堂場瞬一のレビュー一覧
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西川と沖田コンビのシリーズ。
だが、沖田の出番はほぼなし。シリーズで初めてではないだろうか。
連続ドラマに俳優の都合で無理やり病気や転勤を理由に登場しなくなるような感じに似ている。
代わりに、ベテラン刑事ガンさんこと岩倉が登場。
ガンさんの一人舞台のごとく話は展開する。
読み終わった後に、読者レビューを読んで知ったのだが、岩倉は著者のラストラインシリーズの主人公。
このシリーズ読んだことはないが、ドラマで村上弘明が演じているやつ?でしょ。
すっかり本を読んでいる間に出来上がった岩倉像があまりに村上と違う。
あんなスマートな感じでないイメージで読んでいたので。結構しつこく、待っていられない性格 -
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ネタバレなんでこれを題材として選んだんだろう…と思ってしまった。
被害者の心の中。
言葉で現しずらい内容をこのボリュームで。
作品として素晴らしいと思った。
ひき逃げ。
突然迎えた別れに心がついていかない遺族。
被害者家族から加害者へ。
その変化は分からなくはない。
憎しみは憎しみしか生まない。
その立場になったら、その通りだと思う。
作品を読んでいる側からは、村野を視界に入れてと願うばかりだった。
村野が悪いわけではなく、被害者家族が周りからのサポートに気付けたらこんな事には…。と思ってしまった。
次作以降、支援課のメンバーが気になる。 -
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鳥屋野高校野球部に進学したキャプテン尾沢は甲子園への予選出場が厳しい状況になっていた。理由は前監督のパワハラによる部員の大量退部。一方、尾沢の中学時代の同級生 里田は成南高校に進学したが予選開始直前、チームが移動中のバスが横転事故を起こし、里田自体は奇跡的に軽傷だったが、チームメイトはほとんどが予選に間に合わない怪我を負う。
成南高校のバス事故を知った尾沢は里田の軽傷を知ったその日から、鳥屋野・成南合同チームでの予選出場に思い至る。里田に合同チーム結成を持ちかける尾沢。里田は当初、難色を示すが、大けがを負った成南キャプテン石川を尾沢は説得、里田の説得にも成功する。
尾沢には里田とのバッテリーを -
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ネタバレ2024年の25冊は、エド・マクベインの「キングの身代金[新訳版]」です。87分署は、読んで見たかったシリーズの1つです。しかも、堂場瞬一氏の翻訳とくれば、読まない理由には行きません。
シリーズ屈指の変わり種という事で、本作の主役は、87分署の刑事達でなく、2組の夫婦です。1組目は、タイトルにもなっているダグとダイアンのキング夫婦。ダグは、製靴会社の重役で高級住宅街の豪邸に住んでいます。もう1組は、相棒と誘拐事件を起こすエディとキャシーのフォーサム夫妻です。エディは、強盗を繰り返して生活しているチンピラです。金持ちの子供を誘拐して身代金をせしめて、メキシコで心機一転の生活をしようとしています。 -
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日本の警察シリーズ平成編の第三巻。最終とあるのは平成編のことで令和編があるのか不明だ。
舞台は2012年。海老沢は目黒中央署の署長、高峰は捜査一課の理事官(ナンバー2)になったという設定。
大筋の事件は一つで大した事件とも思えないが二人のやり取りだけで読ませて行く。
しかし本当にこの日本に公安一課のような組織が残っているとは。現実にはこの設定からも10年以上たった。組織が変わったとは思えないがどうなのか。一所轄の所長が定年後の新たな仕事として公安の組織設定をするとはちょっと荒唐無稽に思える。
あと細かいが所轄の刑事課長が新聞記者と会っていただけで左遷される。ほんとか。怖い組織だ。