深町秋生のレビュー一覧

  • 天国の修羅たち

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    気になっていた1巻での物語が回収されて、個人的には綺麗な終わり方だと思った。
    1巻が漢の力強い物語、2巻が悲しい獣たちの救われない物語、3巻がある意味で報われた物語のように感じる。

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    2024年09月13日
  • スリーアミーゴス バッドカンパニー3

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    連作短編集4篇
    肉体派の有道がのっけからやられたり、頭脳派の柴が不本意な外仕事で危機に陥ったり、新キャラの美桜がキレまくったりの絶定絶命の修羅場アクション満載。血みどろの割に明るいのは暴走の陰に人情や愛が潜んでいるからで、飛び交う会話がまたユーモラスなのも楽しい。

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    2024年09月08日
  • 卑怯者の流儀

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    アウトローのマル暴刑事の物語は数多くあるけれど、本書はそれを腕力で押さえつける上司の存在により、なぜか少しコミカルかつ人情的な作品に仕上がっている。
    加えて米澤刑事の優秀さと下衆さのバランス感もかなり好きなので、続編が出ないかなあ。

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    2024年08月30日
  • 天国の修羅たち

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    ネタバレ

    『天国の修羅たち』とのタイトルのイメージ通り、とてもキレイな終わり方をした。前作は前日譚、今作は『ヘルドッグス』の続き。読み終わってみて、続きを知りたかったような知りたくなかったようなストーリー。女性刑事目線で描かれてるのは時代の流れか。

    前日譚は新たに登場したキャラも多く1作目で語られてなかった人間模様がとても楽しめた反面、今作は完結編に相応しくオールスターのようにキャラが次々と登場して少し強引さがあったかな…

    マッサージ師をして情報員をしていた典子は車も運転して拳銃も握れるの?笑。活躍っぷりに無理があるような笑。

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    2024年08月25日
  • 鬼哭の銃弾

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    捜査一課の刑事・日向直幸は多摩川河川敷発砲事件の捜査を命じられる。使用された拳銃の線条痕が、22年前の「スーパーいちまつ強盗殺人事件」で使用された拳銃と一致。
    迷宮入り事件が一気に動き出す。その事件は鬼刑事の父・繁が担当し、捜査にのめり込むあまり家庭を崩壊させた。警官親子が骨肉の争いの果てに辿り着いた凶悪事件の真実とは――。

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    2025年05月29日
  • スリーアミーゴス バッドカンパニー3

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    政治家の裏金問題、特殊詐欺グループによる広域強盗事件、外国人労働者への差別…
    手段をいとわぬ人材派遣会社“NASヒューマンサービス”が世に蔓延る悪を成敗します。

    人材派遣会社“NAS”。
    社員の有道が今回派遣された先は、多くの技能実習生が働く建設会社。
    そこでは外国人差別に加えて、不当な過重労働が強いられているともっぱらの噂で……。
    武闘派の有道、元エリート公安刑事の柴、普段はおしとやかだがひとたび闇に紛れれば無敵の美桜。
    そして癖の強い面々を取りまとめる美人社長野宮らが、真の悪に鉄槌を下す。

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    2024年08月21日
  • スリーアミーゴス バッドカンパニー3

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    最近ほんわか(*´ω`*)とした話ばかり読んでいたので、程よい刺激が心地良かった(*^▽^*)美桜ちゃん大活躍!

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    2024年08月19日
  • 新装版 ジャックナイフ・ガール

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    バイオレンスなアクション小説。暴力的な表現が苦手でしたが、スリルやミステリ要素あり。ドンデン返しありの面白い作品でした。サクサク読めました。

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    2024年08月07日
  • スリーアミーゴス バッドカンパニー3

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    シリーズ第三作。
    少し軽めの犯罪エンタメ。
    謎の女性社長の下で働く、元自衛隊・元公安・資産家のお嬢様の3人が活躍します。
    テレビドラマでも観てる感覚で楽しめる作品です。

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    2024年06月23日
  • 天国の修羅たち

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    シリーズ第三弾で完結編。本作で登場した女デカが主人公なのには違和感があるが、最後は良かった。激しい暴力の連続だったシリーズだが、死刑囚となった出月の絵に描かれていたのは、天国の修羅たちだっただろう。

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    2024年06月16日
  • ファズイーター 組織犯罪対策課 八神瑛子

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    迫力満点のアクションシーンにかたずを呑んで読みふける!
    前作をおさらいしてから読めば良かったと少し後悔しつつも一気読み。
    次回作も楽しみなお気に入りの作品

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    2024年05月21日
  • インジョーカー 組織犯罪対策課 八神瑛子

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    最後まで読みごたえ十分なバイオレンスアクション!
    怒濤のラストは、一気読み必至!
    心も身体も熱くなる、夏にピッタリな一冊でした。

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    2024年05月21日
  • 天国の修羅たち

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    映画公開のタイミングに合わせての緊急刊行なのか、短めで不完全燃焼気味。
    ファストシネマでしたか、倍速再生や良い場面だけ繋いで編集して映画を観る、アレに近いかもしれません
    (つづく)

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    2024年06月04日
  • 天国の修羅たち

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    ネタバレ

    感想
    ヘルドッグス完結編。途中までは関係なさそうな話だったが、後半は一気にジェットコースターのような展開。終わり方も鮮やか。

    実際はここまで綺麗に真相が暴かれることはないのだろうな。

    あらすじ
    神野真理亜は、暴力団の闇を暴くジャーナリスト殺人事件の捜査をしていた。東鞘会の十朱と兼高が起こした事件について、兼高が自分と十朱は警察から潜入捜査として派遣され、東鞘会を潰すために動いていたと全てを暴露したが、世間は信憑性が低いと取り合わなかった。

    真理亜は兼高ファイルの真相を暴くべく、ジャーナリストの車田に接触するも、警察幹部より捜査から外される。真相を暴くべく当時の関係者である町本警視に聞き込

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    2024年04月28日
  • 煉獄の獅子たち

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    ネタバレ

    感想
    救いようのない騙し合いの連続で物語を読んでいると、何が善で何が悪なのか?暴力団と警察の境目がどんどん分からなくなってくる。

    こうやって、ヘルドックスに繋がって行ったんだなぁ。

    あらすじ
    関東最大の暴力団である東鞘会は会長の氏家必勝が東南アジアへの進出を果たして勢力を拡大していた。必勝の死により、会長代理の神津と息子の勝一で組が割れる。

    勝一は、関西の華岡組と組んで神津を暗殺するも、東鞘会は十朱をトップとして三羽烏体制で、乱れがみられなかった。

    組対四課の我妻は、神津組を追い詰めるべく捜査をする。その過程で、借金で嵌められた玲於奈という女を救う。警察内のゴタゴタに巻き込まれながらも

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    2024年04月10日
  • 警官の道

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    上級国民:葉真中顕/許されざる者:中山七里/
    Vに捧げる行進:呉勝浩/クローゼット:深町秋生/
    見えない刃:下村敦史/シスター・レイ:長浦京/
    聖(あきら):柚月裕子

    作家もいろいろ 物語もいろいろ
    読んだことのない作家さん出会うのも おもしろい

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    2024年04月05日
  • 警官の道

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    警官も人。
    悩みもあれば間違いもする。
    そんな中でも信念をもって行動し生きている人はかっこいい。
    どの作家さんの作品も響きました。

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    2024年02月29日
  • 警官の道

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    ネタバレ

    「警官」という職業に焦点を合わせているのが面白い。するっと読むつもりだったのに、好きな作家が多すぎて没入。急いで読むことができなくて、思いのほか時間を要しました。

    まずひとつめの葉真中さんで掴みバッチリ。以降、コロナに寄せた話もちらほらあり、あまりに寄せすぎるのは私は苦手なのですが、世間がパニックになっている間に作家たちはなんとかこれに絡めた話を書けないものかと考えていたのだなぁと思ったりも。

    警官だって普通の人間。LGBTをカミングアウトする時期に悩む姿なども描かれ、その生き様が興味深い。

    柚月姐さん、好きです♪

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    2024年02月20日
  • インジョーカー 組織犯罪対策課 八神瑛子

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    テンポの良いストーリー展開と、クライマックスに向けてのギアの入り方が素晴らしい。
    そして逆にラストの、それまでの嵐の様な展開から、張り詰めた様な静けさで、物語をグッと締めてくれる。
    シリーズがまだ続きそうで嬉しい。

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    2024年02月14日
  • 警官の道

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    警察小説の短編集
    葉真中顕、中山七里、呉勝浩、深町秋生、下村敦史、長浦京、柚月裕子
    今読まれているこの作家達の警察小説アンソロジーという事で、期待しまくって読み進めましたが・・・
    作品によって大きく好き嫌いがある感じですかね?中山七里と柚月裕子はさすがの面白さでしたが、長浦京は警察小説ですらなく、「リボルバー・リリーの現代版」の様相だし・・・
    他の方にも是非読んでいただき、感想を聞きたいです。

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    2024年02月01日