深町秋生のレビュー一覧

  • ダブル

    Posted by ブクログ

    アウトローを描かせたら最高♪ 垣根涼介氏と双璧か?
    警察小説かと思って読み始めたら、完全無欠のアウトロー小説だったw
    ダブルミーニングといい、映画「フェイス・オフ」を日本風にやるとこうなるか?というような展開に、キャラクターの魅力は随一♪
    一気読み必死なストーリーテリングがたまらなく好きだ♪

    0
    2012年11月19日
  • 探偵は田園をゆく~シングルマザー探偵の事件日誌~

    Posted by ブクログ

    元警察官であり探偵(便利屋)の留美の元に失踪した息子翼を探す依頼を受ける
    失踪の原因が借金?その先には市議選などにも絡む事件に

    勿論、逸平と最強妻、麗をアシスタントに
    痛快ハードボイルドアクション!
    でも最後は…
    前作を超える展開に!次回も留美の活躍を期待したい

    0
    2025年11月28日
  • 探偵は女手ひとつ~シングルマザー探偵の事件日誌~

    Posted by ブクログ

    山形弁が
    より頼もしくなる留美
    表紙の雰囲気などからは別の意味で裏切られる
    探偵というより便利屋でありヤクザやチンピラなど厄介な連中が、そこを留美と助手?逸平が!
    アクションコミックのよう!

    0
    2025年10月25日
  • 探偵は田園をゆく~シングルマザー探偵の事件日誌~

    Posted by ブクログ

    山形というローカルのリアリティ(訛りの描写が一つひとつ細かかったり、東北の冬風景、田舎の家の雰囲気など)がよく描き込まれていたように感じた。
    面白かったのはヘルドッグスシリーズと同様、理不尽な激昂と暴力描写。グロテスクな暴力ともまた違って、一種の爽快感がある。特に今作は女性が男性をコテンパンにするシーンがハイライトの一つなので、良いなと思った。それでいてなんでもかんでも暴力で解決するわけでもなく、リアリティを保ちつつなのが良いバランス。でも麗さんのキレっぷりと暴れ方は面白かった。
    主人公留美の母としての自覚はだいぶ薄い。倫理的にというよりは、テーマとして「母と子」の関係性が複層的に関わってきて

    0
    2025年10月14日
  • ヘルドッグス 地獄の犬たち【電子書籍限定!書き下ろし短編収録】

    Posted by ブクログ

    ヤクザへ潜入した捜査官の葛藤。
    最後は辛くて読んでられなかった。

    香川照之さん、西島秀俊さん主演の映画「ダブルフェイス」(知ってる人いると嬉しい)を彷彿とさせる。任侠、裏切り、怒涛の暴力に読んでいる手が汗ばんでくる。
    しかし、この本で心奪われるのは、細部まで作り込まれた世界観と、愁い、人情の心理描写。なんとも切なくてかっこいい。
    初めてアウトローな小説を読んでみたが、なぜだろう悪にに心洗われた。

    あ、今調べたらすでに映画化されてたみたい。岡田准一さん主演。めっちゃええやん。

    0
    2025年09月20日
  • バッドカンパニー

    Posted by ブクログ

    ヘルドッグスのような「情念」はなかったけれど、サクッと読めて楽しめる、休みの日に難しいことを考えずにちょっとだけアウトローな物語を読みたいな〜という時(そういうことがどれくらいあるかは、知らんけど)には良い。

    0
    2025年08月13日
  • スリーアミーゴス バッドカンパニー3

    Posted by ブクログ

    感想
    サクッと読めて面白かった。

    トクリュウ案件とか、大元まで辿り着いて解決するには本当は大変だろうな。このシリーズはやたら技能実習生の犯罪が出てくるな。


    あらすじ
    バッドカンパニーのシリーズ3。有道は東北の建設会社への潜入を命ぜられる。そこでは外国人の技能研修生を奴隷のように働かせていた。有道はベトナム人研修生のミンを救う。

    柴の警察時代の仲間の近藤よりエスが失踪したと連絡を受ける。柴は消えたエスの茉里の行方を追う。茉里の行方を追うと警察OBのするグレーな探偵社に辿り着き、NASは殴り込みをかける。

    新人の美桜が、トクリュウの一団の一掃を命ぜられる。トクリュウの実態を追うと、美桜の

    0
    2025年08月09日
  • 煉獄の獅子たち

    Posted by ブクログ

    日頃からホッコリとしめしめな小説読んでると、メンタマぶっ飛びます。ヤクザと警察のホンマもん大闘争劇、イカつすぎて怖い。あまりにも外道。色々とやるせなく胸が締め付けられる…織内ぃ〜。。

    でもみんな地獄でも元気にやっててほしい。

    0
    2025年08月02日
  • アウトクラッシュ 組織犯罪対策課 八神瑛子II

    Posted by ブクログ

    ダークヒロイン八神瑛子のシリーズ2作目。
    今回の敵はヤバい。ヤバすぎる。何せコロンビア麻薬組織が日本に送り込んだ殺人マシーンとでも言うべきプロの殺し屋"グラニソ"なのだから。もはや一刑事が対峙するような相手ではない。それでも八神は対決する。何故なら自らの大きな目的を達成するためにはやらねばならないからだ。八神の最終的な目的は3年前に奥多摩で遺体となって発見され自殺と片付けられた夫の死の真の理由を暴くこと。その情報を得るために必要な戦いなのだ。
    前作よりも更にダークな感じが増し、アクション要素が強くなってきた。本作で真実への足掛かりを手に入れた八神は、次作以降で更に深みにはま

    0
    2025年07月30日
  • ブラッディ・ファミリー―警視庁人事一課監察係 黒滝誠治―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    感想
    これ系の警察の上層部は暗い部分がある小説をよく目にするが本当だったら怖いなぁ。

    官僚は足の引っ張り合いばかり!?真面目に働いてる人は報われないのかな。


    あらすじ
    ドッグ・メーカーこと黒滝と相馬美貴は警察庁の監察官だ。数ヶ月前に波木巡査が自殺した。その原因は、同僚の伊豆倉による強姦だ。波木は強姦を訴えたが、警察庁次官を父に持つ伊豆倉は素知らぬ顔で同僚も見て見ぬフリ。それに絶望し、自殺した。

    美貴は上司の白幡からの命令でその事実を追う。伊豆倉陽一を追うと派手な金遣いが明らかになり、医師の弟にタカっていることがわかる。

    その後、陽一が入れ上げているホステスを尾行し、彼女が中国のスパイ

    0
    2025年07月22日
  • アウトバーン 組織犯罪対策課 八神瑛子

    Posted by ブクログ

    恐るべきダークヒロインが誕生したものだ。この手の作品で主人公が女性刑事の場合は美人でタフというのは相場が決まっているが、本作の八神瑛子はそれに加えてダークサイドの住人だ。多くの警察官に金を貸して飼い慣らす。住居侵入や暴力行為も平然とやってのけ、ヤクザと密な情報交換を行う。これだけ見ると悪徳警官にしか思えないが、犯人逮捕のためにその情報を駆使し、1日に2時間程度しか睡眠をとらず活動し続けている。全ては自分の大きな目的を達成するため。ダークでバイオレンス満載だが、痛快にさえ思えるのは彼女が全くブレないからだろう。
    彼女を追い落とそうとする警察内部の相手がキャリアで上野署長である富永なのがまた良い。

    0
    2025年07月07日
  • 警官の標 警察小説アンソロジー

    Posted by ブクログ

    各短編とも充実した内容でした。個人的には鳴神氏と吉川英梨氏がフィットしました。他の作品も読んでみたいと思います!

    0
    2025年05月28日
  • アウトクラッシュ 組織犯罪対策課 八神瑛子II

    Posted by ブクログ

    4.0/5.0

    大胆にも暴力団関係者や反社会組織と協力関係を結びながら捜査を行うアウトロー女刑事八神瑛子の豪快さや知的さ、ハードボイルドな魅力が楽しめる。
    日本の警察、暴力団、メキシコの麻薬組織等々、登場する組織名が多く、それに付随して登場人物も多いため若干「あれ、これだれだっけ?」となる箇所もあった。
    血と戦いを生きる糧とする悲しきキラーマシーン、グラニソもまた魅力的だった。

    0
    2025年05月28日
  • ドッグ・メーカー―警視庁人事一課監察係 黒滝誠治―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    2025.05.18
    フィクションとしてエンジョイすべき一冊。細かいツッコミは無用。
    登場人物たちの強さと弱さを堪能する作品

    0
    2025年05月18日
  • ファズイーター 組織犯罪対策課 八神瑛子

    Posted by ブクログ

    シリーズものって次第にマンネリ化してきて、少しずつ面白くなくなってくるのだけれど、八神シリーズは、暴力団の変化ぶりが面白く、飽きさせない。次の巻はいつでるのだろう。

    0
    2025年04月29日
  • スリーアミーゴス バッドカンパニー3

    Posted by ブクログ

    「バッドカンパニー」シリーズ3作目。本書も短編で構成されているが、短編とは思えないほど濃密に深町秋生節を楽しく堪能できた。
    4篇目の「サンダーライジング」では思わず涙が出そうになった。まさか深町秋生の小説でこんな気持ちになるとは!

    0
    2025年04月27日
  • インジョーカー 組織犯罪対策課 八神瑛子

    Posted by ブクログ

    アウトサイダーで決着ついたはずだから、読者としても、もう警察をやめて他の仕事についたらええににと思う。夫の殺害犯も判明したことだから、その後の話は蛇足でしかないと期待せずに読んだけど、やっぱり、おもろいな。八神瑛子は麻薬やな。

    0
    2025年04月22日
  • アウトサイダー 組織犯罪対策課 八神瑛子III

    Posted by ブクログ

    前巻アウトクラッシュに登場するグラニソのキャラがぶっ飛んでいただけに、今回登場した五條がかすんでいる。3部作の結末にしては少し残念だった。

    0
    2025年04月19日
  • アウトバーン 組織犯罪対策課 八神瑛子

    Posted by ブクログ

    最近毎日新聞に深町秋生さんがよく出ているので、気になって初めて読んでみた。女鮫島警部(と言っても最近の鮫島は少し大人しく地味になってはいるが)のようで、かなり破天荒でアウトロー的だ。八神の亡夫の死因の謎を残しながら終わっているので、次の巻も読むことになるんだろうな。

    0
    2025年04月13日
  • オーバーキル バッドカンパニー2

    Posted by ブクログ

    4.0/5.0

    バッドカンパニーシリーズ第二弾。
    相変わらずドンパチが最高で、頭空っぽで楽しめるエンタメ小説。
    野宮のハードボイルドで、ミステリアスな魅力が他の登場人物たちによって際立ってる。

    0
    2025年03月08日