堂場瞬一のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレアナザーフェイス3作目にして最初からのウリだった役者としての
大友鉄の原点が描かれていることはとても興味深いのですが、
全作まではそこまで本格的な劇団で役者をやっていたような
描かれ方ではなかったので最初からちょっと違和感がありました。
(巷で売れている俳優・女優・脚本家を何人も輩出している劇団てかなりですよね)
そして本筋である脚本に合わせて殺人事件が起こるというのは
面白い設定であったのですが、途中から破綻をきたし
最後の方は強引にまとめてしまった感があってイマイチ
ストーリーに惹き込まれませんでした。
それでも大友鉄という人柄によるものなのか面白く読めるのですけれど。 -
Posted by ブクログ
シリーズ第3弾。
8年前に父親を殺害され、その半年後に病気で母を失い、叔母の元に引き取られていた少女の義理の父親が殺害される。
15歳で2度、父親を殺されてしまった少女に対して、支援課のメンバー達の心の揺さぶりが強調されて描かれている。
特に今作は、前2作で心理学の専門家として、冷静に支援課をサポートしていた松木の登場シーンが多い。前作までのイメージと違い、我を失ってしまう場面も…
父親を殺されても、感情を表に出さない那奈に翻弄される支援課のメンバー。対して、ろくな捜査もせずに、父親の殺害された日に空白の1時間があることで、那奈を犯人扱いする特捜。このシリーズの主体が支援課であるから、主流の捜 -
Posted by ブクログ
『検証捜査』の姉妹編?
この作品の主人公若林警部は、『検証…』に登場してないが、彼の部下桜内は出ていたようだ。
頁を捲るにつれ、永井警察庁刑事局理事官が電話をよこし、神谷警部補が桜内を訪ねてくる。
そして、神谷は最後の場面でカッコいい役割も演じる。
やはり、姉妹編かと納得。
ともかく、今回の主人公若林は、「部下のミスのせいで出世の階段の踊り場で足踏みして」いるとの考えに凝り固まり、「手柄を立てたい、汚名をすすぎたいという個人的な感情で動いて」おり、部下を信用せず馬鹿にし、その部下たちからの信頼はまるでゼロ。
読者にしても、とても共感など持てないキャラである。
しかし、こんな融通の利かない主人公