堂場瞬一のレビュー一覧

  • 誤断

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    長原製薬の広報部員・槇田は、副社長から極秘である調査を命じられた。相次いで発生している転落死亡事故に、自社製品が関わっている可能性があるというのだ。各地の警察に赴き、自社製品の使用履歴を密かに調べる槇田。経営不振により外資企業と合併交渉中の長原製薬にとって、この時期の不祥事は致命的だ。槇田は被害者家族の口を金で封じるという業務を任されるのだが、過去の公害事件も再燃してきて――。警察小説の旗手が挑む、社会派サスペンス!

    一時期、ロビン・クックをよく読んでいた。確か薬害についての作品(タイトル失念)もあったが、そこまでのスリルはこの小説にはなかった。

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    2017年12月14日
  • Sの継承(下)

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    毒ガス犯人だけど、何か質問ある?―捜査一課の峰脇らを嘲笑うかのように、ネット掲示板にスレッドが立つ。犯人しか知り得ない事実を次々書きこむスレ主の「S」を、警察は追う。やがて、毒ガスを盾に国会議員総辞職を求めたSは、国会議事堂前で車に立てこもる。噴射のタイムリミットまで、約七時間。峰脇はSを止められるか?

    期待していた展開にはならず。もっと大風呂敷を広げてほしかった。

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    2017年12月09日
  • Sの継承(上)

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    捜査一課特殊班を翻弄する毒ガス事件が発生。現場で発見された白骨死体は、五十年の時を超え、過去のクーデター計画へと繋がっていた。―東京五輪前夜の一九六三年、国を正す使命感に燃える理系の大学生・松島は、財界の重鎮である国重に誘われ、毒ガス開発に踏み出したが…。政治家を排除しての直接民主主義は、実現できるのか?

    スケールの大きなポリティカル・フィクションになるのか、パニック・サスペンスになるのか。下巻に続く。

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    2017年12月09日
  • 敗者の嘘 アナザーフェイス2

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    ネタバレ

    評価は3.

    内容(BOOKデーターベース)
    神保町で、強盗放火殺人事件が発生。容疑者にスポーツ用品店店長の渋谷が浮上する。だが、任意捜査の最中に渋谷は自殺。翌日には真犯人を名乗る女性弁護士・篠崎優が出頭する。混乱する特捜本部に、かつての上司・福原の命令で、育児のため一線から外れた刑事総務課の大友鉄が加わるが…。「アナザーフェイス」シリーズ第二弾。

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    2017年12月08日
  • 漂泊 警視庁失踪課・高城賢吾

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    シリーズ4作目。
    久々に読んだけれど、やはり面白い。
    派手さはないものの、それが何だか良い。
    高城のダメ男度が減り、敏腕刑事っぽくなってきましたね。
    今回は小説家の失踪という事で、小説家や編集者の心の底を垣間見たような気分。

    モノを作り出す人の産む苦しみ、孤独が書かれていたのですが、これは作者の思いと通じているのでは、と勝手な憶測をたてています。

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    2017年11月30日
  • 執着 捜査一課・澤村慶司

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    堂場さんの警察ものシリーズでは、地味な澤村刑事。
    キャラが濃いプロファイリング専門家の橋詰刑事の方が、面白いと思う。
    そんな刑事がいるだけに、今回の犯人もかなりの異常ぶりである。
    ストーカーから始まる事件と、それに伴う警察の不祥事。警察内部の抗争。
    堂場さんらしい作品かな。

    2017.11.29

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    2017年11月29日
  • 見えざる貌 - 刑事の挑戦・一之瀬拓真

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    新米刑事、一之瀬拓真シリーズの第2弾。
    今回も面白かったです。
    ドロドロとした芸能の世界の中、一之瀬の真っ直ぐさが鮮やかに沁みました。
    ふとした仕草や感情の動き、季節感まで丹念に、それでいて自然に描いているので、読みながら情景が頭の中で再現されるのが前回に引き続き驚かされます。
    次のも読みます!

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    2017年11月26日
  • 穢れた手

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    大学と登山の街、松城市の警察署に勤務する警部補・桐谷は、収賄容疑で逮捕された同期で親友の刑事の無実を信じていた。彼がそんなことをするはずがない!処分保留で釈放されたものの、逮捕された時点で解雇が決まっていた彼の名誉を回復すべくたったひとり、私的捜査を開始した桐谷。組織の暗部と人間の暗部、そして刑事の友情のかたちを苦い筆致で描く傑作。待望の文庫化!

    ミステリ専門のレーベルからの出版なので、ちょっとだけ期待したが、いつもの堂場小説でした。物語をかなり強引にまとめた感じ。主人公はジャズ・ファンのようですが、登場するのはよく知られたアーティストです。

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    2017年11月23日
  • 共犯捜査

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    福岡で資産家の女児誘拐事件が発生。県警捜査一課刑事・皆川は、身代金を奪った犯人を追い詰め溺死させてしまう。被害者への手がかりを失い焦る捜査陣。だが、共犯者の存在が浮かび、次なる幼児誘拐が発生との情報が入る!皆川は、複雑な連続誘拐に翻弄されながらも、命を張って犯人を追い詰めていく。若き刑事が暴く驚愕の真相とは!熱き刑事魂を描く書き下ろし警察小説。『検証捜査』兄弟編。

    出た。理解に苦しむ犯人像。

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    2017年11月23日
  • ルール

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    クロスカントリースキーを題材にした堂場氏の小説。冬季五輪の年以外ではほとんどテレビで目にすることのないマイナースポーツの一つであるクロスカントリースキー。主人公の竜神は冬季五輪で同競技で2大会連続の金メダルを獲得した孤高のアスリート。一旦引退したのち、再び現役復帰を目指す過程が本小説の舞台です。竜神復帰にドーピングの疑いが浮上。竜神の高校時代の同僚で新聞記者の杉本はこの疑惑とどう向き合うのかが描かれています。
    野球やサッカーではなく、滅多に題材として取り上げられないクロスカントリースキーが題材ということで期待して読みました。普段目にすることの少ない競技だけに、ドーピングという切り口ではなく、ク

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    2017年11月22日
  • 報い 警視庁追跡捜査係

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    警察に届けられた一冊の日記。そこに記された内容から、二年前に起きた強盗致死事件の容疑者として、辰見という男が浮上する。未解決事件を追う追跡捜査係の沖田は宇都宮に急行するも、到着直後、辰見は重傷を負った姿で発見され、死亡してしまう。容疑者特定の矢先の出来事に、沖田と栃木県警は当惑を隠せない。一方、同係の西川は別の事件の資料を読み返し、頭を悩ませていて…。不可解な事態に翻弄される刑事たちは、事件の本筋を手繰り寄せられるのか。書き下ろし警察小説。
    シリーズ第7作。まずまず。

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    2017年11月19日
  • 神の領域 検事・城戸南

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    社会人になり、走る楽しさを知った者として、走ることがテーマの作品は感情移入がしやすい。速く走りたい!という気持ちを突き詰めていくと、どうなるのか、考えさせられる作品でした。

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    2017年11月18日
  • 敗者の嘘 アナザーフェイス2

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    アナザーフェイスシリーズは、妻に死なれた後、育児のために一線から外れ、総務課に異動した元刑事、大友鉄の活躍を描くもの。

    事あるごとに、かつての上司、福原から呼び出され、事件捜査を命じられる。それほど、その実力が買われているのだが。

    今回の物語は、強盗放火殺人が発生し、その容疑者と目される男が、捜査の中で自殺してしまう。

    その翌日に、「自分がやった」と、一人の女性弁護士が出頭してくる。

    事件の本しtがなかなか見えてこないまま、半分以上が過ぎてしまい、少々、イライラさせられた。

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    2017年11月13日
  • 潜る女 アナザーフェイス8

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    知能犯を扱う捜査二課の同期・茂山から、結婚詐欺グループの一員と思しき女・荒川美智留の内偵を依頼された大友鉄。美智留は元シンクロ選手でスポーツジムのインストラクター。真面目で魅力的な女性に見えるが、大友は得意の演技力で美智留に接近し、事件の裏に潜む複雑な事情に分け入っていく。大人気の警察小説シリーズ第8弾!

    この作品は後味がよくない分、印象に残る。

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    2017年11月09日
  • 報い 警視庁追跡捜査係

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    追跡捜査係シリーズ第7弾。
    西川氏と沖田氏コンビによる刑事もの。
    事件が年代をいくつかまたいでいるのと犯罪地域が多めにでてくるのでややこしい部分あり。
    沖田氏と恋人響子氏もあいかわらずなのでそろそろ飽きてきた。この話題はもういらないかも。
    西川氏の奥様のコーヒー話もそろそろいいです。

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    2017年11月09日
  • 漂泊 警視庁失踪課・高城賢吾

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    今回も相変わらず面白い。明神を始めとする同僚との関係も微妙に変化しつつ高城はどこへ向かっていくのか。

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    2017年11月05日
  • 親子の肖像 アナザーフェイス0

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    初めて明かされる「アナザーフェイス」シリーズの原点。捜査一課の仕事と子育ての狭間で新たな人生のスタートを切った大友鉄--。人質立てこもり事件の表題作ほか、若き日の大友鉄の活躍を描く、珠玉の6篇!

    シリーズ初の短編集。長編以上に印象に残る出来栄え。

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    2017年11月05日
  • 二度泣いた少女 警視庁犯罪被害者支援課3

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    支援員・村野秋生の電話から聞こえた被害者家族の名前に、隣の松木優里は衝撃を受けた。青木那奈―それは支援課に赴任した頃に担当した少女の名だった。八年前に父を殺された少女が、義父の死体を発見した。こんなことが二度起こるのか?涙を見せない少女に疑惑の目が向けられていく。

    シリーズ第三作。捜査(本務じゃないのに)陣暴走しすぎ。

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    2017年11月05日
  • 傷

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    刑務所にぶちこんでやりたい―。人気プロ野球選手が膝の手術を担当した名医を刑事告発。故意に靱帯を切断されたというのだ。だが医師は失踪。世間をゆるがす大事件の真相を若手刑事と社会部の女性記者が追いかける。男たちの嫉妬と欲望うずまく球界を舞台にした、著者ならではのハイブリッド警察小説!

    新聞記者と刑事のタッグというのは面白いと思うが、事件そのものが今一つ。

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    2017年11月04日
  • 奪還の日 - 刑事の挑戦・一之瀬拓真

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    捜査一課への異動から一年。一之瀬は、新たに強行班へ加わった後輩の春山と共に福島へ出張していた。新橋で発生した強盗殺人事件の指名手配犯が県内で確保され、その身柄を引き取るためだ。楽な任務と思われたが、被疑者を乗せ福島駅に向かう途中、護送車が襲撃され―。若手刑事たちの奮闘を描く、書き下ろし警察小説シリーズ。

    シリーズ第五作。昭和の刑事ドラマ好きの同僚が、前作から出てくるが、まるでその刑事ドラマのような展開であった。アクションあり、人情あり。

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    2017年11月03日