堂場瞬一のレビュー一覧
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『検証捜査』の姉妹編?
この作品の主人公若林警部は、『検証…』に登場してないが、彼の部下桜内は出ていたようだ。
頁を捲るにつれ、永井警察庁刑事局理事官が電話をよこし、神谷警部補が桜内を訪ねてくる。
そして、神谷は最後の場面でカッコいい役割も演じる。
やはり、姉妹編かと納得。
ともかく、今回の主人公若林は、「部下のミスのせいで出世の階段の踊り場で足踏みして」いるとの考えに凝り固まり、「手柄を立てたい、汚名をすすぎたいという個人的な感情で動いて」おり、部下を信用せず馬鹿にし、その部下たちからの信頼はまるでゼロ。
読者にしても、とても共感など持てないキャラである。
しかし、こんな融通の利かない主人公 -
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刑事一之瀬拓真の成長物語ともいうべき警察小説。
新米刑事だった一之瀬も、5作目になると後輩刑事もでき、捜査活動の主力となっている。
今回は、護送中の容疑者を強奪されるという不祥事を起こし、その行方と事件の背景を追って、後輩刑事と東奔西走する。
背景の事件自体は、あまり興味をひかないが、本作では軽視できないファクトとして、それぞれの夫婦のありかたがある。容疑者とその内縁の妻、一之瀬の同期で福島県警に転属した城田とその妻、さらに一之瀬と深雪。
彼は、いつの間にか結婚してしまっている!今回、深雪はドイツ出張ということで直接は登場しないが、次巻以降で帰国してくるだろう。
一之瀬は、相変わらず捜査一課長 -
Posted by ブクログ
追跡捜査係シリーズ第7弾。
2年前の強盗殺人事件の犯人が、宇都宮にいるとの情報を得て、沖田が部下を連れて、宇都宮に行くことから始まる。しかし、宇都宮で捜査を始めようとしたところで、容疑者は惨殺される。
その関係者が、同じ拘置所にいると踏んだ沖田や西川は、さらに関係者に当たろうとするが、関係者がさらに狙われる。これは連続殺人事件なのか?だとしたら、同機は何なのか?
出だしの宇都宮の描写に、ちょっとイラッ!作者も茨城出身なのに、何故、栃木をそんなにこき下ろすのか?そこまでの描写は必要なのか?と思いつつ、読み進めていたが、真犯人はまさかの人物。
最後はあまり見たことない展開で、結局、今回も面白かった