【感想・ネタバレ】新装版 ジャックナイフ・ガールのレビュー

あらすじ

累計60万部突破『果てしなき渇き』著者
デビュー20周年記念、待望の新装版!

極悪&痛快なバイオレンス・アクション!

――敬意を払うに値しない相手には相応の死を。
それがあたしの流儀。

殺人強盗放火が日常茶飯事、都会も田舎も等しく極貧にあえぐ20XX年。
東北のアウトロー少女が荒廃した世界を爆走する!

(あらすじ)
20XX年、震災によって荒廃した東北をひとりの少女が爆走する。
稀代の不良・桐崎マヤ――ナイフを常に持ち歩き、目的のためなら手荒い行為もいとわない、通称“切り裂き”マヤ。
時に大麻を収穫すべく舎弟を連れて隣県まで乗り込み、時に強盗放火殺人の容疑をかけられながら真犯人を追いかけ……。
無慈悲な世界を舞台にした連作短編集が、深町秋生デビュー20周年を記念して装いを新たに再臨!


【著者について】
深町秋生
1975年、山形県生まれ。第3回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、2005年に『果てしなき渇き』(宝島社)でデビュー。同作は「渇き。」として2014年に映画化。他の著書に「組織犯罪対策課 八神英子」シリーズ(幻冬舎)、「ヘルドッグス」シリーズ(KADOKAWA)など多数。

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Posted by ブクログ

バイオレンスなアクション小説。暴力的な表現が苦手でしたが、スリルやミステリ要素あり。ドンデン返しありの面白い作品でした。サクサク読めました。

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2024年08月07日

Posted by ブクログ

あとがきを読んで気づいたが確かに文章が若々しいかもしれない。妙に荒々しいエネルギーというか。これはこれで読んでいて楽しいと思った。

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2023年12月08日

Posted by ブクログ

深町秋生さん初読みの『新装版ジャックナイフ・ガール』の概要と感想になります。

本作は装画に惹かれて購入し、あらすじからハードボイルドな内容だと身構えていましたが、面白くて一気読みしてしまいました。

※注意事項※
本作は過激な描写や卑猥な言葉が多いため、抵抗ある方はお気を付け下さい。

概要です。
20XX年の荒廃した仙台市に拠点を置く桐崎マヤは率いる仲間のリーダーとしてヤクザ、マフィア、警察を相手に、シースナイフを始めとした様々な刃物を巧みに操りながら「切り裂きマヤ」の異名を轟かせていく。その勇姿は弱者の希望であり、世直しに心血を注ぐジャンヌ・ダルクかの如く。

洋画「マッドマックス」や漫画「北斗の拳」の世界観に似た印象を受けながら、桐崎マヤの武勇伝を連作短編集というエピソード形式で語られる本作は、意外にも爽快感を味わいながら桐崎マヤの生き方に惚れました。250頁余りと短い作品にも関わらず、それぞれの登場人物のキャラクターが映えているのも面白さに拍車をかけていました。

深町秋生さん、デビュー20周年おめでとうございます。

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2023年11月04日

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