住野よるのレビュー一覧
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購入済み
結構泣ける
若い子独特の純粋さに心打たれ、でも人生はこんな事ってあるはず無いと、ちょっと作り物っぽさをも感じながら読みました。
それでも尚、やはり心打たれ、そしてただ悲しいだけで無く、希望がある事にホッとしました。 -
Posted by ブクログ
悲劇が決定づけられた特殊な設定(病気とか)の作品は、「もっと普通な状況で何かを生み出せてこそ創作だろう」とか「それが評価される風潮だと全体がどんどんやすくなる」という個人的な思いから批判的なのだけれど、実際読んでみると、「よく生きよう」とか思えてしまって、自分の薄さとか普段の駄目さの成せることだなとガッカリしつつも、実際心動かされて、自分の行動をこれから一時的だとしても良い方向に変えようとさえ思わせられた作品ということはとても良いものなのではないかというのが正直な感想です。
絵が綺麗でとても良かったです。多分絵が駄目だったらボロクソ言ってた気がします。 -
Posted by ブクログ
高校生の僕は、病院で「共病文庫」という手書きの文庫本を拾った。
それは、クラスメイト・山内咲良が自身の病と共に歩んでいく様を綴った秘密の日記帳だった。
鼻につく女だな。
読み始めてすぐにそう思った。人の都合などお構い無しに、ずかずかと踏み入ってくる。人の時間やスケジュールを軽視している振る舞いの数々は、僕が了承していたとしても不快感が募って仕方なかった。しかし、咲良の無礼な振る舞いも、読み進めていくうちに徐々に慣れていった(好きになったわけではないので、慣れたという表現が適当だろう)。きっととても若いのだ。幼いのだ。病気のあるなしに関わらず、あたりまえのように物語の中心は自分であると信じられ