深町秋生のレビュー一覧

  • アウトサイダー 組織犯罪対策課 八神瑛子III

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    読み終わった直後は全身鳥肌が立ってしまった。これだけの警察の汚らしい部分を見せつけられながらも、このスッキリとした読後感はなんだ。

    この章を持って、八神の夫が亡くなった真相がわかります。やはりと言うか、なんとなくそうくるだろうなと思っていた通りの展開。
    前作で戦った圧倒的な破壊力を持った敵ではないが、今回はゾクゾクとさせるような敵が相手となる。これはこれで怖かった。

    それにしても最後は爽快。あれだけいがみ合っていた富永との関係も微笑ましい。
    続編を期待したい。

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    2017年06月16日
  • 猫に知られるなかれ

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    敗戦後の日本を舞台にしたスパイアクション小説。単なるスパイアクションというよりも、敗戦により周囲から手のひらを反され、辛酸を舐めざるを得なかった日本人の悲哀をスパイたちの眼を通して描いた作品だった。

    杉江松恋が『間違いなく著者の最高傑作』と称賛しているが、これには少し異論がある。深町秋生には他にも本作に勝るとも劣らない作品は数々あるのだ。しかし、様々な史実と創作とが融合したストーリーの本作がかなり面白いということには全く異論はない。

    戦時中、香港憲兵隊でスパイ狩りを行っていた永倉一馬はその恵まれた肉体を武器に池袋でヤクザの用心棒を務めていた。そんな永倉を陸軍中野学校出身の藤江忠吾が秘密機関

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    2016年10月21日
  • バッドカンパニー

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    長男が読みたいと言うので購入。
    先に読ませて貰ったらおもろい!
    どんどん読める。強いのに情に弱い
    そして優しいところもある。
    こんな強くて優しい男には憧れる♪

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    2016年09月30日
  • アウトサイダー 組織犯罪対策課 八神瑛子III

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    ネタバレ

    暴力的だけど面白かった。全体の雰囲気が好きです。話は一段落してしまったけど、別のストーリーを読みたい。

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    2015年09月03日
  • ダブル

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    ハードなエンタメw 内容、かなりバイオレンスだけど、こういうのは、まぁ平気。現実では、絶~~対、ちょびっとでも関わりたくない人たちですがww ハラハラ、ドキドキ、ワクワク、心臓に悪いー!と思いつつ、どんどん読めちゃう!おもしろかったです!!

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    2015年03月13日
  • 新装版 果てしなき渇き(下)

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    この小説、出てくる車の車種が全て明示されている。また、地理感をだすためか、国道16号線、17号線が頻繁に利用されている。主人公の愛車はカローラなのだが、プリウスと軽の時代に個人向けの車として、ちょっとどんな人が乗るのかイメージしずらくなってきてますね。

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    2014年07月06日
  • 新装版 果てしなき渇き(上)

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    深町先生のブログは好きで以前から読んでいました。確か昭和ノスタルジーブームの只中、昭和日本の野蛮さ未開さを著していて、腑に落ちていたと思います。そして、今に至るまで小説は一作も未見。
    映画化されると聞いて、やっとデビュー作を手にとった次第。だって、ハードボイルド小説なんて読まないもん。
    読んでる間は、本当に時間を忘れます。電車の中で読んでると、知らぬ間に降りる駅にたどり着いていて慌てることもしばしば。
    内容はひたすら悲惨で、地獄めぐりの様相を呈しています。スタートから救いが見えないのですが、終わりまでひたすら事態は悪化の一途を辿り、妙なドライブ感がでています。

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    2014年07月06日
  • アウトサイダー 組織犯罪対策課 八神瑛子III

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    自殺とされた夫の死の真相にいよいよ決着がつくシリーズ第三弾これで悪徳刑事の八神瑛子に会えなくなるのかと少し寂しいという
    思いは束の間、のっけからハード。
    前回の手がかりから同僚の刑事を手なずけ情報を得た瑛子に
    襲い掛かる闇、不死身の瑛子ももうダメかと息を飲み
    先を読むのが怖くなるほど。

    真相に近づけば近づくほど真相はきな臭い方向に
    そうくるかぁ〜と読み手にも負荷がかかります
    瑛子はどう決着をつけるのか、命を賭けて闘った瑛子に残るものは・・

    シリーズを通して登場する人物たちも色褪せることなく
    いい味を出しています特に瑛子と敵対していた署長、富永の
    たくましさと以外な一面が見えてとても人間くさ

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    2017年09月20日
  • アウトクラッシュ 組織犯罪対策課 八神瑛子II

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    警視庁上野署組織犯罪対策課の美人刑事八神瑛子シリーズ第2弾です。
    都内でメキシコ産の覚せい剤が出回り瑛子も売人の検挙に追われていたころ、瑛子が癒着している関東の暴力団(千波組)から、メキシコの麻薬組織を裏切った男を守って欲しいという依頼が入る
    安価なメキシコ産の麻薬を自分たちのシマから排除したい千波組、夫の死の真相の為に千波組の依頼を受ける瑛子
    しかし今回の敵は強敵
    メキシコから送り込まれたのは暗殺を専門とするグラニソ
    世界最大の麻薬組織の進出、関西と関東の暴力団の暗闇新興の不良集団も加わり、瑛子が生き残れるのか・・という状態しかし瑛子の強さは前回にもましてバイオレンスだった。
    組織を裏切った

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    2017年09月20日
  • ダブル

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    アウトローを描かせたら最高♪ 垣根涼介氏と双璧か?
    警察小説かと思って読み始めたら、完全無欠のアウトロー小説だったw
    ダブルミーニングといい、映画「フェイス・オフ」を日本風にやるとこうなるか?というような展開に、キャラクターの魅力は随一♪
    一気読み必死なストーリーテリングがたまらなく好きだ♪

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    2012年11月19日
  • 警官の標 警察小説アンソロジー

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    大好きな警察小説アンソロジー七作品。

    どれも面白かったけど、読後感あまり良くない作品もあった。

    自分的に読んでいてワクワクした作品は、吉川英梨さんと松嶋智左さん。
    吉川英梨さんは、主人公の警察学校生でありながら筋読みが鋭過ぎて、実務教習中の指導官の評価が二分されてしまうのが面白かった。
    もっと読みたいなと思ったら、『新人女警』というタイトルで出版されていたので、こちらも読みたい。

    松嶋智左さんの作品はシリーズ化していなくて残念。
    松嶋智左さんの畫く登場人物のキャラがとても好きだな。もっと作品読みたい。

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    2026年05月20日
  • ダウン・バイ・ロー

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    女子高生の自死から始まるこの物語は、序盤はとにかく重い。震災後の東北を舞台としており、どうにもならない閉塞感と貧困が二重三重に物語を包み込んでいます。
    帯には怪事件に女子高生が挑む、と書かれていますが、挑むというよりは少しずつ薄皮を剥がすように事件の核心に近づいてしまい、とうとう深淵をのぞき込んで逃げ場を失うという方が正しいです。中盤以降はもう怒涛に展開でラストまでぐいぐいと引っ張っていかれました。

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    2026年05月07日
  • 血は争えない

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    「ヘルドッグス」シリーズの作者による、ヤクザ小説。
    台湾系実業家の非嫡出子である主人公が、一族を影から守るため、日本ヤクザとして昭和から令和まで戦い続ける話。

    それぞれの時代の空気感の描写は見事だから、ところどころ台詞の陳腐さに気恥ずかしさを覚えた。作者の精神年齢が若いのだろうか。

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    2026年05月03日
  • 探偵は田園をゆく~シングルマザー探偵の事件日誌~

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    山形県を舞台にした、シングルマザー探偵、椎名留美が主人公の探偵ものの第2弾。
    このシリーズの前作を読んだ際に、長編で読んでみたいという感想を持ったのですが、第二弾の本作は私の希望通りで、長編物でした。嬉しい~!!

    内容は、前作からぶれていないと思うのですが、衰退していく地方ならではの背景・・・・高齢化だったり、人手不足だったり、不景気だったり、地方に住んでいたら大なり小なり共感できる事情をベースとした人探しをする内容でした。

    前作でも登場した元ヤン夫婦も健在で大活躍で満足、満足。

    結末は、色々伏線には気付いてたんですが、ああいう結末になるとは思いませんでした。
    違和感には気付いてたのに

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    2026年04月18日
  • 警官の道

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    読む達成感を求めるとどうしても同じ作者を追ってしまう。近年はブック・オフの100円コーナーで題名のインスピレーションで手に取る事が増えた。短編ではあるが7人の作者の作品が綴られていて中山七里さん柚月裕子さん以外は初めて読む作者だったので期待が膨らんだ。中でも長浦京さんのシスター.レイは面白かった。長浦京さんの他の作品も読んでみようと思います。

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    2026年04月11日
  • ダウン・バイ・ロー

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    ある女子高生の周りで起きる
    友人の自殺、猟奇殺人、犬の殺害、更に失速や拉致
    事件の真相に巻き込まれていく
    マッドマックスの様にバイオレンスがエスカレートに
    更にホラーを匂わせる恐怖が!
    盛り沢山の怒涛のストーリーを体験せよ

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    2026年03月19日
  • 警官の標 警察小説アンソロジー

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    7人の作家さんによる警察短編集。
    それぞれの作家さんが趣向を凝らした個性を感じさせる作品。
    初読みの作家さんが5人もいたのでどんなテイストなのかなと楽しく読めた。
    実務修習生の視点と指導係の視点を描いた吉川氏の作品と、初めて上司となった警部補の視点で描いた松嶋氏の作品が特に印象に残った。

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    2026年03月10日
  • ブラッディ・ファミリー―警視庁人事一課監察係 黒滝誠治―(新潮文庫)

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    前作からのシリーズ作。一応前作も読んだが余り覚えて無いが前作の方が面白かった感じ。やはり最初のインパクトが強く感じたからだと思う。

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    2026年02月10日
  • 探偵は女手ひとつ~シングルマザー探偵の事件日誌~

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    山形を舞台に山形弁で走り回るアラサーのシングルマザー探偵。山形ではそんなに探偵仕事があるわけではなく、もっぱらさくらんぼの選果やスーパーの警備などの便利屋仕事ばかりだが、探偵の腕はピカイチ。今までにないミステリーで一気に読み切ってしまった!

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    2025年12月30日
  • 探偵は田園をゆく~シングルマザー探偵の事件日誌~

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    元警察官であり探偵(便利屋)の留美の元に失踪した息子翼を探す依頼を受ける
    失踪の原因が借金?その先には市議選などにも絡む事件に

    勿論、逸平と最強妻、麗をアシスタントに
    痛快ハードボイルドアクション!
    でも最後は…
    前作を超える展開に!次回も留美の活躍を期待したい

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    2025年11月28日