住野よるのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレいた。
したかった。
なりたかった。
信じられた。
心の中に湧いたもの全て。
全て、過去の想いだ。
その想いを現在の形ですくい取ろうとすれば、
それらは砂のように崩れ指の間をすり抜けていく。
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住野よるの作品は良くも悪くも強烈な読後感が残る。
そして、微妙に共感できそうでできない主人公も特徴の一つだと思う。
でも、何故か共感できないはずの主人公の感情に、引き込まれるだけの勢いがある。
タイトル回収が気持ちいい。これも特徴の一つかも。
『この気持ちもいつか忘れる』
「記憶」を忘れることと、「気持ち -
Posted by ブクログ
ネタバレ実写映画化された時に映像で見ていて、小説があることも知っていたが当時は子供が小さく小説を読んでいる余裕もあまりなかったため未読だった。
なので桜良のイメージは浜辺美波のままだったのであるが、原作読んだ印象は少し違和感。何年も前の映画なので当時の年齢等いろいろ問題はあるのだろうが個人的には今いる女優さんでは今田美桜か広瀬アリスが原作イメージなのではないかと思う。(北村と今田だとリベンジャーズになってしまうが)
前述の通り映画を見ているため、あらすじに関しては既知である。その状態で読んだのであるが、ひたすらまどろっこしかった。余計な修飾が多いし(主人公/僕の性格を表現しているんだろうけど)、他で -
購入済み
絵柄がとてもいい。
原作を読んで、ふんわりとした文体はいいけれどストーリー展開にがっかりした経験があるので、あまり期待せずにコミック版を読んでみた。原作のふんわりとした雰囲気良く伝える絵柄がとてもいい。ストーリー展開のもったいなさを十二分に補っている。
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ネタバレ 購入済み
映画も観てみようかな
自分の中で引っかかった?ポイントがあって、まず彼女の亡くなり方が意外で驚きました。寿命を全うして欲しかったです。
あとは、なぜ彼女が彼に興味を持ったのかというところがいまいち腑に落ちなかったなーと思いました。
でも、読みやすくてサクサク読めました。面白かったです。
映画の中で彼の呼び方がどうなっているのか気になるので映画を観てみようかなと思っています。