鈴木英治のレビュー一覧

  • 江戸の探偵

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    まず始めに……
    この1冊では何も完結しない。タイトルに引かれて時代物のミステリーと思い読み始めたが、謎解きパートはない。正直謎というより、江戸の身分による階級でのどうしようもない権力の闇にどう立ち向かうか、という話。ここでは何も完結せず、次巻へ続く。正直残念。
    前半パートの叔父が殺された犯人探しも、論理的根拠というよりわりと想像の範囲のでない想像の積み重ねのような側面が強い。ミステリーとして読むとかなり期待はずれで、時代物として読むなら、それなりに楽しめる。そういう印象

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    2025年07月15日
  • 江戸の探偵 上訴の難

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    ネタバレ

    202411/1・2巻まとめて。タイトルから期待した内容とはちょっと違ったけど、面白い。でも展開があちこち広がっていってるし新たな人物は出てくるし、そんな色々やってて横道にそれている(ように見える)けど、肝心のお殿様の件は大丈夫なの?緊急じゃないの?と思ってしまう…。

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    2025年05月15日
  • 江戸の探偵

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    ネタバレ

    202411/1・2巻まとめて。タイトルから期待した内容とはちょっと違ったけど、面白い。でも展開があちこち広がっていってるし新たな人物は出てくるし、そんな色々やってて横道にそれている(ように見える)けど、肝心のお殿様の件は大丈夫なの?緊急じゃないの?と思ってしまう…。

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    2025年05月15日
  • 江戸の探偵 上訴の難

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    ネタバレ

    功兵衛、いよいよ江戸で斉晴のピンチを訴えに行くのかと思いきや、違うメイン登場人物出て来たー!
    同心の中兵衛は切れ者なうえ、きちんと人を見てくれるから頼りになる仲間になってくれそうで良かった
    邦市のことは残念だし、誰が犯人か、襲った目的もわからないから不安
    まだ上訴までには道のりが長そう…幽閉されている斉晴も心配

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    2024年12月24日
  • 蔦屋重三郎事件帖一 江戸の出版王

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    タイトルから蔦屋重三郎が主人公だと思っていたらそういう訳でも無く少し拍子抜け?。謎に満ちた人物、という印象の蔦屋の正体がこれから明らかになっていくのかどうか気になる。江戸の文化を彩った人物の名前が色々出てきたのも面白かった

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    2024年11月16日
  • 戦国鉄砲異聞 義信を奪還せよ

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    歴史上の人物をいろいろな角度から見るのも、時代小説の目的だけど、この作品は正にそれだろう。武田義信を描いた小説には、あまりお目にかかったことがないので、非常に楽しみだ。今のところ、義信の出番は少ないけど、その内、どんどん出てくるだろう。それとも、弥之助がずっと出っぱなしなんか?

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    2024年09月09日
  • 江戸の探偵

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    ネタバレ

    石見国加瀬津藩の普請方、永見功兵衛が、叔父の死を切っ掛けに殿に気に入られ、小姓に昇進したが、その直後にその殿が家老に幽閉され、殿を救うために江戸に旅立つお話。

    正直、ジャケ買い。
    したら、ちょっと想像してたのと違ってた。
    まだ江戸までたどり着いてないじゃん。

    熊くん、あっという間に死んじゃって、残念。
    THE時代劇、って感じ。
    昔の東映とか日活っぽい。

    謎が謎のままで、多分、長いシリーズのプロローグ的な一冊。

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    2024年07月13日
  • 口入屋用心棒 : 51 五重塔の骸

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    神社の絵馬で、死にたい者からの連絡をとり、殺人を生業としている「死神」と呼ばれる男の存在が明らかになる。
    丹念な捜査の賜物だった。

    同心、富士太郎と弟子を殺された直之進は追い詰めてゆく。

    老いても富士太郎の中元として活躍する珠吉との愛情深いやり取りがいい!

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    2024年04月11日
  • 江戸の探偵

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    家斉の子を押し付けられたとはいえ、気持ちの良い藩主に主人公功兵衛は惹かれる。

    家老に押し込めにあった主人を助けるべく、江戸に出る。

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    2024年03月07日
  • 江戸の雷神 死化粧

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    ネタバレ

    鈴木先生の作中人物は聖人君子の様ないい人が多い
    今回も期せずして江戸を良くしようと考える若者が
    あつまり各々の関わりの事件を探索した結果が、奇
    しくも一人の男に収れんされるご都合主義極まりな
    いが、心地よい物語があるのだ(´・ω・`)

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    2023年12月24日
  • 江戸の雷神 敵意

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    ネタバレ

    鈴木先生の作中人物は好印象の人が多い
    作者もおそら・・・
    さて、江戸の雷神シリーズ2である
    1を読む前に間違えて読んでしまった…
    途中で気が付いたけど読み進めるところ
    が自分です(´・ω・`)

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    2023年11月25日
  • 江戸の探偵

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    某父子シリーズから読むようになった作家さん。読みやすいのが良いところですが、今回は割と「で?」という終わり方だったように思うので次巻が出れば見定めたいと思います。

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    2023年09月22日
  • 江戸の探偵

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    この作者の作品はエンタメとして楽しく読んでるけど、たまに続編がすご〜く後になることがあるので。他にもシリーズを抱えてらっしゃるし。
    まだ序盤過ぎて、江戸には着いただけだし。続編待ちという感じです。

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    2023年09月19日
  • 口入屋用心棒 : 49 隠し船の館

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    ネタバレ

    米問屋岩田屋恵三の娘おさちが拐されて、用心棒をしていた湯瀬直之進が探索にでる(犯人は人攫いの墨兵衛)
    岩田屋は老中首座堀江信濃守と共に犯してきた悪事を全て控えを残していたのだが、義賊「猿の儀介」に帳面が盗まれた
    儀介とは、出羽笹高大名高山儀之介の仮の姿だが、堀江信濃守の宿敵の老中結城和泉守から命じられて帳面を盗んだのだ
    高山儀之介は、堀江信濃守より一万二千両と過分な公儀普請の金を用立てさせられ潰されそうになり、猿の儀介として盗みをしていたのだが、なぜか湯瀬直之進達に受け入れられている(そもそも悪人の岩田屋の用心棒をする湯瀬)
    全部のシリーズに共通するのだが、江戸のあらゆる事件を、秀士館師範代・

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    2023年07月25日
  • 読んで旅する鎌倉時代

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    それぞれの作者によって書かれた短編作品なので、色んな視点と手法で新鮮な気持ちで読むことが出来る。歴史的解釈はそれぞれなので、大河ドラマ鎌倉殿の13人とセットで見るための付録的な立ち位置で読むと面白い。

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    2023年07月12日
  • 突きの鬼一 跳躍

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    大名から浪人となった新シリーズは、江戸町奉行から50両の月給を貰う隠密のような仕事になった。今回は大身旗本の盗まれた家宝の小刀探し。盗まれた事を知られるとお取り潰しになる程のことだが、探索の為に次々と真相を知らせて解決に向かう。短期間に解決を求められたが、推理力と人脈で解決して行く。
    前々作で出て来た不審な試客もやっと解決。秘剣の滝止めはあれが想像だったのだろうか、それとも新秘剣になったのだろうか。
    推理小説のように謎解きもそれなりに楽しめるが、部下は仕方ないにしても、元大名なのに本人も馬鹿丁寧な言動がまだるっこしく感じられてしまう。

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    2023年06月08日
  • 義元、遼たり

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    今川義元が家督を継ぐまでの話がメイン。
    その後、儚くも信長に討ち取られるまでは早い早い。

    戦国武将たちにあまり関心はないが、それぞれの思惑があって、歴史小説は面白いと感じる。
    今作では義元よりも、義元を支え、ある意味唆して家督を相続させた太原雪斎の人物像や、義元との関係性が印象に残った。

    兄弟同士で争わなければならないことの葛藤が細かく描かれている。
    帯にあったような海道一の弓取りという言葉はあまりピンと来なかったが、戦場での活躍ではなく、家督争いをテーマにしていること、また天下をとることが平和の実現につながっていること、同じ志でありながらも、争わなくてはならない戦国の世のあり様は辛い。

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    2023年05月05日
  • 口入屋用心棒 : 49 隠し船の館

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    この人気シリーズも49巻目。
    今では親友となった二人が数知れず決闘の場を持っていたとは信じ難いが。

    互いを思いやり、生死を分かち合う二人となった。

    すごい腕利きだけに、平和なのは安心を通り越して何やら日常に不満を感じるころ。
    少女たちを拐かし海外に売る組織が台頭。
    悪事を老中と働き金儲けに明け暮れていた岩田屋のむすめ、おさちも、さらわれる。

    その事件と同じく、小心者の岩田屋が老中とともに行った悪事の数々を覚書とした帳面が盗まれてしまう。

    金至上主義となりつつある江戸後期。
    前巻から続く事件はやっと終焉を迎える。

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    2023年04月20日
  • 読んで旅する鎌倉時代

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    大河ドラマに合わせて書かれた短編小説
    ドラマも終盤になった今、逸話の違いが面白い。歴史上の事実だけは変えず、具体的な物語にするなら同じ逸話も印象が真逆な話にもなる。大河ドラマと小説とのコラボ、面白かったです

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    2022年10月19日
  • 口入屋用心棒 : 48 身代金の計

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    48巻目、最近は富士山噴火でえらいことになっている
    最近は数冊にわたるエピソードが続く、また高山家の殿様(猿の儀介)が盗みを働くw

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    2022年09月23日