堂場瞬一のレビュー一覧

  • 身代わりの空(下) 警視庁犯罪被害者支援課4

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    聞き込みに訪れたホテルに目指す人物が泊っている、という設定は少し甘いような気がするが、とにかく事件は解決する。
    事件解決が被害者支援課の本来業務ではないが、そのことによって村野を得難い経験をし、自分の居場所を見つけたと実感する。

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    2018年02月16日
  • Killers(上)

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    ネタバレ

    50年に渡る連続殺人…、なかなか面白い設定で◎。
    その時どきの日本の風俗や事件が描写される点は、ちょっと前に読んだ「解」(堂場瞬一)と同様に紙芝居的な印象。

    何故殺人を犯す?
    自分には崇高な使命があるからだ、性的快楽のために殺すやつらとは違うのだ!という長野の建前論が次第にブレブレになてゆく様が、人間の業を浮き彫りにしている。

    現代パートの核となる人物二人・・・それぞれ殺人者の義弟と被害者の孫たち・・・が恋人同士になっていて、やはりそれぞれ警察と報道という立場から事件を追うことになる(なりそう)だという運命の皮肉も、下巻へと興味を惹き付けるポイントか。

    ★3つ、7ポイント半。
    2018.

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    2018年02月15日
  • 愚者の連鎖 アナザーフェイス7

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    地元の悪ガキから犯罪者へ。
    子供の不登校や悪い人間との付き合いは、親がしっかり絶ってやらなければね…
    そんなことを思ってしまう内容だった。

    2018.2.13

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    2018年02月14日
  • ルーキー - 刑事の挑戦・一之瀬拓真

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    シリーズものの第一弾。交番勤務から強行犯係に配属された主人公。新人が故におもい迷うことも多くこれからの成長が楽しみです。それにしても特に警察というところは、人間力が試されますね。

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    2018年02月05日
  • ルール

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    クロスカントリースキー選手に関する話ですが、いつもの堂場瞬一のスポーツ小説ですね。水泳や駅伝、野球など、様々なスポーツについてシリーズでは書かれていますが、この作品も、これまでの作品のパターンからは離れません。正直、ちょっとひねって、違う結末も期待していたんですが、最後はやっぱり予想通り。スポーツ選手や、それを取り巻く人々の心情が描かれており、非常に興味深いのですが、ストーリーがパターン化しているような気がします。

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    2018年02月05日
  • 身代わりの空(上) 警視庁犯罪被害者支援課4

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    堂場さんらしい一冊。
    墜落した飛行機に犯罪に絡んだ人が二人も乗っているか?
    いや、墜落したからこそ分かったことで、いつもこのような比率で乗っているのかも知れない。
    そんなことを考えると、これから飛行機に乗るのが少し怖くなるが、それはさておき、被害者支援課の人たちはこのややこしい問題をどのように解決していくのだろうか?
    下巻が楽しみである。

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    2018年02月01日
  • 奪還の日 - 刑事の挑戦・一之瀬拓真

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    ネタバレ


    よかったけど、もう一度は読まない。

    結構長かった。あと、このシリーズの全話もそうだったけど、犯罪の内容や操作の仕方が巧妙ではなく、推理小説としては物足りない。一番もったいないと思うのは、「結局これは夫婦愛のはなしだった」と終盤で繰り返されること。作者が伝えたいことを受け取らねばいけない不自由さが後味を悪くするし、もう一度読む気にならない。読むときによって、一番刺さる部分が変わるような読み方を自由にしたいから、この装飾をしがちな著者は苦手。

    でも、愛とは何か、は考えさせられて面白かった。前作は、仕事とかって、そんなに全部を捨ててまでしなくていいよね、という話だったけど、今作は逆に、愛のため

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    2018年01月07日
  • 逸脱 捜査一課・澤村慶司

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    澤村シリーズ第1弾。
    まだ若手の方の刑事なので危なっかしい様子も表現しつつ過去の失敗も引きずりつつ刑事としての才能を開花させる前段階といった巻。
    後半連続殺人事件の内容が思い出せなかった・・・。

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    2018年01月19日
  • 時限捜査

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    シリーズ第4弾。
    最初の「検証捜査」から何年経っているか、よく分からないが、今作の主人公は大阪府警の島村。梅田署の署長になり、あと1日で警察学校へ異動と言う日に大阪でドローンを使った連続テロが発生する。ドローンの複数襲撃で麻痺している大阪府警を嘲笑うかのように、次は大阪駅の立てこもり事件が起こり、管轄署の署長である島村が仕切ることに。
    一方、警視庁の神谷は下赤塚で起きた殺人事件の被害者が、以前大阪府警がテロリストとして追い込めなかった人物であることから、独自で捜査を始める。
    大阪と東京。2つの事件がどう絡んでいくのか?シリーズで一番の力作に500ページ超えを思わず一気読み!
    堂場作品には珍しい

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    2018年01月04日
  • 愚者の連鎖 アナザーフェイス7

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    シリーズ8作目を先に読んでしまったので、遡ることにする。

    刑事部参事官・後山の指令で、長く完全黙秘を続ける連続窃盗犯の男を取り調べることになった大友。沈黙の背後には驚くべき過去が……大人気シリーズ第7弾。参事官の後山の指令で、完全黙秘を続ける連続窃盗犯の取り調べを行うことになった刑事総務課の大友鉄。その沈黙に手こずる中、めったに現場には来ないはずの後山と、事件担当の検事まで所轄に姿を現す。背後にはいったい何が?異色のシングルファーザー刑事の活躍を描き人気を博す「アナザーフェイス」シリーズ長編第七弾は「時間」と「過去」が重要なテーマに。料理をするようになった大友の息子・優斗の成長ぶりも読みどこ

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    2017年12月24日
  • 高速の罠 アナザーフェイス6

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    前作で撃たれ一命を取り止めた大友は療養のため実家へ帰っていた。
    そこへ後から高速バスに乗って息子の優斗がやって来るはずだった。
    途中のパーキングエリアで行方不明になったという。
    その後、運転を再開したバスは事故を起こす。
    一体何が起こったのか、各々は繋がった事件なのか?
    少しずつ近付く真相は、気持ち的にはわかるとこあるな…といった感じだった。

    2017.12.20

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    2017年12月20日
  • 身代わりの空(上) 警視庁犯罪被害者支援課4

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    富山空港での飛行機が墜ちた。死者二十人、負傷者多数。警視庁からの要請で総動員される犯罪被害者支援課のメンバーたち。その中に一人、身元不明の遺体があった。飯田基康という名で飛行機に乗った男。村野たちは必死に彼の身許を探るが、やがてその男が、毒殺事件で指名手配中の犯人・本井忠介だということが判明する。事故の被害者であり、殺人事件の容疑者でもある本井。村野は、その遺族の心のケアを担当するが……。フリージャーナリストの本井は、なぜ富山へと向かったのか。その疑問の答えを見つけるために、村野は単身、捜査を進めていく。やがて立山で一人暮らす作家・荒木と本井が、二週間ほど前に会っていたという情報を得るが……。

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    2017年12月14日
  • 誤断

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    長原製薬の広報部員・槇田は、副社長から極秘である調査を命じられた。相次いで発生している転落死亡事故に、自社製品が関わっている可能性があるというのだ。各地の警察に赴き、自社製品の使用履歴を密かに調べる槇田。経営不振により外資企業と合併交渉中の長原製薬にとって、この時期の不祥事は致命的だ。槇田は被害者家族の口を金で封じるという業務を任されるのだが、過去の公害事件も再燃してきて――。警察小説の旗手が挑む、社会派サスペンス!

    一時期、ロビン・クックをよく読んでいた。確か薬害についての作品(タイトル失念)もあったが、そこまでのスリルはこの小説にはなかった。

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    2017年12月14日
  • Sの継承(下)

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    毒ガス犯人だけど、何か質問ある?―捜査一課の峰脇らを嘲笑うかのように、ネット掲示板にスレッドが立つ。犯人しか知り得ない事実を次々書きこむスレ主の「S」を、警察は追う。やがて、毒ガスを盾に国会議員総辞職を求めたSは、国会議事堂前で車に立てこもる。噴射のタイムリミットまで、約七時間。峰脇はSを止められるか?

    期待していた展開にはならず。もっと大風呂敷を広げてほしかった。

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    2017年12月09日
  • Sの継承(上)

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    捜査一課特殊班を翻弄する毒ガス事件が発生。現場で発見された白骨死体は、五十年の時を超え、過去のクーデター計画へと繋がっていた。―東京五輪前夜の一九六三年、国を正す使命感に燃える理系の大学生・松島は、財界の重鎮である国重に誘われ、毒ガス開発に踏み出したが…。政治家を排除しての直接民主主義は、実現できるのか?

    スケールの大きなポリティカル・フィクションになるのか、パニック・サスペンスになるのか。下巻に続く。

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    2017年12月09日
  • 敗者の嘘 アナザーフェイス2

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    ネタバレ

    評価は3.

    内容(BOOKデーターベース)
    神保町で、強盗放火殺人事件が発生。容疑者にスポーツ用品店店長の渋谷が浮上する。だが、任意捜査の最中に渋谷は自殺。翌日には真犯人を名乗る女性弁護士・篠崎優が出頭する。混乱する特捜本部に、かつての上司・福原の命令で、育児のため一線から外れた刑事総務課の大友鉄が加わるが…。「アナザーフェイス」シリーズ第二弾。

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    2017年12月08日
  • 漂泊 警視庁失踪課・高城賢吾

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    シリーズ4作目。
    久々に読んだけれど、やはり面白い。
    派手さはないものの、それが何だか良い。
    高城のダメ男度が減り、敏腕刑事っぽくなってきましたね。
    今回は小説家の失踪という事で、小説家や編集者の心の底を垣間見たような気分。

    モノを作り出す人の産む苦しみ、孤独が書かれていたのですが、これは作者の思いと通じているのでは、と勝手な憶測をたてています。

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    2017年11月30日
  • 執着 捜査一課・澤村慶司

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    堂場さんの警察ものシリーズでは、地味な澤村刑事。
    キャラが濃いプロファイリング専門家の橋詰刑事の方が、面白いと思う。
    そんな刑事がいるだけに、今回の犯人もかなりの異常ぶりである。
    ストーカーから始まる事件と、それに伴う警察の不祥事。警察内部の抗争。
    堂場さんらしい作品かな。

    2017.11.29

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    2017年11月29日
  • 見えざる貌 - 刑事の挑戦・一之瀬拓真

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    新米刑事、一之瀬拓真シリーズの第2弾。
    今回も面白かったです。
    ドロドロとした芸能の世界の中、一之瀬の真っ直ぐさが鮮やかに沁みました。
    ふとした仕草や感情の動き、季節感まで丹念に、それでいて自然に描いているので、読みながら情景が頭の中で再現されるのが前回に引き続き驚かされます。
    次のも読みます!

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    2017年11月26日
  • 穢れた手

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    大学と登山の街、松城市の警察署に勤務する警部補・桐谷は、収賄容疑で逮捕された同期で親友の刑事の無実を信じていた。彼がそんなことをするはずがない!処分保留で釈放されたものの、逮捕された時点で解雇が決まっていた彼の名誉を回復すべくたったひとり、私的捜査を開始した桐谷。組織の暗部と人間の暗部、そして刑事の友情のかたちを苦い筆致で描く傑作。待望の文庫化!

    ミステリ専門のレーベルからの出版なので、ちょっとだけ期待したが、いつもの堂場小説でした。物語をかなり強引にまとめた感じ。主人公はジャズ・ファンのようですが、登場するのはよく知られたアーティストです。

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    2017年11月23日