。続編あったら読みたい。

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    2022年08月17日
  • 死は望むところ

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    ネタバレ

    ★3.5
    表現が読みたくなくなるほど痛々しかった...
    そしてこれでもかと言うほど人が死ぬ。ばんばん死ぬ。
    主要人物が次々と惨い死に方をするのに、なんか癖になる本

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    2022年04月12日
  • ダブル

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    ネタバレ

    ★3.5
    弟と元恋人を殺され、復習を誓ったヤクザの話
    警察のイヌとなり、自ら顔を変え、戦闘の渦中に飛び込んでいく刈田はもはやそうとしか生きられないからなのか...

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    2022年04月10日
  • ドッグ・メーカー―警視庁人事一課監察係 黒滝誠治―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ★3.5
    面白かったけど、文章が長くて途中で何度も集中力切れそうになった…
    バイオレンスなハードボイルド。
    警察組織に蔓延る悪徳警官、エスを飼いながらも自分の正義を貫くドッグメーカー、きつい敏腕女上司。
    キャラがみんな濃くてストーリーとして面白かった。
    もうちょい簡潔でもよかった!
    ラストの感じ、続編出てもおかしくない

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    2022年03月27日
  • アウトバーン 組織犯罪対策課 八神瑛子

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    ネタバレ

    ★3.5
    4.0には及ばず…!でも瑛子が終始かっこよくて、ヤクザにも怯まず、力と知恵ですべて捩じ伏せるスタイルに痺れました。
    誉田哲也さんの姫川玲子シリーズっぽかった。
    いや、ジウシリーズの激しさの方が似てるかな。
    とにかくかっこいい女刑事!

    英麗と美里、甲斐など魅力的な登場人物ばかりで読んでて飽きなかった。キャラ濃い小説ってそれだけで面白いしのめり込んじゃう…。冨永は憎たらしいけどうん。笑
    旦那さんの自殺として処理されてしまった事件?今後絡んでくるのかな早く解明されるといいな

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    2022年03月06日
  • 探偵は女手ひとつ~シングルマザー探偵の事件日誌~

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    シングルマザー探偵という表紙のタイトルに惹かれて選書。山形弁に違和感があったものの中盤に入るくらいには慣れてすんなりとはいってきた。山形の情景が思い浮かびながら事件が起こり解決するまで一気に読めた。留美はタフで寝るヒマあるんかい、と心配になる。娘とのやりとりがあまりないのが残念。

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    2022年02月12日