【感想・ネタバレ】打たれ強く生きるのレビュー

あらすじ

自分だけの時計、歩け歩け、ぼちぼちが一番、配転は新しいはじまり、ふり回されるな、乱反射する友を――常にパーフェクトを求め、他人を押しのけることで、人生の真の強者となりうるのか? 企業の中にあって自分を見失わず、しかも企業に最高の寄与をなすことはどのようにして可能か? 著者が日々に接した事柄をもとに、ビジネスマンへの愛情をこめて静かに語りかける。

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Posted by ブクログ

恩師に教えてもらった本。まだまだ、まだまだ打たれ弱い僕。でも、この本に支えられて、乗り越えられたこともたくさんある。すこし古い本かもしれないが、メンタルに課題を感じている人は、勇気が出てくる。泥臭く、しぶとく、生きていきたくなるそんな一冊。

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2022年01月14日

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ビジネスマンへの応援エッセイ。城山さんは本当にビジネスマンの味方と思う。配置転換とか、本田宗一郎さんの話とかが個人的には最も心に染みた。

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2013年04月10日

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ネタバレ

日本流通新聞に掲載されたエッセイをまとめた本。(理屈の得失)、(自分だけの時計)、(晴れた日の友)が印象に残った。あとはレオン・ワルラスの「静かに行くものは健やかに行く。健やかに行くものは遠くまで行く」という言葉。すばらしい。

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2012年08月05日

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一つ、一つが、心にずんと響いてくる。

どんどん読みたいけど、
一つ一つ噛みしめて進んで行くのが
心地よい。

いいエッセー読ませてもらいました。

城山先生はほんとすげー。

「静かに行くものは健やかに行く、
健やかに行く者は遠くまで行く」

噛みしめて行きたい言葉があります。

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2012年03月17日

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この人のどストレートなメッセージは墜ちかけたときに効きます。

1分で読めるエッセイがずらり。

こりゃねーだろとか思うのも確かにあるけど、

ずっとこの先大切にしたい価値観も多々ある。


これからずっと読んでいきたい本です。

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2011年10月30日

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【読書】著者は、「官僚たちの夏」や「落日燃ゆ」などで有名な城山三郎。(ちなみに大学の大先輩である。)本の名前でわかるように、著者の前向きな姿勢、仕事への真摯な姿勢が表れている本。著者の前向きで、人間的な優しい文章が好きだ。本当に素晴らしい本であり、コメントすべきポイントが多いが、気に入ったのは次の文章。
「理屈通りに事が運ぶものなら、この世は人間の国ではなく、神の国になってしまう。感情が介入するから、この世はおかしく、悲しく、腹立たしく、つまり人間の世界となる。」
だから、人生は面白いのだと思う。

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2011年03月27日

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超かっこいい。
3回くらい涙腺がおかしくなったw
引用しようかと思ったのですが、ぜーんぶすっばらしい・・どうしよう。。
とにかく、今どうも力が出ないなーって本調子じゃないとき、どうしてもがんばらなきゃいけないとき、超はげまされる。
「ぼちぼちが一番」っていう章が神。
一生読み続けます、城山さんすてきすぎる。こんなひとになりたい。
「静かに行く者は健やかに行く、健やかに行くものは遠くまで行く。」ワルラスのこのことばを他の著作でも引用されてますが、改めて素敵なことばだなって思いました。

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2009年10月04日

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サラリーマン人生をどう生きていくか悩む人にはお勧めです。いろんな成功者のエピソードや人格などが記されており、とても勉強になります。

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2009年10月04日

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思ったより爽やかな印象。
確かに「昭和の男たち」という印象はあるが、経営者の成功条件は、今でも打たれ強いで変わっていないかもしれない。

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2022年12月26日

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・平素から十分、部下についてよく観察し、よく勉強しておかなければならない。どんな育ちで、どういう家庭で、どんな生活をしているか、何を勉強し、何に興味を持ち、どんなつき合いをしているか、等々。できるだけ深く、くわしく知っている必要がある。つまり、部下をまるごとのみこんでおくということで、そうなってしまうと、たとえイヤな部下でも、イヤなやつと思えなくなる。そのとき、部下ははじめて「この上役のためなら」と、本気にいいアイデアを出してくれる
・ひとをほめるときは、思いきって、手放しでほめ上げ、ひとをその気にさせる。だが、注文は容赦なくつける
・どんな仕事に就かされても、どんな土地へ行っても、必ずその行先には勉強することがあるはず。また、その行先にかかわらず、勉強しつづけることも多いはずである。日頃から、知的好奇心のために、せっせと燃料を補給するくせをつけておくことである
・どんな事態にも、第三の道がある。そう思えば、人生にも新しい風が吹いてくるのではないか
・経済学者ワルラスの好んだ言葉「静かに行く者は健やかに行く、健やかに行く者は遠くまで行く」
・「あいつはあの程度の人間だ」と決めつけてしまうことから、多くのまちがいが生まれる。「あの程度の人間」の中にも、やはり強みや不可知のものがある。おそれる必要はないが、そうした現実から目をそらさぬ方がいい
・良寛の言葉「災難に遇う時期には災難に遇うがよく候。死ぬる時節には死ぬるがよく候。これはこれ災難をのがるる妙法にて候」
・「成るようにしか成らぬ」(絶望するのではなく、観念する)ときと、「いま、ここ」(全身全霊をあげて挑戦する)というとき。その二つをはっきり見分けていずれも、はらをくくって対処する
・権力や贅沢に心がゆらぐようでは、打たれ強い男になれるはずがない(山中鹿之助が当時の主君である明智光秀からの自邸への招きを断り、友人である、光秀の家臣との先約を優先した逸話から)
・三本の柱(インティマシー、セルフ、アチーブメント)を太くするためには、肉親を愛し、よき友人を持ち、よき趣味を持ち、文学や芸術を通して自分だけの世界をも豊かにしておくことである
・『かもめのジョナサン』の著者リチャード・バックの言葉「たいへんだったが、しかしすばらしかったといえる人生を送りたい」
・「いま日本中の者が乗りおくれまいと先を争ってバスに乗っとる。無理して乗るほどのこともあるまい。おれたちは歩こう」

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2018年11月04日

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「人生の持つ時間は限られている。その中で、時間を忘れるほどの陶酔をどれだけ多く持ったかで、人生の価値は決まる。」

「随処に主となる。電車で体を移動させていても、確かな自分の人生と自分の時間がある。」

など、人生の指針が書かれている。

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2017年09月11日

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「歩く」という言葉がたくさん出てる気がする。現在、免許証も失い、歩くことにしてるから。視点や見聞がだいぶ、この本で見つめれれる。

一見ビジネスブックのように読み取れるが、技術者のことも書かれ、休日の過ごし方が乗ってて面白い。

よく学んで生きたいと思うような諸説ばかりである。

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2016年06月06日

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いい音楽、いい美術、いい映画。そうしたうるおいを持たなければ、長い人生はつらいものになる。会社のためにカリカリ働くだけが能ではない。(花王の丸田社長の忠告)

ー全くそのとおりだと思います!

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2014年07月12日

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ネタバレ

世に出た人の優秀な事例を経験ももとに語る。情報をよく得て、生かす。
気を配る。
毛利元就がお気に入り。

音を出す店で買うな。いい店なら黙ってでも客は入る。騒音公害。
全身を目や耳にして情報を得る。
左遷降格された後が勝負。
和田勉、豪快なだけでなく繊細。人にも気を使える。ただし作品には妥協しない専門家。

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2012年09月26日

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 城山三郎氏が日経流通新聞に連載したエッセイ。接してきた出来事、経営者から見つけた、生きる姿勢や、仕事に対する考え方を語ります。
 グッときます。仕事に疲れたときに一読すると、一服の清涼剤のよう。

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2012年07月04日

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ある人物の短い逸話を挙げ、そこから生き方を学ぶ、といった感じの短編集である。読みやすく、参考になる点も多いと思う。

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2011年10月04日

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ネタバレ

東京商科大学卒業で、経済小説を多く執筆する城山氏が経営や人間についての短いエッセイをまとめた一冊。「現場を大切にする」や「仕事は一つ一つの積み重ね」などとまとめられうる城山の哲学は、一介の人間哲学としても評価できる。ただ、城山の良さは壮大な構築力に基づいた小説にこそ現れるものであると思うし、経営の啓蒙書としてはいささか情緒的な表現に頼ったり、外国の事例がすくないなどのきらいがあったりすると思う。願わくば、城山が海外の企業を含めた経営について本格的に分析してほしいと思わせる一冊でもあった。

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2011年09月20日

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経済人・著名人の成功のポイントをわかりやすく取り上げた一冊。
心を打つ話が多く、楽しめます。

とはいえ、もちろんそれらを実行すれば成功するって
そんなもんじゃない。

恒久的、恒常的、誰にでも通用する成功ポイントなんて
そんなものがあれば誰もが成功しているはず。

弱った時にこの本に書かれている文章を
1つでも2つでも思い出せたら、実に意味あることだと思います。

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2011年06月25日

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実家の本棚にあって本を読まない父親もこんなの読んでたんだ、と手に取った一冊。まあ、会社の課題本だったんだろうな。
城山作品は何かを感じさせてくれる。時代が変わったとしても得るものはある。

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2011年02月11日

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基本が大事だと改めて感じさせられた。
1つの項目が3ページと読みやすい上、その中に偉人の素の顔が描かれていて面白かった。
・勇気を持つこと
・現場体験の大切さ
・「人生は不平等だと思え」
・「自分の時計を持て」
・ぼちぼちが一番
「静かに行くものは健やかに行く。健やかに行くものは遠くまで行く。」
たような言葉で好きなのは、「ゆっくりと、でも着実に」
・配転や降格になったときにどう対応するか。そこでどう頑張るかが大事。

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2010年11月06日

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いわずと知れた城山三郎さんのエッセイ。
さすが城山さん、財界人との太いパイプをもってらっしゃいます。
そして、人物の観察、目の付け所がスルドイです。

このエッセイのぼちぼちが一番から
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「静かに行くものは穏やかに行く、健やかに行く者は遠くまで行く」

ぼちぼちとは、ともかく、前に向かって歩いていることでる。自分のペースで歩き続けているということである。
マスコミの脚光を浴び、ライバルに負けまいと、急成長し、急破綻して行った数多くの人たちを、わたしは思い浮かべずには居れない。それは、マスコミの世界でも、また経営者の世界でも、同様だった。
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大器晩成ってことで,これからボチボチいきます。

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2010年08月25日

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なんつーか、ラストサムライって感じで好き。
著者の城山三郎の対談形式でおりなされる話。
一話一話が短いので、寝る前に読むには
ちょうどいい量。
新しく働く事になった人も、もう働き盛りの人も
もうそろそろ引退する人にも読める。
まー、理想、ロマンを持つ事で打ちひしがれてたけど
また頑張れるかな。

すすめは“自分だけの時計”
まよったらまたひらこう。

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2009年10月04日

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城山三郎氏の翻訳書は読んだことはあったが、エッセイを読んだのは初めてでした。
彼と親交のある著名人のエピソードや彼自身の体験などが描かれていてどれからも学ぶことの多い内容になっている。
中でも感銘を受けたエピソードは「自分だけの時計」の中でも浅利慶太氏の言葉。「敗者復活」での和田勇さんの『与えられた環境でよりよく生きよう』という哲学。
「アイディアをもらう」での小谷氏の部下への接し方です。ビジネスマンにとってだけでなく人として生きる根本的なのヒントが散りばめられているようなエッセイでした。(07年6月30日)

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2009年10月04日

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2014/3/30
ビジネスマン向けのエッセイ。ところどころ考え方に同意できないとこもあったけど、ためになることが多かった。

情報についてや左遷させられたときなどなるほどと思った。仕事で行き詰まったときにもう一度読みたい。

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2014年03月31日

Posted by ブクログ

人生あわてても仕方がない。まわりはどうあろうと、自分は自分で、たったひとつしかない人生を大事に見つめて歩いて行く。静かに行く者は健やかに行く。健やかに行く者は遠くまで行く。
生きていく上で、働く上でのヒントがたくさんつまっている一冊。またしばらくしたら読み返すといいかも。

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2012年10月28日

Posted by ブクログ

電子書籍があったので購入してみました。タイトルとテーマが不一致?な感じがしましたが、隙間時間で少しモチベーションをあげるには良いかもしれません。w

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2012年10月23日

Posted by ブクログ

エッセイの中で触れるひとたちが、なんというか近代・昭和的マッチョ? 著者の目線に古き良き親父像を感じる。

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2012年09月19日

Posted by ブクログ

城山さんがこれまでに関わってきた人たちについてのエッセイである。政治家やビジネスマンや作家。様々な人の考え方や生き方をさらりとした語り口ながら重みをもった言葉で書かれている。所々感銘を受ける言葉あり、なかなかいい本である。

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2010年03月26日

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