深町秋生のレビュー一覧

  • 死は望むところ

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    完全なフィクション&超絶クライムノベル。まあこんな警察はありえないが、そこは著者の腕がいいので楽しませてくれました。北野映画になりそうな作品。

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    2019年02月27日
  • アウトバーン 組織犯罪対策課 八神瑛子

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    読みながら柚月裕子さんの孤狼の血の大上さんを思い出されました。まだまだ気になる事が多々あって、先が楽しみです。

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    2019年02月26日
  • 探偵は女手ひとつ~シングルマザー探偵の事件日誌~

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    いやはや留美の山形弁には参ったず。舞台になっている地方に生きている自分には、本文に出てくる場所がリアルに分かって面白かった。んでも、わっがい人はこだいなまてねど思うげんと。他県の人は理解できるかなぁ。

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    2019年01月28日
  • ドッグ・メーカー―警視庁人事一課監察係 黒滝誠治―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    評価は4.

    内容(BOOKデーターベース)
    黒滝誠治警部補、非合法な手段を辞さず、数々の事件を解決してきた元凄腕刑事。現在は人事一課に所属している。ひと月前、赤坂署の悪徳刑事を内偵中の同僚が何者かに殺害された。黒滝は、希代の“寝業師”白幡警務部長、美しくも苛烈なキャリア相馬美貴の命を受け、捜査を開始する。その行く手は修羅道へと繋がっていた。猛毒を以て巨悪を倒す。最も危険な監察が警察小説の新たな扉を開く。

    正しいことを貫くには心だけでなく頭脳も必要・・・私に無い頭脳を持った相馬美貴に心の中でエールを送り続けてしまった。

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    2019年01月30日
  • 探偵は女手ひとつ~シングルマザー探偵の事件日誌~

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    一気読み必至の深町秋生らしい作品。
    ハード過ぎず、ライト過ぎず、読みごたえのある一冊。
    続編に期待!

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    2019年01月28日
  • ダウン・バイ・ロー

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    ネタバレ

     うちの地元もけっこうな田舎なのだが、山形の過疎の街が舞台で非常に寒々しかった。うちの方がまだずっとましだと思えるほどだった。主人公がどうしても可愛らしい女の子を想像できなくて、性格に難ありなブサイクな子が頑張っていると思うといじらしくてよかった。彼女がレイプされそうになる場面ではヤクザも無理して頑張っている感じがした。クライマックスの廃校舎の場面がスリリングだった。ラスボスのバケモノみたいな男の描写がもっと読みたかった。

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    2019年01月27日
  • アウトバーン 組織犯罪対策課 八神瑛子

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    初めは余り入り込めないな〜って、なんとなく読み進めてたんだけど、中盤後から夢中になってた。

    頭もいいし、度胸もハンパないし・・それに美人らしいし。

    最後、瑛子を助けた富永が気になるな!

    シリーズみたいなので、旦那の死の真相も気になるから読み進めてみようと思います。

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    2019年01月20日
  • アウトサイダー 組織犯罪対策課 八神瑛子III

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    亡き夫、雅也の自殺を他殺と信じ真相を暴く瑛子。

    闇のトップ五條に辿り着き、夫と流産したお腹の子の仇を打つ。

    本当に事件は全て明らかになり
    解決したのか……と思わせる最後でした。

    瑛子の男さえ適わない強さにドキドキしちゃいました。

    また瑛子に絡む面々達も、カッコイイ!

    女性ハードボイルドも、ここまで来たのか!ってぐらい、カッコよかった。

    怪しい動きの上司、富永は結局は惚れてるのね

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    2019年01月20日
  • バッドカンパニー

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    経歴不詳の美人社長・野宮が率いる人材派遣会社『NAS』。社員は元警官や元自衛官の屈強な男たち。ヤクザの用心棒、国際テロリストの捕獲、裏カジノに潜入…法律やコンプライアンスなんてどこ吹く風。金さえ積まれれば、どんな汚れ仕事も引き受ける。野宮に弱みを握られている元自衛官の社員・有道は、今日もムチャぶりに耐えながら大暴れ!

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    2019年01月27日
  • アウトサイダー 組織犯罪対策課 八神瑛子III

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    富永と八神の関係が面白い。

    現実の警察がこんなハチャメチャだったらどうしよう!
    お話の中だから流せるけど・・・
    現実の方がもっと凄い事抱えていたりして!
    怖いです。

    次の「インジョーカー」も早く読みたいです。

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    2018年12月24日
  • アウトクラッシュ 組織犯罪対策課 八神瑛子II

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    乃南アサ「凍える牙」の音道貴子、誉田哲也「ストロベリーナイト」の姫川玲子等女性が活躍する話は大好きです。
    それに深町秋生「アウトバーン」の八神瑛子が加わりました。
    次の「アウトサイダー」も楽しみにしています。

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    2018年12月23日
  • 死は望むところ

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    もともとバイオレンスな描写が多い作家さんですが、今作はその中でも飛び抜けているんじゃなかろうか。あまりの死人の数に怖れ慄くし、何より、この人まで死なせちゃう??な非情過ぎる展開に驚愕する。バイオレンス描写もグロい描写も私はそれなりに読めちゃう人なので、あまりの展開に呆然としつつも面白く読めたのだが、最後の最後はちょっと蛇足かな。犠牲の数があまりにも多かっただけに、最後くらいはその犠牲に報いるような綺麗な結果が欲しかったかも。

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    2018年11月19日
  • ドッグ・メーカー―警視庁人事一課監察係 黒滝誠治―(新潮文庫)

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    新鮮な切り口の警察小説で面白かった。ただ説明や繰り返しが多く緊迫感が若干薄れているのが残念。3分の2の分量で丁度良いと思った。続編がありそうなエンディングなので楽しみです。

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    2018年10月21日
  • ドッグ・メーカー―警視庁人事一課監察係 黒滝誠治―(新潮文庫)

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    誰が敵で誰が味方か、最後の最後まで気を抜けないまま読み進めなくてはならない。主人公の黒滝は決して褒められた警察官ではないし、むしろ嫌悪感さえ覚えそうなやり口でエスを甚振り、情報を得ようとするが、警察内部の隠蔽体質連中の腐り具合がさらに上回るので、結果、毒を以て毒を制すかな。黒滝のえげつなさに多少後ろめたさを感じつつも、爽快・痛快感は得られマス。
    深町さんが描く女性警察官は今作も素敵。怯えるどころか、自身が着火点になりそうな苛烈キャラの相馬が格好いいのなんのって。一向に食えないキャラの警務部長の白幡と、山形弁の元公安探偵・井筒など、脇キャラがいい味出していて、読んでいて楽しい。また、このメンバー

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    2018年08月08日
  • ドッグ・メーカー―警視庁人事一課監察係 黒滝誠治―(新潮文庫)

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    悪とは、正義とは、なんて、考える暇がないほど、ワルがグイグイ迫ってくる。

    凄い迫力である。

    「警察の警察」と呼ばれる監察の物語。

    そうすると、警察内部の不正や、ワナ…と、重た~くなりそうな予感だったが、正義なんてそっちのけで、ワルばかりが闊歩し、その迫力が気持ちいいほどだ。

    警察官だろうと、欲にまみれる。

    保身に走る。

    そんな腐ったヤツらを相手に、実に生き生きと、主人公は動き回る。

    凄腕刑事として公安、組対と渡り歩いた黒滝。

    凄腕なのだが、そのやり口は、「まともな」警察官が見れば真っ青になるほどダーティーなもの。

    エス(情報屋)を作るため、弱みを穿り出し、身動きできないように

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    2018年07月21日
  • 新装版 果てしなき渇き(下)

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    皆イカれてる。
    思ったよりエロ描写が多かったなぁ。
    読後感は悪い。
    これを映画に…どこまで再現出来たんやろ…。

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    2018年07月11日
  • ドッグ・メーカー―警視庁人事一課監察係 黒滝誠治―(新潮文庫)

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    美貴と吹越課長とのやり取りは、爽快感があるものの、やるせない気持ちにもさせられました。

    美貴の惚れ惚れとする態度にあっぱれである。

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    2018年06月14日
  • ドッグ・メーカー―警視庁人事一課監察係 黒滝誠治―(新潮文庫)

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    初読み作者
    警察の中の警察、監察に属する黒滝が腐敗した警察に対峙する、相手の弱みを握り首輪をつけ自分の犬に仕立てるドッグメーカー、その黒滝もスレスレ。
    一気読みできて一見敵味方が分かりにくいようではっきりしていて読みやすい。
    警察物といっても暴力、権力、違法、不道徳ばかり。
    しかし終わり方が含みすぎていて…闇は深く何が正義か分からないっていうのは分かるが。

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    2018年04月01日
  • 死は望むところ

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    暴力、暴力、暴力。なんてバイオレンスな小説なんだろう。深町秋生にしか描けない物語。主人公は存在せず、この人物が物語を引っ張っていくのかな?と思ったら、次の瞬間死んでしまう。

    栄グループという絶対悪の組織がある。そのグループは敵対するヤクザや企業、警察にまでも牙を剥く。その組織に対抗し、警察組織は、特別チームを組んで壊滅させようとするが・・・。

    手に汗握るアクションは健在で、途中、警察組織とは別に栄グループの圧倒的暴力を物ともせず対抗していく謎のマスク男が現れたり、読者を飽きさせることはなく、約500ページあるボリュームをあっという間に読ませてしまう。
    超一級のバイオレンス

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    2018年03月22日
  • ダウン・バイ・ロー

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    疲弊する地方都市に住む女子高生が主人公。貧しい暮らしから必死に這い上がろうとする彼女の周辺に次々事件が起こる。目の前で列車に飛び込んだ友人、惨たらしく殺された少年、有力者の愛犬惨殺事件…。真実を追求する女子高生らしからぬ根性が見どころ。

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    2018年03月11日