住野よるのレビュー一覧

  • 恋とそれとあと全部

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    ネタバレ

    寮に住む高校生たち、めえめえ、サブレの二人が、夏休みに遠くに住むサブレの祖父のところで4日間を過ごす。お互いに憎からず想ってはいるけど、それを言葉にしないまま寮に帰ってくる。単に好き好きって気持ちを一方的に伝えるのではなく、考え考え、好きか嫌いかの二元ではない気持ちを、旅の終わりにやっと確認できた。
    「私も、いや違う、私が、一緒にいて欲しい。下宿仲間でクラスメイトで友達で恋人で、その全部で、そのどれでもいい。お互いの悪さもひどさもめんどくささも全部連れて、めえめえと一緒にいたいと今、思っている。それが私の真剣に決めた自由で、離したくない不自由だ。」と言って、隠れて泣きに行ったサブレ。
    ラストに

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    2025年10月16日
  • か「」く「」し「」ご「」と「(新潮文庫)

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     住野よるらしい、繊細な心情描写がとても活きててよかった。思春期らしい葛藤とか、大人っぽさと子供っぽさが混じった感性が魅力的。

     評価はあまり高くないみたいだが、同著者の作品の中ではかなり好きな方。

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    2025年10月15日
  • 腹を割ったら血が出るだけさ

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    腹を割って話せますか?
    高校生の茜寧はココロにあるものを
    小説「少女のマーチ」を準えるように行動する

    アイドル「インパチェンス」のメンバー
    中でも樹里亜の葛藤も同時進行で物語を繋ぐ

    小説家「小楠なのか」がファンから受けた一言が物語を締め尽くす

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    2025年10月14日
  • 青くて痛くて脆い

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    まさかのヒロの正体に驚き、主人公の心情についていけなくなりました。
    最後の終わりかたに救われました。

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    2025年10月09日
  • 麦本三歩の好きなもの 第三集

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    後半、怒涛の展開でびっくり…。三歩の一人暮らし編は終了したけど、新章始まるのかな?
    他人にとったら大したことないことでも、自分にとって譲れないものには妥協しない。お相手に三歩なりにきちんと気持ちを伝えるところに、三歩の成長を感じたような。
    個人的に好きだったのは、家庭教師先の少年に三歩が伝えた言葉が彼の中に残っていたところ。知らないうちに誰かの人生に影響を与えてるのかも、なんて思って少し感動してしまった。相変わらず文章に癖はあるけど、なぜか嫌いじゃない。

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    2025年10月07日
  • よるのばけもの

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    結構痛い所を突かれる話でした。私も主人公と同じような立場にいたから。手を出てた訳じゃないけど、頷いたし見てた。それが学校っていうくくりだけじゃなくて家でもそうだった。自分を守るためにしょうがないってしてたけど違うよね。後は自分って役割沢山あるけどどれが本当の自分で、なりたい自分なのか私にはまだ分からくて。皆気づいているのかなと思ったら少し苦しくなった。とても作品として面白いお話でした。

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    2025年10月06日
  • 恋とそれとあと全部

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    なだらかな坂道を登るように
    人を好きになっていくときと

    階段を使って一段ずつ
    人への想いを高めていくことと

    突然落とし穴に落ちるような錯覚とともに
    気持ちを高揚させてしまう瞬間・・・

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    2025年10月05日
  • 青くて痛くて脆い

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    心を激しく乱す力のある小説。主人公のにぶさみたいなものや、未熟さ、そして物語の先行きの暗さが大きく心を乱す。主人公の非自覚的な醜さがなによりも重い。

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    2025年10月04日
  • 麦本三歩の好きなもの 第一集

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    ネタバレ

    住野よるさんの作品はハズレがないので手に取りました。ネットでの評判も良く、BOOKOFFで見つけて購入。

    読んでみて、一番好きだったのは「麦本三歩はモントレーが好き」。
    全体的に読みやすくテンポも良いので、疲れたときでもぼんやり読めました。些細な日常を丁寧に拾い上げて、楽しく文章にしてくれるのが魅力です。

    所々にハッとする言葉もあり、特に心に残ったのは――

    “知らない本がこれだけたくさんあるということが、世界は自分だけの目線で見られているものじゃないという証明である気がして、三歩の心を支えている”
    “ずるいことしたり、人に嘘ついたり、でも生きていかなくちゃいけなくて、自分をそんな嫌な奴だ

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    2025年10月03日
  • 青くて痛くて脆い

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    ネタバレ

    ここまで大きい出来事に発展しなくても、楓に起こっている心の機微は、何となく分かるような気がする。
    自分は、その子を唯一無二の親友だと思っていても、その子にとって自分はそうでは無いと実感して虚しくなるみたいな。
    楓は、自分ルールとして、人と深く関わりすぎないようにしていた。けれども、本心では、人との強い繋がりを欲していたのだと思う。だからこそ、その心のバリアを越えて、信頼した秋好への思いは、恋愛感情になる・ならないに関わらず、固執に変わっていったのではないかと思う。
    彼はそれに気づかず、「秋好」という目の前の友人ではなく、「理想の秋好」を見るようになっていった。
    そうして自分を正当化することで、

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    2025年09月29日
  • 歪曲済アイラービュ

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    世界の滅亡に向けて、配信を見ていた人がどのように過ごしていくのか?それぞれのストーリーが描かれて繋がっていくのか全然想像できずにハラハラして読み進めれられた。
    でも、どう繋がってるんだ?という部分も残る作品でした

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    2025年09月27日
  • また、同じ夢を見ていた

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    住野よるのまた、同じ夢をみていたを読んだ。
    少し大人びた小学生の女の子の話だが、高校生の女の子や大人の女性、おばあちゃんと仲良くなる。
    その小学生が成長していくのだが、鶏が先か卵が先かのような印象だった。
    なかなか面白かったのは、奈ノ花「人生とは和風の朝ごはんみたいなものなのよ」
    南「なんだそりゃ」
    奈ノ花「知る必要のないことなんてないの」
    南「味噌汁か」 という会話や
    主人公の奈ノ花が、 「人生とは、ベットみたいなものよね」 「寝るだけなら、シングルで十分」 というセリフを言った後、アバズレさんが、 「意味分かって言ってんの?」と言いながら笑っていたのが、面白かった。

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    2025年09月19日
  • 麦本三歩の好きなもの 第二集

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    なにかすごい出来事が起きるわけではないが、三歩の日常からしか摂取できないほのぼのとした気持ちになれる。

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    2025年09月18日
  • 麦本三歩の好きなもの 第三集

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    ネタバレ

    p.106
    夢が叶ったら、夢が破れたら、その瞬間に暗転して終わってくれるのが人生じゃない。
    p.240
    ここが難しい三歩の乙女心、弱い女の子扱いはされたくないけど、お姫様扱いはちょっと気持ちいい。

    三歩シリーズ3作目。美容院のお話と普通の先輩が面白かったです。運がよかったと互いに思い合えるのって素敵ですねー。三歩おめでとうございます。

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    2025年09月14日
  • 麦本三歩の好きなもの 第三集

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    麦本三歩シリーズ第三弾!社会人四年目なのに、寝坊するところから始まり、相変わらずだなーと苦笑しながら読み始めた。でも、クラブに行く話では成長したなって思ったし、取材の話はかみかみ過ぎて可哀想になった。美容院のマスターのくだりは独特過ぎて面白い。家庭教師のお話は三歩の頭の良さ、真面目さが素敵だなーっておもった。そして、にーやんについては、大人になったなー。良かったなーと安堵しました。
    かみかみで読みづらいところもありますが、これから新しい麦本三歩の人生が始まり、新たな物語が始まりそうですね。

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    2025年09月07日
  • 麦本三歩の好きなもの 第三集

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    1巻と2巻よりも三歩に少しイライラしながら見てしまった。特に取材の回はあまりに噛みすぎて進まない。それでも前向きに頑張るのは三歩のいいところなのかもしれないが、それにしても出来なさすぎるだろう。緊張してしまう人がいるのは分かるが、三歩の出来なさは顕著で出来ないことは断るのも大事だと思う。
    結婚の話は三歩自身が苗字を変えたくないのは分かるが、相手にも変えて欲しくないって押し付けるはどうなんだろう。名前で呼んでいるわけでもないし、その名前だから付き合ったわけでもないのに、と少し理解が出来なかった。
    家庭教師の話などは不器用な大人なりに年下と関わる三歩が見れて良かった。

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    2025年09月05日
  • 歪曲済アイラービュ

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    ネタバレ

    p.272
    あーこなるんの大切なものいっぱい壊して悲しい悲しい殺しちゃうかもしれない嫌だ嫌だ、それが楽しい」「どエスに見せかけたどエムってこと?」「何言ってんだお前」「こっちの台詞だぶっとばすぞ」
    p.282
    「よーしじゃあまずディズニー行こうよ!憎くて殺そうとした相手と友達になって夢の国でチュロス食いながらアトラクション並ぶの感情ぐちゃぐちゃになりそうで最高」
    p.313
    突然の報告となりましたことを、深くお詫びもいたしません。下げたくない頭下げるくらいなら逆に胸張りましょう。

    面白かったです。お話もそれぞれ雰囲気が違っていて、途中までは繋がり合うとはあまり思わずに読むことができました。

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    2025年08月31日
  • この気持ちもいつか忘れる(新潮文庫)

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    途中までの胸の高鳴りはなんだ!!!って読み終わってから思ったけど数日経ってあれは主人公の成長の一環って考えたらまぁ腑に落ちたかな。でもやっぱりチカとなんかなってほしかったっていう読者の目線とそこがメインではない(はず)作者とのすれ違いもまた面白い。

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    2025年08月29日
  • 腹を割ったら血が出るだけさ

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    少しくらい
    格好をつけたくらいの振る舞いの方が
    優しさがにじみ出てくることがあると
    そんなことを言い訳にして
    やっぱり生きていく

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    2025年08月27日
  • 腹を割ったら血が出るだけさ

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    ネタバレ

    気持ちが入り込むのに、少し時間がかかったものの、半分を過ぎたあたりから、読むスピードが上がったのを感じた。みんな不器用ながらも、悩みを抱えながらも、自分に妥協して生きているのかなとか、自分のことを振り返りながら読んでしまった。そうすると、たまにぐさっと刺さる言葉も出てきて、気持ちが弱っているひとは要注意かもしれない。

    読みながら、なんとなくあの映画を思い出した。「心が叫びたがってるんだ」。

    最後に。住野よるさんの作品は、読み終わると、なんとなくタイトルの意味に戻ってくるような気がして、いつも表紙を眺めてしまう。

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    2025年08月21日