【感想・ネタバレ】第四の壁 アナザーフェイス3のレビュー

あらすじ

刑事総務課の大友鉄は、かつて所属していた劇団の記念公演に招待される。だが、主宰の笹倉が舞台上で絶命。背中を向けて、小道具のナイフを胸に突き刺す迫真の演技と思われたそれは、仕組まれた衆人環視の中での惨事だった。すぐに第二の犠牲者が出る。一連の事件が上演作品のシナリオそのままとすると、次は看板女優が狙われる番……。犯人の狙いは何か? 昔の演劇仲間が容疑者という特殊な事件に、大友が立ち向かう! ドラマ化原作。大人気シリーズ第3弾。

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ネタバレ 購入済み

鉄が学生時代に所属していた劇団が舞台の殺人事件。
偶然にも、息子と義母の3人で鑑賞していた劇中で、俳優にして劇団代表の笹倉が殺されるというオープニング。
笹倉という人物が、あまりに独善的だった為、恨みや不満を持つ人間が多く、更に、上演していた作品のシナリオに沿って事件が起こっているのではないかとの疑惑も浮上するなど、それこそ小説の様な展開に戸惑い悩む鉄と柴。
学生時代、鉄に想いを寄せていた女優も登場するなど、人間関係も複雑に絡み合って面白く、読みごたえがありました。
アナザーフェイスは、以前ドラマ化されていたそうですが、このエピソード3は、まさにドラマ向きのストーリーだと思います。
ラストで語られる鉄の、亡き妻への想いが切なく心に染みました。



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2021年02月18日

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ネタバレ

大友さんの学生時代の仲間内での事件

アノニマス
アノニマスのように仮面を被った人たちが何重にも仮面を被った作品だった

作品半ばに
彼らは、自分がそうであったかもしれない姿だ
引き伸ばされた青春の喜び
という大友さんの言葉がある
自分が演劇を辞めたことを後悔したような表現が続き、彼が纏う『複雑』の雰囲気がより混乱させていたように思う
詰めきれない、あと一言が引き出せない情報にもやもやした

そこから刑事の大友に戻してくれたのが警察の同期
一転して彼は警察官になり、芯のあるいつもの大友さんになって安心した

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2024年01月30日

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第3段。
今回は大友鉄の学生時代の仲間に起こった事件。
鉄の青春時代を織り交ぜながら事件は進んでいきます。

第4段も楽しみです。

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2022年07月20日

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若い頃、共に過ごした友達と仕事絡みで再開する。過去と変わってたり変わらなかったりする友達を見て、自分の今が正解なのか自問したり自分に言い訳?してみたり…私もしそうだ

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2020年05月04日

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ネタバレ

かつて所属していた劇団で起こった殺人事件。かつての仲間相手だと、いつもように上手く立ち回れない姿が人間らしくていい。悪が強いけど吸引力がある笹倉に振り回されて、負のループに周りが陥った感じだった。

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2016年12月31日

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推理小説仕立て。なんというか大友って人物が底知れなく魅力的にされていく感じ。学生時代劇団にいたって設定が最大化されてる。女優に口説かれるとかどんだけだよ。かと言って推理が炸裂するわけでもなくて事件に引きずられるだけな印象。息子が影薄くなりすぎ。どこにいくのかこのシリーズは。

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2016年12月12日

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シリーズ3作目。
子育てシーンがあまり出てこなかったのがちょっと残念。でも、その分大友の過去に触れた内容だった。
人間関係ドロドロで非現実的だとは思ったけど、なかなかでした。

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2014年01月25日

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ネタバレ

堂場瞬一による、“いわゆる推理小説”か?

…とガッカリしかけたが、相変わらずに後半からは引き込まれた。シリーズ3作目となりマンネリ感も出てくるかと危惧しながらの前半を、無事裏切ってくれて安堵した。

堂場瞬一にハズレなし………なんとか更新

★4つ、7ポイント。
2012.10.19.了。

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2015年08月21日

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シリーズ3作目。大友が劇団出身という何気ない設定が今回の物語に深く結びついている。警察官、父親、それに加え元劇団員という3種のそれぞれ顔が今回の物語展開に広がりと厚みを出している。
シリーズを重ねるごとにそれぞれの登場人物の性格や役割もはっきりと見えてきた。これからも読むのに楽しみなシリーズ作品。

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2022年05月30日

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イケメンでシングルファーザーの鉄が活躍する刑事もの第三弾です。
鉄は元々演劇を志していたというのが当初からの設定で有り、今回は古巣の劇団で殺人事件が起こる事から話がスタートします。
今回は息子は殆ど出ず、演劇仲間かつ容疑者である人々とのやり取りが殆どです。鉄と、今は亡き妻とのなれそめなんかも出てきます。
作中で言及していますが、見立て殺人みたいなものって現実では起こる可能性は非常に少ないので、ファンタジーの世界の話です。
いくら創作とはいえ、その辺の非現実感は堂場さんの中では無いなという感じだったんだと思います。
でもその吹っ切れなさがなんとなく見え隠れするというか、本作が中途半端な感じがする要因になっているような気がします。
いっそのこと、もっと本格推理的な方に針を振ってみるか、もっと刑事対演劇のような感じにした方が面白かったような気がするんですが。
つまらなくはなかったけれど消化不良。

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2020年11月10日

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シリーズ三作目。
順番に読んできて未だに大友のことを全面的に好きになれない。
嫌いではないんだけど、、なんか心を掴まれない主人公。。
シリーズを読み続ければいつか掴まれる日はくるかな…?!
相変わらずモテモテの大友さんだけど。笑

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2020年10月10日

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2019年92冊目。今回は大友刑事が学生の頃に所属していた劇団で公演中に殺人事件が起こり、その謎を解き明かしていくという話の筋。3冊読んだが、どうにも主人公の大友刑事に思い入れが出来ないのはなぜか?。一人の女性に一途と言えば聞こえはいいのだけれど、顔がよくてモテるのを自覚しない朴念仁さが自分にとって気に入らないのかも。これ以降主人公の心情に変化がないのなら正直読んでもつまらないので、少し読むのを止めようかなと思った。ただ、別の部分に魅力がありそれを見逃している可能性もあるので、もう一冊読んでいきたいと思う

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2019年12月11日

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【アナザーフェイスシリーズ第3作目】
今回は、主人公大友の大学時代の友人が関わる殺人事件。
大友は職場のロッカーに変装道具を多く常備し、役者であったことで人が心を許しなんでも話してしまう特殊な能力がある、という設定で今まで話が進んできたのだが、そのルーツを知れた。
今は亡き妻・菜緒の面影も多くでてきて、大友の青春時代を読めて面白い。

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2019年07月01日

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アナザーフェイスシリーズ 第3弾 書き下ろし。

第一部 消えたスポットライト
第二部 アノニマス
第三部 見えない壁

シングルファザー刑事・大友鉄が学生時代所属していた劇団で、演劇中に殺人事件が発生。
プライベートで演劇を鑑賞していた大友は私情を挟むかも知れないと思いつつも、捜査に加わる。

事件は題目「アノニマス」の通りに事件が続発し、かつての友人であり容疑者である劇団員を大友は違和感を覚えながら捜査していく。


文中の「まるで芝居のような事件」なんてセリフはいらないかな。
フィクションって分かって読んでいるので、あえてそんな雰囲気作りをしなくてもと思った。

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2018年11月15日

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警視庁・刑事総務課に勤める大友鉄は、かつて所属した劇団の記念公演に招待される。だが、主宰の笹倉が舞台上で絶命。それは、まさに上演されていたシナリオ通りの展開だった。大友は、過去と向き合いつつ、昔の仲間たちを容疑者として取り調べることになる…。

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2018年06月17日

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ネタバレ

アナザーフェイス3作目にして最初からのウリだった役者としての
大友鉄の原点が描かれていることはとても興味深いのですが、
全作まではそこまで本格的な劇団で役者をやっていたような
描かれ方ではなかったので最初からちょっと違和感がありました。
(巷で売れている俳優・女優・脚本家を何人も輩出している劇団てかなりですよね)

そして本筋である脚本に合わせて殺人事件が起こるというのは
面白い設定であったのですが、途中から破綻をきたし
最後の方は強引にまとめてしまった感があってイマイチ
ストーリーに惹き込まれませんでした。
それでも大友鉄という人柄によるものなのか面白く読めるのですけれど。

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2017年09月13日

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大友が学生時代に所属していた劇団の記念公演で、俳優として演技を行っていた友人が舞台上で死亡。
公衆の面前での、演技に見せかけた殺人事件だ。
大友も招待され現場にいたが、誰が仕掛けたものかわからない。
仲間内を調べるという厳しい状況に立ち向かうが、なかなか捜査は進展しない。

2017.7.18

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2017年07月19日

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うーん。
全てがわかりにくく、いまいち入り切れなかった。
ストーリーも登場人物も面白く、よく練られてるなとは思うのだけど、、、
主人公のプライベートも少なく、昔と現実の描写もいまいち足りない。
事件の謎もわかりにくい。

シリーズを追うごとに落ちてきてる。

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2017年05月31日

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アナザーフェイスシリーズ第3弾ですが、主人公大友鉄が、かつて所属していた劇団の20周年講演で起こった劇の脚本通りの連続殺人&殺人未遂事件で内部犯行は間違いないところで、誰が犯人なのか?という物語がなかなか面白かったです。
毎回、独身の大友が女性との間で繰り広げられる恋愛一歩前という展開もシリーズの定番なのかもしれません。

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2017年03月14日

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大学時代の大友の姿が多く登場する「アナザーフェイス」シリーズ3作目。
学生時代に芝居をやっていたことは知っていたけれど、まさか4度も舞台を踏んでいたとは。
しかも、中には主要キャストとも呼べるような配役まであり、けっこう本格的にやっていたんだなと驚いた。
劇団という特殊な集団の中で起きる軋轢。
誰もが小さな国を作り王様になりたがる・・・なるほどなと、妙に納得した言葉だった。
「夢厳社」の王となった笹倉は、けっして反逆を許さず徹底した服従を望んだ。
芝居に関しては、誰の助言も聞かずに劇団を思い通りに動かそうとして殺された笹倉。
「役者馬鹿」という言葉もあるが、笹倉も「芝居馬鹿」だったのだろう。
大友にも迷いがある。
父親として警察官として、迷いながらも「刑事の役を演じている」刑事ではなく、正真正銘の刑事になっていたと気づく場面がけっこう好きだな・・・と思った。
刑事としての原点が亡き妻・奈緒だったことも、大友らしくて素敵なエピソードだった。

巻を追うごとに刑事らしさを取り戻していく大友が、次にはどんな姿を見せてくれるのか。
楽しみなシリーズのひとつになった。
堂場さんの作品は、個性的だけれどもどこか屈折してしまっている主人公が描かれている。
その歪み具合がいい。歪んだ分だけ他の人にはない何かを掴んでいる。
そんなところに主人公たちに惹かれる要因があるのだろうか。

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2017年02月28日

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事件が解決したときに言った柴さんの言葉。「ひでえ事件だな」本当にそんな感じの事件でした。後味悪いし、だれにも感情移入できませんでした。しかも、テツは昔に浸って感傷的になってな~んかフラフラしてるし、柴さん全然活躍してないし、優斗くんはあんまり出てこないし。読んでる間にのめり込んでいくって感じが今回はしませんでした。俳優って怖い。

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2018年09月08日

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警視庁・刑事総務課に勤める大友鉄は、かつて所属した劇団の記念講演に招待される。だが、主宰の笹倉な舞台上で絶命。それはまさに上演されていたシナリオ通りの展開だった。
大友は、過去と向き合いつつ、昔の仲間たちを容疑者として取り調べることになる…。

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2016年04月26日

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第2弾より、第3弾とシリーズが上がる事に面白くなってはいるけれど今回は結末のところが長くて、中だるみして最後飛ばし読みしてしまった。でも、また読みたくなって第4弾も読むんだろうなぁ。。。アナザーフェイスって、そういうシリーズ。自分の中で。

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2016年05月07日

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アナザーフェイスの第三弾。主人公、大友の若き頃が少しづつ明かされていく。
劇団・演劇という特殊な世界を強調しすぎ、なんとなく、無理があるような気がするが、面白さには変わりない。

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2015年09月12日

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アナザーフェイス第3弾。
大友鉄がかつて所属していた劇団の20周年記念講演で起きた殺人事件。優斗と義母の聖子さんの描写が結構ツボにはまりました。この作品の映像化で、テツ役は、仲村トオルなのね。。びみょー。。

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2015年04月29日

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ネタバレ

2015/4/9
1が一番おもしろかったなぁ…
鉄の柔和なキャラに慣れたからっていうのもあるけど、なんか事件がスッキリしないタイプのだからかなぁ?
犯人悪い!探偵の推理かっこいい!スッキリ!ってのが基本であって欲しいんだけどこのシリーズはモヤモヤ残るんよね。
それに鉄はあんまり打ちひしがれてないけどなかなか悲惨な状況よ。
奥さん急逝。今度は昔の友達が殺し合い。
息子と柴だけが支えやん。って思うのに本人ケロッとしてるのもなんかなー
凹まれても読むのしんどいねんけどね。

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2015年04月09日

Posted by ブクログ

「アナザーフェイス」シリーズ第3弾。

同じ作家さんの本を続けて読まないようにしているのですが、今回はシリーズ第2弾、第3弾と続けて読みました。
続けて読まない理由は、ちょっと違うテイストの本を読んだ後の方がより面白さが増すのではという勝手な理由(笑)。
で、続けて読んだ第3弾。
面白いのは面白かったのですが…
今回は何だかぐるぐる回ってここに戻ったのね、という感じで…
一気にゴールまで突っ走って読み切ると言う面白さではなく…

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2015年03月21日

Posted by ブクログ

主人公が学生時代に所属した、劇団内部の事件を扱っているせいか、大友鉄らしいキレがなく、ちょっとイマイチ。
小説自体も、著者のスポーツ小説にみられるような爽快感がなく、イマイチ。

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2015年02月23日

Posted by ブクログ

大友の過去が明らかになって、人間らしさが今までより濃く出た作品。少しずつ息子に対するスタンスも変わってきているような気がする。

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2014年10月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

堂場瞬一による警察小説シリーズ第三弾。
本作はこれまで以上に本格ミステリ臭が濃い作品という印象。衆人環視の中、演劇の舞台上で殺人が起こり、主人公・大友鉄はその解決に乗り出す。
劇団は大友が学生時代に入っていた劇団で、人気俳優、人気女優も輩出している。捜査の途中、劇団の友人との会話から大友と亡くなった妻の過去も少しずつ明かされて行く。その辺りの物語はさすがに引き込まれるが、肝心のミステリ部分はなんとも、、、、特に今回は警察がほとんど役に立たず、大友が個人的に動き回ることで解決を迎えるという、本格ミステリ調の展開になるのもどうにもいただけない。
大友がもてすぎる上に、それに気がついていなさすぎるのもやりすぎな感じがだんだんついて行けなくなってきた。いい加減優斗のこともちゃんと考えて再婚も検討しないとかわいそうな気もする。
面白くないわけではないが、鼻につく部分が結構目立ってきたかなあ、という印象。とはいえ、次作に期待して読んでしまうんだろうなあ。

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2014年01月20日

Posted by ブクログ

シリーズ第三弾。
物語をおもしろくするためとは言え、ちょっと残酷な話。昔の仲間同士による事件に仕事と言っても、こうも冷静に公平に関われるものなのか。だとしたら、それはもうすでに仲間ではない。
読後感はあまりさっぱりした気分にはならないかも。

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2013年08月12日

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