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彼の人生は、定年からが本番だった。三菱製紙高砂工場では、ナンバー3の部長にまでなり、会社員としても一応の出世をした永田耕衣。しかし、俳人である永田にとって会社勤めは「つまらん仕事」でしかない。55歳で定年を迎えた永田は、人生の熱意を俳句や書にたっぷり注いで行く。異端の俳人の人生を97歳の大往生まで辿りながら、晩年をいかにして生きるかを描いた人物評伝の傑作。
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Posted by ブクログ
・部下を叱る代わりに、「きみ、これまでどういう仕事してきたんや」と、訊ねる ・「日に日に冬が辛うなって参ります。どうぞお体をお大切に、御健康にお心をいたされますようお祈り申し上げます」「いつでも結構で御座います。もしおひまの時が御座いましたら御近情をお聞かせ下さいませ」 ・「人間であるということが職...続きを読む業なんや。人間そのものの深化向上を切願する以外、何の手立てもありゃせんのや」 ・「コーヒ店永遠に在り秋の雨」
んー。なんか、不思議な本だったなぁ。 家にあったから読んでみたけど…。 小説だと思って読み始めたら、何やら実在の人物史だったし(笑)。 面白いとも面白くないとも言える感じ。 まぁ、初めよりは後半で面白くなり始めたことを思えば、作家さんの力量と言うことになろうかと思いますが。 でもなんていうか、当...続きを読む時の俳壇の興隆っぷりというか、そういうものにややびっくりするような本だったかもしれません。そういう意味では、なんか、当時の空気感がちょっと分かったかな。 あと、今、途上国でいろいろ言われる勤務環境。ちょっと前まで、普通に日本でも、軽視されていたんだなぁなんて、ちょっと横道な所も、印象深かった。
熱中と律儀の美徳。こよなく俳句を愛する昭和の堅物。何でもない人生のように見えて、実は目指したいと思う自分がいる。
なかなか。 加古川出身で高砂でサラリーマン生活を送られた方で身近に感じた。こんな方がおられたんだ。 そんなに昔の方ではないのに、随分違う世界の方のように思えてしまう。私にはあまり参考にならない。
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