【感想・ネタバレ】蔦屋重三郎事件帖一 江戸の出版王のレビュー

あらすじ

東洲斎写楽を世に出し、浮世絵で一世を風靡した蔦屋重三郎。写楽や喜多川歌麿らの浮世絵、恋川春町や山東京伝らの黄表紙、洒落本、狂歌本などを精力的に刊行し、多くの話題作を世に送り出した江戸の出版王・蔦屋にはもう一つの顔があった。人気戯作者の朋誠堂喜三二は佐竹家江戸詰の刀番である。その佐竹家上屋敷の一室で、家臣の鴨志田昭之進が何者かに殺された。遺体の傍には一枚の絵が投げ出されていた。喜三二はその絵を蔦屋に見せ、知恵を借りようとするが……。実在の人物を主人公にした、人気作家による書き下ろし新シリーズ、いざ開幕!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

大好きな作家さんの鈴木英治さんの新シリーズ。
蔦屋重三郎の活躍した時代。
田沼意次の景気政策は功をそうして江戸は黄表紙など出版物が大賑わい。身分が武士の作家、絵師もいて、俳句や狂歌などの文化が花開いている時代だ。

このシリーズ、実際にいた当時の文化人を登場人物として物語が進められる。
ポイントに蔦屋重三郎が活躍し事件を解決に導く。。。

盛りだくさんで登場人物も魅力的で、さすがは鈴木英治さん。

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2020年10月22日

Posted by ブクログ

蔦屋重三郎がメインの話かと思ったが違った。時代小説を読み慣れていないからか、これってだれだっけ?となってしまう部分があり、ある程度の知識を持って読むべきだったなぁ。と思った。

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2025年12月04日

Posted by ブクログ

タイトルから蔦屋重三郎が主人公だと思っていたらそういう訳でも無く少し拍子抜け?。謎に満ちた人物、という印象の蔦屋の正体がこれから明らかになっていくのかどうか気になる。江戸の文化を彩った人物の名前が色々出てきたのも面白かった

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2024年11月16日

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