鈴木英治のレビュー一覧

  • 口入屋用心棒 : 43 御内儀の業

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    倉田佐之助、もと殺し屋で主人公の湯瀬直之進
    をはるかに凌駕する腕前だった
    (将軍を助けた時過去の罪はすべて赦された)
    数々の試練を乗り越えた湯瀬の腕前が上がり、
    倉田はジリジリと焦るところに凄腕の奥方との
    戦いにインスピレーションを覚える・・・(・ω・)

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    2022年05月31日
  • 口入屋用心棒 : 47 猿兄弟の絆

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    前作で富士山が噴火したため江戸の町は
    色々と混乱中だが、前作のボスに被害の
    あった船にかかわりのある藩主の弟兄弟
    が出入りの商人と藩を救うため盗賊とし
    て大枚を稼ぐという設定がトンデモだが
    物語は安定の面白さなので読むべし(^^♪

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    2022年05月31日
  • 口入屋用心棒 : 48 身代金の計

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    第四八弾
    シリーズも長くなり、続き物が多い、非常に面白ければ別だが年寄りにはきつい
    何故か地け狙われる直之進、知り合った悪徳商人の可愛い娘が行方不明に、背後の娘たちを誘拐して海外に売り渡す一味が
    しかし先ずはどさくさに紛れて身代金略奪を企む商人の用心棒一家、これを蹴散らす

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    2022年05月31日
  • 口入屋用心棒 : 1 逃げ水の坂

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    佐伯泰英に代わる時代小説を探し手にした。平易な文章だが深みやコクがない。今ひとつの腕だな。3冊くらいは読んでみたい。

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    2022年05月17日
  • 読んで旅する鎌倉時代

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    大河ドラマと合わせて読みました。
    歴史は勝者が作るとはよく聞く話ですが、正史はそうなのだろうなとつくづく思います。そして、それだけではなく、歴史とは解釈なのだなと深く思います。特に歴史小説を読んだ後には。そして、このようなアンソロジーを読むと、一編ごとに少しずつ変わっていく(あるいは観点を変えていく、ずれていく)解釈が実に面白いものです。
    一冊の長編を読み通すのも面白いのですが、これはある観点からの物語を深くしていくことだと思います。アンソロジーには多観点から読み解いていく、そして、一編ずつを積み重ねて一冊の流れを読み解いていく楽しみがあります。
    私は背表紙に「高田崇文ほか」とあったので購入し

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    2022年05月01日
  • 江戸の雷神 敵意

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    兄の事件で、火盗改め頭をやめさせられた主人公だがその手腕を知る人からは事件の助けを請われることが多く、その名は留まることがない。

    今回も、近所の人からの依頼が奉行所からの依頼と事件が交錯してゆく。

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    2022年04月20日
  • 幕末 暗殺!

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    短編集。幕末の数々の暗殺について書かれている。
    谷津矢車氏の竹とんぼの群青(黒澤忠三郎による桜田門外ノ変)。早見俊氏の刺客 伊藤博文。誉田龍一氏の天が遣わせし男(桂早之助、坂本龍馬暗殺)。
    など読み応えあるものばかり。

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    2022年03月09日
  • 突きの鬼一 饗宴

    購入済み

    突きの鬼一

    藩の収益を決める石高の振り分けが、余りにも大胆に行えた経緯や、家老が裏金に走る必要性等、もう少し掘り下げたほうが展開に深みや幅をもたらしたのでは。全体的には一郎太の人となり、剣劇等面白味のある仕上がりと感じました。

    #カッコいい

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    2021年12月09日
  • 足利の血脈 書き下ろし歴史アンソロジー

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     著名作家のアンソロジー『足利の血脈』ですが、副題で、さくら一族の聖戦と付け加えたい。鎌倉公方〜古河公方・堀川公方の興亡と支える忍者の物語。読後としては足利の歴史よりさくら一族の伝奇。面白い企画かと思いますが、個人的には各作品の波が合わず、一人の作家の連作の方が読みやすかったのでは思います。しかし第七話は最終話にふさわしく感動しました。本作は二度目の方が良いかもしれません。

     足利義輝弑逆から織田信長謀殺はもっと盛り上げて欲しいところです。しかし敵城に大胆に忍びこめる信長の忍びは、どうして光秀の京洛進入を安々と許したのか?疑問のままです。某歴史の専門家は本能寺の変に即応した秀吉は忍びを信長の

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    2021年10月16日
  • 足利の血脈 書き下ろし歴史アンソロジー

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    ネタバレ

    足利義教は時宗の阿弥を諜報網のように使っていた
    と明石散人先生が書いていた気がする(未確認)

    万寿王丸主役、自分を囮にして赤松満祐邸に義教を
    呼びつけ暗殺した
    本作において阿弥は踊念仏の集団として万寿王丸の
    潜む郷に乗りこみ、義教の手で一緒に斬殺された
    証拠隠滅らしい
    しかし、諜報網を早く手放したツケが自分の死を防
    げない事につながる

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    2021年04月24日
  • 信長誘拐

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    時代ものというより、現代版スーパーヒーロー活劇という感じだった。それだけに読みやすいが、内容が浅いのは否めない。疲れた時に、軽く読むにはベストかな?

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    2021年02月25日
  • 蔦屋重三郎事件帖二 謎の殺し屋

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    ネタバレ

    うぅ〜〜〜ん、ちょっぴり残念!

    第2巻は、第1巻より、11年経ってからという設定。
    しかも44歳の前巻の時には子供がいなくて養子をもらうつもり云々という言葉を発していたが。
    此巻では20歳になる「我が子」が存在。

    角川春樹事務所担当者が気が付かなかったのであろうか?
    いつか改訂してもらいたい。

    中身はというと、田沼の景気の良い時代から一転、幕府は財務粛清の松平定信の時代。

    江戸市民の楽しみを奪い、政府の政を批判にする黄表紙、狂歌など文化の取り締まりはますます厳しく、主人公の主人である藩主にまで注意がいく状態。

    蔦屋重三郎が命を狙われる。。。事件勃発!

    主人公である朋誠堂喜三二こと俳

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    2020年10月23日
  • 口入屋用心棒 : 46 江戸湊の軛

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    第四六弾
    よくも続くこのシリーズ!
    今回は江戸を大砲を積んだ三隻で海上封鎖、同時に井戸に毒を、意図を掴めぬまま船手方は敗北、時の老中より奉行が陣頭指揮に、係りを持った湯瀬と倉田の二人が協力、昔の老中の圧政に御岳山の噴火と富士山の噴火を重ね合わせ、死期をを悟った者の死を前提での敵討ち、規模の割にはあっけなく終了

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    2020年09月08日
  • 突きの鬼一 春雷

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    第六弾
    悪の江戸家老の悪事の証拠を掴み、同士討ちをさせ、暗殺集団は壊滅し、しかし、母は暗殺され、和解の実感は
    妻が紫頭巾、何か今後が想像出来そう

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    2020年09月03日
  • 突きの鬼一 雪崩

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    第五弾
    いつ読んだか全く覚えていない、記録で四巻までは読み終わっている、登場人物にも覚えがあるのだが
    藩の重要な飛び地に係り、本人を忌み嫌う実母と他の思惑から暗殺集団羽擦の頭が登場、各思惑を隠して続く?

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    2020年08月19日
  • 明屋敷番秘録 斬

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    第二弾
    将軍直属の組織も登場し、わかり難く
    中身がよく見えない、日本が外憂を抱える時期なのでどうなるのか

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    2020年07月26日
  • 蔦屋重三郎事件帖二 謎の殺し屋

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    ネタバレ

    鈴木英治先生の名前で、面白いことを確信して借りました
    相変わらずの登場人物が全員、清々しい心を持っている
    畜生、面白いぜ
    朋誠堂喜三ニと蔦谷重三郎が組む時代小説を読まない手はない

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    2020年05月28日
  • 口入屋用心棒 : 45 火付けの槍

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    ネタバレ

    口入屋用心棒(45)思えば長いシリーズ
    剣を極める話になってきていて、ライバル
    倉田をいつの間にか大きく凌駕した湯瀬
    この二人は抜きつ抜かれつを繰り返す
    心地よい登場人物を書かせたら鈴木英治
    先生にかなう人はないのではないか?

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    2020年02月26日
  • 手習重兵衛 闇討ち斬 新装版

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    行き倒れて救ってくれた恩人は、元武士の老人。手習所をしている。そこで、追手がある重兵衛は、手習い師範見習いとして新しい人生を始めるのだが。

    事件が次々と起こる。

    居場所を追われて、新しい人生を始めた、知らない同士が、接点ができる。物語が交差する。

    鈴木さんの本は、登場人物が、実に丹念に描かれ、人物像が立体的だ。

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    2020年01月28日
  • 手習重兵衛 道中霧 新装版

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    重兵衛は、武士をやめお家から出ることを決心し、信州へ向かうが、大きな黒幕に動かされる遠藤恒之助や乙左衛門煮付け狙われている。
    何度も罠にかけられるが、どうにか実家へ辿り着く。

    道中も冷や冷やしどおうしでしたが、信州に帰ってからも嵐はすぎないようで、次の巻が楽しみです。

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    2020年01月29日