住野よるのレビュー一覧
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久しぶりの三歩シリーズ。
冒頭から相変わらずの三歩節大炸裂でした。
今回もやっぱりセリフ噛みまくり、三歩ちゃんの頭の中をそのまま垂れ流したようなちょっとクセのある地の文も前作までと変わらずですが、もう最初からそういうものだと思って読んだからか、前2作のように読みながらイラッとすることもなく、楽しんで読めたように思います。
というか三歩ちゃんってまさかの京大卒?
TOEIC900点超えてるってすごすぎる(o_o)
めっちゃ意外でびっくりしました笑
さらに今回は三歩ちゃんにとって人生の大きな転機となる出来事もあり、一人暮らし編はこれでいったんおしまいだとか。
何気ない毎日を過ごしながらも、着 -
Posted by ブクログ
小学六年生の少女・**小柳奈ノ花(ななか)**は、周りの同級生とうまく馴染めず、学校生活に孤独を感じていました。友達も少なく、心を開ける相手がいない彼女は、放課後になると町を歩きながらいろんな人たちと出会っていきます。
出会うのは、
人生に疲れたおばあさん
世の中を皮肉っぽく見ている女子高生
ケガをしている野良猫
どこか謎めいた小説家の男
奈ノ花は彼らと会話を重ねるうちに、「幸せとは何か」「生きるとはどういうことか」を考えるようになります。
一見すると関係のないように見える人々との交流ですが、次第に彼らの言葉や存在が奈ノ花自身の心を映し出し、やがて大きな真実につながっていきます。
「幸せと -
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2025年
作品 No.12
こんな子が近くにいたらムカつくけど可愛がっちゃうんだろなー。
もし麦本三歩が同じ職場にいて「失敗しちゃいました。てへっ」と言ってきたら、私はどうするか。おそらく、勝手にやっとけと突き放すが、大丈夫かなと心配になり目の端でその姿を追ってしまうんだろう。
天然だけど、ちゃんと悩んで、反省して、だけど美味しいものを目の前にしたらそんな想いはどこへやら。やれやれ…と読者ながら親のように麦本三歩を見守ってしまっている自分がいる。
全体的にコミカルでふわふわしていて心が温かくなる作品。しかし、住野よるさんが他の作品でも描いている、生きることの悩みや不安、それに向き合って -
Posted by ブクログ
ネタバレヒロが秋好と分かってから鳥肌止まらなくて一気に読み進めてしまった。
傷つきたくないと言う理由で人と距離との一定の距離を保とうとしてしまう人にとってはとたも共感できる作品だと思う。(私はその1人)
楓の他人を俯瞰して下に見ているようなところも、傷つかないように自分の意見を言わずに秋好や董介・ぽんちゃんから自分から離れていくところも分かる分かる、と思いながら読んでいた。
人との関係ってきっと自分が距離をとった分だけ他人からも距離を取られて、逆に自分がオープンになれば他人もオープンになってくれる単純な仕組みなのに、なかなか難しいよね。