あらすじ
日本橋小網町で繁盛する米問屋・奈良屋が襲われた。大金が奪われ、主人と番頭は斬殺される。大黒柱を失った弱みにつけ込み、奈良屋の御内儀のもとには近隣の同業者から難題が持ち込まれ、さらに集金帰りの奈良屋の手代までが襲われる。火盗改・与力の雲井竜之介は、賊の狙いが奈良屋の商いそのものだったのではないかと疑う。かつて江戸市中を震撼させ姿を消した凶賊の頭目、宗兵衛の正体が明らかに! 大好評シリーズ第3弾。
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入相の鐘
冒頭の押し込みによる謎を含んだ行動で、読み手に以後の展開を期待させて、引き込む手法は良くあるやり方だが、時代劇では面白い内容かな。後半は予想通りなので、もう少し捻ったらともでした。