城山三郎のレビュー一覧
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「硫黄島に死す」は同名小説を含む短編集で、
この間、新潮文庫の100冊フェアにも並んでました。新潮の100冊フェアも長いなぁ。
ちなみに「硫黄島に死す」は2007年12月公開予定で映画化も決まっているそうで、なんとなく見に行こうかななんて思いも。
その関係なのか、バロン西をテーマにした特別展「バロン西と硫黄島の戦い」が、北海道本別町の歴史民俗資料館で開催中(期間:2007年7月3日〜22日)なんだって。
でも、この小説で一番心に残ったのは実はバロン西ではなく、同収録「基地はるかなり」の死刑囚の「あわあわと生きる」という言葉です。
「基地はるかなり」では、特攻隊として死ぬはずの元少年兵がやが -
Posted by ブクログ
ネタバレ2025.11.24~2026.1.21
(きっかけ)
古本屋で100円。
有名なこの著作をそろそろ読んでみるか!
(感想)
昔の、「あの頃の官僚は有能でカッコよかった」と思っており、その姿が描かれるこの著作は私の心にズバリはまるはずでした。
が、あ、こういうやつか!
有能の裏側に、短気で、直情的で、体育会系な官僚たちの姿がありました。
なるほど、日本の経済復興の裏ではこんな泥臭い官僚たちの姿があったのね…。
このドラマの終盤、働きに働いた仲間が病気で倒れ、あるいは死にます。
そして唐突に終わる物語。
悪くない余韻。
ただ、やはり主人公に感情移入できなかったためか、読むのに時間かかった -
Posted by ブクログ
神風特攻のリアルが伝わる作品だった。関行男と中津留達雄という兵学校同期で宇佐航空隊での実用教程を共にした数少ない仲間が主に描かれている。
二人とも結婚してにもかかわらず妻を残し軍の命令で特攻にでていくが関行男は特攻の幕開けを、中津留達雄は特攻の幕下ろしをするのがまさに運命か。
中津留の特攻は本当に不必要だったな。すでに終戦が決まっているのに伝達不足のために余計な突撃を強いられるのが辛い。不幸中の幸いは彼らの突撃が米軍基地に当たらなかったことか、これで当たっていたら戦後もっと厳しい制裁となっていただろう。
人間を武器として特攻させる発想に至ってしまうのが戦争という特異的な環境のせいなんだろう、当