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鬼を切る
題名から想像していた内容ではなく、死刑執行人の胸中が主題であった。代々世襲する役目の難しさ、人の命を奪う恐ろしさが表現されていた。
#怖い
眠り首
冒頭、惨殺した者に指をあてたとのかきだしからの、その目的への展開が意表をつかれた。敵方に引き込まれかける者への対応も興味深い。
#アツい
突きの鬼一
藩の収益を決める石高の振り分けが、余りにも大胆に行えた経緯や、家老が裏金に走る必要性等、もう少し掘り下げたほうが展開に深みや幅をもたらしたのでは。全体的には一郎太の人となり、剣劇等面白味のある仕上がりと感じました。
#カッコいい
入相の鐘
冒頭の押し込みによる謎を含んだ行動で、読み手に以後の展開を期待させて、引き込む手法は良くあるやり方だが、時代劇では面白い内容かな。後半は予想通りなので、もう少し捻ったらともでした。
虎乱
剣戟の下りは息を呑むほどの緊迫感があり、大変楽しく読ましていただきました。
流そうじゅうろう、胡蝶剣
剣技のシーンは動きも見え楽しく思いました、
もののけ侍
後半の戦闘場面は物足らない感がありました。もうすこし、当時の風情等折り込んで貰い、剣技のやり取りが欲しかったところです。