住野よるのレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
盲腸の手術後の抜糸で訪れた病院で
偶然クラスメイトの病気について知ってしまったことにより
そのクラスメイトの桜良ちゃんとの仲が急接近するんだけど、
死を身近にした桜良ちゃんが明るくポジティブに生きてるのが印象的。 -
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「行きたくない」がテーマのアンソロジー。
いやあ。
行きたくない、分かる分かる。
住野よると奥田亜希子が目に入って購入したけど、星四つか五つか迷うくらい、どれも印象に残るお話だった。
以下、ネタバレ含む注意。
「ポケット/加藤シゲアキ」
友達が不登校になって、周りからは浮いた存在になってしまう。
そんな彼に、優しく声をかける俺、という優越感が形になる後半が面白い。
実は自分には出来ないこと、知らない世界を開いていた友達に、自分自身の狭量さを感じさせられる主人公。その描写に、青春を感じる。
「ピンポンツリースポンジ/渡辺優」
ロボットが「したくない」と言うのはオカシイ、という着眼点が -
購入済み
結構泣ける
若い子独特の純粋さに心打たれ、でも人生はこんな事ってあるはず無いと、ちょっと作り物っぽさをも感じながら読みました。
それでも尚、やはり心打たれ、そしてただ悲しいだけで無く、希望がある事にホッとしました。 -
Posted by ブクログ
悲劇が決定づけられた特殊な設定(病気とか)の作品は、「もっと普通な状況で何かを生み出せてこそ創作だろう」とか「それが評価される風潮だと全体がどんどんやすくなる」という個人的な思いから批判的なのだけれど、実際読んでみると、「よく生きよう」とか思えてしまって、自分の薄さとか普段の駄目さの成せることだなとガッカリしつつも、実際心動かされて、自分の行動をこれから一時的だとしても良い方向に変えようとさえ思わせられた作品ということはとても良いものなのではないかというのが正直な感想です。
絵が綺麗でとても良かったです。多分絵が駄目だったらボロクソ言ってた気がします。 -
Posted by ブクログ
中学生の頃住野よるさんの作品が好きで沢山読んでいた。
2025年に出口夏希さん主演で実写化され、映画を見た後小説でももう一度読みたいと思い、その足で本屋さんに寄って帰った。
正直映画は好きなシーンや個人的重要なシーンなど色々なところが省略されていて少し微妙さが残ったため、圧倒的に小説派となる。(もちろん十分映画も良かった)
単なる高校生の恋愛物語というだけでないのが良い。登場人物全員が様々な方法で人の心が見えるというのに、相手の気持ちが中々掴めない部分に多少のもどかしさも感じつつ、この人はどう思っているんだろうとキャラクターの感情に共感したり一緒になって勘ぐったりと、読み進めていくのが楽しか