住野よるのレビュー一覧

  • か「」く「」し「」ご「」と「(新潮文庫)

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    映画を見て読みたくなった作品。
    青春だなーという感じ。

    どんどん5人の気持ちがわかってくる仕掛けなのが面白いですね。

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    2025年07月25日
  • 青くて痛くて脆い

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    ネタバレ

    ヒロが秋好と分かってから鳥肌止まらなくて一気に読み進めてしまった。
    傷つきたくないと言う理由で人と距離との一定の距離を保とうとしてしまう人にとってはとたも共感できる作品だと思う。(私はその1人)
    楓の他人を俯瞰して下に見ているようなところも、傷つかないように自分の意見を言わずに秋好や董介・ぽんちゃんから自分から離れていくところも分かる分かる、と思いながら読んでいた。
    人との関係ってきっと自分が距離をとった分だけ他人からも距離を取られて、逆に自分がオープンになれば他人もオープンになってくれる単純な仕組みなのに、なかなか難しいよね。

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    2025年07月25日
  • 麦本三歩の好きなもの 第三集

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    住野よるさんの作品の中で、とりわけ本作のシリーズが好きなので、本作を手に取りました。前作と相変わらず主人公のほのぼのとした雰囲気と、セルフツッコミなどが挟まれるユーモラスな語り部が本作も魅力的かなと思います。

    本作は連作短編集であり、新たな先輩との出会いや職場でのインタビューのお話、恋愛のお話など、仕事からプライベートまでさまざまです。たまたま私も三歩と同じような状況になったこともあって、将来への葛藤や自分の好きなものについて考える散歩の姿にとりわけ共感出来たように思います。

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    2025年07月22日
  • 麦本三歩の好きなもの 第三集

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    三歩、ひさしぶりだね~
    この数年で、私の環境は激変したよぉ~
    ・・・なんて、挨拶をして読み始める。

    三歩も、いつしか二十代後半。
    そうか、年齢相応の悩みが出てくるよね。
    でも、好きな物は守る三歩。
    その結果・・・という本作。

    わたしなんて、三歩の親世代を超えているからね、
    それでも、後半は我が事と重ね合わせ、
    反省したり、いやいやと、首振ったり。

    読む本は、年齢とともに、、ちょっとずつ変わってきているんだけれど、
    好きな物は買わないのかも。
    三歩と同じかぁ~~。あ、だから共感して読んでいけるんだね。

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    2025年07月21日
  • 告白撃

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    ネタバレ

    住野さんの書籍の登場人物はみんな魅力的な人が多い印象で今回もそれに漏れずとにかく登場人物がみんな魅力的だなと思います。

    序盤は日常(と言っていいんでしょうか、、?)のパートが長めに書かれていて、途中の誕生日あたりから物語が急速に進んでいき、
    ナンテコッタイな結末だったけど、2人が、他のみんなが納得する形にはなったのかなぁ、もっといい世界線もあったのかなぁ、と思っています。
    自分が厄介カプ厨なので星-1で

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    2025年07月15日
  • 麦本三歩の好きなもの 第一集

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    住野さん3冊目。名前と内容から女性作家と思っていたら男性作家だったことを知る。
    ドジで失敗ばかりの主人公の三歩。天然のところが皆んなに愛されているよう。ただ脳内では凶暴な言動が渦巻いている。二日酔いの翌日はド派手な服装と化粧で皆んなを笑わせ、ある時は仮病を使って仕事をズル休みする。
    はちゃめちゃな内容にちょっと引いてしまうが、一方では三歩の周囲の人のように微笑ましく見てしまう。次作も読んでみようかな。

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    2025年07月13日
  • か「」く「」し「」ご「」と「(新潮文庫)

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    ストーリー自体は青春物語だけれど、そこには深いメッセージが込められていると感じた。
    一日中、他者と比較しやすい環境に置かれている私たちに対して、「みんな、特別な力を持っているんだよ」と比喩的に語りかけているような気がした。

    その“特別な力”とは、何も魔法のような不思議な力だけではなく、それぞれの人が持つ“個性”なのではないか。
    言い換えれば、個性とは、誰もが持っている魔法なのだと思う。

    自分だけの能力(=魔法)を使って、自分のお役目を全うできたらいい。
    けれど、たとえそんなことを意識していなくても、私たちは知らぬ間に誰かの役に立っているのかもしれない。
    そう思いながら生きていきたいし、人の

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    2025年07月11日
  • 麦本三歩の好きなもの 第二集

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    1作目に続いて、ひたすらにのほほんとした日常。現実になかなかいそうでいないレベルのポンコツだけど、なんか憎めなくて、意外とおんなじようなことを考えてたりして、ほっこりした。

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    2025年07月06日
  • また、同じ夢を見ていた

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    幸せとは?人生とは?

    人によって幸せの定義は、違うと思うけど
    『誰かのことを真剣に考えられる。』
    というのは、しっくりときた。

    自分のなかで、あの人なら、これ食べたいかな?とかこれ好きかな?とか考えているあいだも幸せだなぁ

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    2025年07月06日
  • か「」く「」し「」ご「」と「(新潮文庫)

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    青春っていいなぁ、私も人のちょっとした言動を気にして、その背景を考え込んでしまうタイプなので、エルに共感。
    「それぞれが各仕事(かくしごと)を与えられて、私が皆んなにしてあげられることはなんなのか、それが自分は誰なのかという問題の答えなような気がしました」

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    2025年07月05日
  • か「」く「」し「」ご「」と「(新潮文庫)

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    「こんな力あったらいいかも」と思える
    少しだけ特別な力を持った5人の高校生。
    その力のせいで、あの子が気になったり、友達とギクシャクしたり、悩んだり、傷付いたりと、ままならないもどかしい思いがはるか遠いい昔の青春という言葉を思い出させてくれる。
    読み方によって青春小説にもなるしファンタジー、ヒューマンドラマにもなるとても奥深い小説。

     物語の登場人物は
    京、ヅカ、ミッキー、パラ、エルの5人。
    ほぼニックネームで呼ばれているところなんかも「青春」って感じでいいですよね。
    学校の日常の日々をそれぞれの視点で各パート別になっているので別の物語のように楽しめる。

     「人より少しだけ分かる力」で順風

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    2025年06月30日
  • 麦本三歩の好きなもの 第一集

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    ネタバレ

    ひたすらゆるーい、三歩ちゃんの日常が短編でたくさん詰まっている。三歩の奇行に、電車でニヤニヤを抑えるのが大変だったけど、実はすごく共感できるような部分もあって、友達になりたい!と思った。

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    2025年06月13日
  • 麦本三歩の好きなもの 第二集

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    第一集が良かったので続けて読みました。まあどっちを読み返すかと言われると第一集ですが、ちょっぴり大人になったら三歩からしか得られない学びもあるので、第一集良かったなって思った方は買う価値があるんじゃないかと思います。

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    2025年06月11日
  • 麦本三歩の好きなもの 第二集

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    おや、何やら三歩の足音が聞こえる!
    そういえば、2025.6.11 忘れていた
    第三集の発売日だ!!早く読まなければ。

     第二集も三歩らしさがでていて面白かった。
    相変わらず、おっちょこちょいで食べることと睡眠をむさぼることが大好き。
    だけど憎めない可愛がられキャラ。
    怖い先輩や優しい先輩、おかしな先輩も健在で
    その日常のやり取りに笑わされたり、ほっこりさせられたりと楽しませてくれる。
    私は特に食べ物の話をするときの三歩が好き。
    本当に美味しそうで食べ物への愛すら感じる。
    特にすき焼きの解説は頭のなかに美味しそうな肉の映像が浮かんで三歩と自分の胃を押さえつけるのに大変だ。
    うるさい友達との友

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    2025年06月08日
  • 告白撃

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    初めはその設定いける?って思ったけど読み進めていくうちにそこまで気になんなくなってった
    大学時代の友達とは疎遠の私には6人の友情が眩しすぎて読むのが辛かったぜ…
    絶対運命の二人が最後まで付き合わないっていう俺好みの作品

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    2025年06月03日
  • 青くて痛くて脆い

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    青春って何かっていうのを上手く可視化してる感じで面白かった!大学生の解像度もすごく高かった感じがする。
    未熟だなぁ、でも楽しそうだなぁっていう青さ。
    だからこそたくさん失敗するし、人としてイタイこともするっていう痛さ。
    そんなに自由にふるまうくせに、人との関係を簡単に壊してしまったり、自分の過去も否定する今を作ってしまいかねない脆さ。
    これが全部出てた。
    結局、秋好も楓も青くて痛くて脆かった。

    結局はみんな空っぽだから、それを埋めようとしてこうやって青くて痛くて脆い乗田になるのかも。
    それを隠さなくていいのが学生、隠さなきゃいけいないのが社会人っていう感じで、結局年の差意外に大差ない。本質は

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    2025年06月02日
  • また、同じ夢を見ていた

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    人生とは?幸せとは、なっちゃんはいろんな人と出会い、考え、自分で選んで手にしていく、ファンタジーっぽい感じで、児童図書のような展開が懐かしかったです。

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    2025年05月29日
  • また、同じ夢を見ていた

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    ちょっと、いや大分ませてる小学生、小柳奈ノ花(なのか)。

    クラスには馴染めず出会った学校の外で出会った友達。

    廃ビルの屋上で物語を書いている高校生の南さん、クリーム色のアパートに住んでる大人なアバズレさん、大きな木の家に住んでいるおばあちゃん。

    彼女達は奈ノ花で奈ノ花は彼女達。
    幸せとは何か、を授業を通して友達と話ながら考えて選択し、見つけていく。



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    2025年05月15日
  • 麦本三歩の好きなもの 第一集

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    自分のことを自分で認めて、人生楽しんでいる感じがします。
    たまには、こういう本も良いですね、と思いました。

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    2025年05月01日
  • 青くて痛くて脆い

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    傷つかない為に人と距離を置いて過ごそうと決め始まった大学生活。その壁を超えてくる出会いが!しかしすれ違い離れてしまった距離は縮まるのか?傷つけられたから、その人を傷つけていいことにはならない。

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    2025年04月30日