住野よるのレビュー一覧
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購入済み
結構泣ける
若い子独特の純粋さに心打たれ、でも人生はこんな事ってあるはず無いと、ちょっと作り物っぽさをも感じながら読みました。
それでも尚、やはり心打たれ、そしてただ悲しいだけで無く、希望がある事にホッとしました。 -
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悲劇が決定づけられた特殊な設定(病気とか)の作品は、「もっと普通な状況で何かを生み出せてこそ創作だろう」とか「それが評価される風潮だと全体がどんどんやすくなる」という個人的な思いから批判的なのだけれど、実際読んでみると、「よく生きよう」とか思えてしまって、自分の薄さとか普段の駄目さの成せることだなとガッカリしつつも、実際心動かされて、自分の行動をこれから一時的だとしても良い方向に変えようとさえ思わせられた作品ということはとても良いものなのではないかというのが正直な感想です。
絵が綺麗でとても良かったです。多分絵が駄目だったらボロクソ言ってた気がします。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ住野よるさんの『腹を割ったら血が出るだけさ』です。
綺麗な表紙に釣られて買ってしまいました。
主人公の女子高生糸林茜寧は、優しい家族、多くの友人、優しい恋人に囲まれ、一見すると充実した毎日を送っています。しかし、「誰からも愛されたい」「嫌われたくない」という一心から、常に相手の望む「理想の自分」を徹底的に演じ続けている姿でした。
心の中で常に「死にたい」と愚痴り、自身の腹黒さや計算高さを自覚している茜寧は、偽りの自分を演じ続ける日々に息苦しさを感じています。そんな彼女にとって唯一の心の救いは、『少女のマーチ』という一冊の小説でした。その小説には激しい共感を抱いています。
ある日、茜寧は街中 -
Posted by ブクログ
最初の方は展開がゆっくりで、正直なところ読み進めるのに少し時間がかかった。自分にとってはあまり得意なジャンルではなかったと思う。
でも読み進めるうちに、登場人物の心理的描写の細かさに引き込まれ、最後まで読み切ることができた。
この作品ほど極端ではないにしても、自分の感情を優先してしまい、結果的に誰かを傷つけてしまうことは、きっと誰にでもあるのだと思う。そうした経験を通して人は少しずつ成長していくのだと感じた。
もし学生時代に読んでいたら価値観が変わっていたかもしれないとも思うが、実際にそうした経験をしてきた今だからこそ、より深く共感しながら読むことができた作品だった。 -
Posted by ブクログ
「この世界が終わる」と伝える突然見えるようになった何かを信じて、いろんな行動をする人々の短編が繋がっていく物語。
それぞれ主人公が変わるのでそれぞれの価値観と言葉遣いで文章が書かれていて、面白いところと分かりにくいところがあった。
「感動は世界が間違ってるから生まれる」「映画のストーリーには、不遇とか不運とか、差別とか迫害とか、別れとか死とか、あった方がいい」って言うのには共感できたし、悲しいことだなと思った。
全てハッピーなままでは感動できないと僕も思った。
「君の膵臓をたべたい」は病気になって、死ぬから泣けるし感動したと思う。
最初の「滅亡型サボタージュ」と「歪曲済アイラービュ」の繋げ方は