【感想・ネタバレ】打たれ強く生きるのレビュー

あらすじ

自分だけの時計、歩け歩け、ぼちぼちが一番、配転は新しいはじまり、ふり回されるな、乱反射する友を――常にパーフェクトを求め、他人を押しのけることで、人生の真の強者となりうるのか? 企業の中にあって自分を見失わず、しかも企業に最高の寄与をなすことはどのようにして可能か? 著者が日々に接した事柄をもとに、ビジネスマンへの愛情をこめて静かに語りかける。

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Posted by ブクログ

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日本流通新聞に掲載されたエッセイをまとめた本。(理屈の得失)、(自分だけの時計)、(晴れた日の友)が印象に残った。あとはレオン・ワルラスの「静かに行くものは健やかに行く。健やかに行くものは遠くまで行く」という言葉。すばらしい。

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2012年08月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

世に出た人の優秀な事例を経験ももとに語る。情報をよく得て、生かす。
気を配る。
毛利元就がお気に入り。

音を出す店で買うな。いい店なら黙ってでも客は入る。騒音公害。
全身を目や耳にして情報を得る。
左遷降格された後が勝負。
和田勉、豪快なだけでなく繊細。人にも気を使える。ただし作品には妥協しない専門家。

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2012年09月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

東京商科大学卒業で、経済小説を多く執筆する城山氏が経営や人間についての短いエッセイをまとめた一冊。「現場を大切にする」や「仕事は一つ一つの積み重ね」などとまとめられうる城山の哲学は、一介の人間哲学としても評価できる。ただ、城山の良さは壮大な構築力に基づいた小説にこそ現れるものであると思うし、経営の啓蒙書としてはいささか情緒的な表現に頼ったり、外国の事例がすくないなどのきらいがあったりすると思う。願わくば、城山が海外の企業を含めた経営について本格的に分析してほしいと思わせる一冊でもあった。

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2011年09月20日

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