住野よるのレビュー一覧
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青春小説。
各章のタイトルと各キャラの能力にワクワクした。
ただ、そんな仕掛けはスパイスやアクセサリーにすぎなくて、キモは、思春期の不器用さとかあっちこっちに揺れまくる心情が丁寧に温かく描かれていること。
全く違う性質の者同士(INFPとENTJかな?)が、お互いの考えを理解できないと思いながら、それでも友達として尊重しケアしようとする、その対話がきちんと描かれていて胸熱だった。
最後、「隠し事」と「各仕事」が掛けられててちょっと取ってつけたようだった。
プロロオグとエピロオグはちょっとよくわからなかったけど、10代の少女が書いた本みたいなドライブ感とオシャレさを感じた。 -
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kuma0504は麦本三歩が好き。
麦本三歩は珍しくない。名前はちょっと珍しいけれど、その中身は特別と言い難い。プロフィールを一見してみて、出身は大都会でもド田舎でもなく、身長はちょっと低いくらいで、血液型は一般的なB型。食いしん坊だけれど、フードファイターほど食べれるわけじゃないし、酒には強くも弱くもない。仕事でのミスは多いが、事件になるほどのことはまだしてない。人見知りだけど完全な陰キャラじゃなくて、友達と遊ぶのは好きだけど陽キャではもちろんない。言葉は噛み噛みなれどまだ舌は健在で、唯一の特技であるお勉強も学者さんになれるほどじゃなかった。人との巡り合わせはかなり良い。好かれたり嫌われた -
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第三集。
三歩節が炸裂!
なんとかついていってる…って感じで第三集。
たまに関西弁⁉︎が出るのって大学が関西だったからなんだ…とか。シャンプーハットのこいちゃんが好きなんだなとか…いろいろ面白い。
普通の先輩と脳内で呼んでた先輩が、驚くほど普通じゃなかった話も笑える。
馴染みの美容室のマスターとの不思議な会話にちょっと別世界だわって思ってたけど。
酷評レビューに勝手にモヤモヤして、マスターが元気にしてるかどうかを確認しに行くなんて…三歩凄いわ。
いつのまにか親友のアパレル女のおかげで出会った彼(にーやん)と結婚を見据えての同棲へ。
麦本の苗字を変えたくない旨のプレゼン30分間は、全く -
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2025年
作品 No.12
こんな子が近くにいたらムカつくけど可愛がっちゃうんだろなー。
もし麦本三歩が同じ職場にいて「失敗しちゃいました。てへっ」と言ってきたら、私はどうするか。おそらく、勝手にやっとけと突き放すが、大丈夫かなと心配になり目の端でその姿を追ってしまうんだろう。
天然だけど、ちゃんと悩んで、反省して、だけど美味しいものを目の前にしたらそんな想いはどこへやら。やれやれ…と読者ながら親のように麦本三歩を見守ってしまっている自分がいる。
全体的にコミカルでふわふわしていて心が温かくなる作品。しかし、住野よるさんが他の作品でも描いている、生きることの悩みや不安、それに向き合って -
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ネタバレヒロが秋好と分かってから鳥肌止まらなくて一気に読み進めてしまった。
傷つきたくないと言う理由で人と距離との一定の距離を保とうとしてしまう人にとってはとたも共感できる作品だと思う。(私はその1人)
楓の他人を俯瞰して下に見ているようなところも、傷つかないように自分の意見を言わずに秋好や董介・ぽんちゃんから自分から離れていくところも分かる分かる、と思いながら読んでいた。
人との関係ってきっと自分が距離をとった分だけ他人からも距離を取られて、逆に自分がオープンになれば他人もオープンになってくれる単純な仕組みなのに、なかなか難しいよね。 -
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おや、何やら三歩の足音が聞こえる!
そういえば、2025.6.11 忘れていた
第三集の発売日だ!!早く読まなければ。
第二集も三歩らしさがでていて面白かった。
相変わらず、おっちょこちょいで食べることと睡眠をむさぼることが大好き。
だけど憎めない可愛がられキャラ。
怖い先輩や優しい先輩、おかしな先輩も健在で
その日常のやり取りに笑わされたり、ほっこりさせられたりと楽しませてくれる。
私は特に食べ物の話をするときの三歩が好き。
本当に美味しそうで食べ物への愛すら感じる。
特にすき焼きの解説は頭のなかに美味しそうな肉の映像が浮かんで三歩と自分の胃を押さえつけるのに大変だ。
うるさい友達との友