住野よるのレビュー一覧

  • 腹を割ったら血が出るだけさ

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    敢えて正直な感想を書かせてもらうと、
    筆者の言葉選びが合わない部分もあり
    読み切るのに少し時間がかかった印象。

    周囲に合わせている自分、
    思ったことを正直に言える自分、
    どれが本当の自分なのかを模索するストーリー。

    強いて言うなら、
    生まれてすぐの赤ちゃんは「愛される」ことでしか生きていけないことを知っているので、
    周りを意識して生きるのは自然なことだと思う。

    素直な自分をすべて曝け出しても、
    やめておけばよかったと素直に後悔することもあるし。次のとき、そうならないように自制してるのであれば、それはやっぱり素直な自分と言ってもいいんじゃないかな。

    本の感想とは関係なくなってきたので、

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    2025年09月16日
  • 君の膵臓をたべたい

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    表題はそういう意味があるんだなぁと納得。年齢のせいか自分と重ねることができず感涙に至らず。少し拍子抜けの感じだった。期待が大きかっただけに残念だったが、読みやすくお手軽に読めるので、学生さんや始めて本を手に取る方には良いのではないかなぁと思いました。

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    2025年09月14日
  • 告白撃

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    ネタバレ

    まず、果凛の性別が分からず戸惑いました。(おれ?髭?話を読んでいくうちに男であると分かるが…。)物語の流れが、「千鶴を好きだと思っているであろう響貴に告白させ、振ること」であると知った時に、いやいや正直に結婚するんだっていえばいいじゃん!と思いました。結果的に正直に話すし、告白もされますが、1番丸くおさまった気がします。響貴が告白して2人が結ばれる世界も見てみたかったなあ。自分が響貴なら、後悔するかもなと思いました。
    結婚式当日の朝に、婚姻届を出すパターンもあるんだなと思った。

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    2025年09月14日
  • か「」く「」し「」ご「」と「(新潮文庫)

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    5人の高校生は、それぞれ人の感情や思考のアンテナを「特殊能力」として表現していて、その発想がとても面白い。
    相手の心にふと現れる「記号」のようなものを感じ取り、その力ゆえに苦しんでいました。感情が見えてしまうというのは便利なようでいて、むしろ人間関係を複雑にしているような、、、誰かの本音や不安が分かってしまうからこそ、気づかなければよかったことまで抱え込んでしまう。能力があるから正しく理解できるわけではなく、むしろ思い込みや勘違いを生みやすいという描写が、とてもリアルでした。

    物語を読むうちに、「かくしごと」とは単に能力を隠すことではなく、「人に言えない本音や弱さ」そのものだと思った。
    題名

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    2025年09月12日
  • よるのばけもの

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    ネタバレ

    いじめや普通のレールから外れることは悪いことなのかを考えさせられる面白い本だったけど、謎が多くてわからないところも多かった。

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    2025年09月07日
  • この気持ちもいつか忘れる(新潮文庫)

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    ネタバレ

    つまらない世界、つまらない人々、つまらない自分。そんな自らの世界を丸ごと変えうる何かを探し求めるカヤ。読んでいて、これだけイライラさせる主人公も珍しい。とにかく特別な体験を求め、それ以外のものは全てつまらないと一蹴する。なんだかラノベの主人公に極端に憧れているだけなのに、自らが特別な存在であると勘違いしてしまっている中高生感が否めない。それだけこのカヤは見ていて嫌悪感を感じるが、これはつまり何者でもない読み手である自分に対する嫌悪感なのだと、読んでいて思ってしまった。

    大人になったカヤ。再会したクラスメイトの斎藤と付き合うことになる。斎藤、めちゃくちゃ可哀想。だけど、この斎藤が全て変えてくれ

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    2025年09月07日
  • 麦本三歩の好きなもの 第三集

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    三歩以外はあだ名なのが良い。自分もカミカミなので文字にされるといたたまれないな。愛されキャラになってるけど、周囲がいい人なのだと思う。

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    2025年09月06日
  • 麦本三歩の好きなもの 第三集

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    第3弾。
    あまり重くない話なのになかなか進んでいかないのは、脳内劇場がぐるぐるしているからなのか、相変わらず噛み噛みの三歩ですが、毎日頑張っているのが伝わります。
    マスター(美容院)とのやりとりにほっこり、高校生男子に真摯に向き合う姿に尊敬、でも物語だから応援できても「好きを妥協しない」って周囲にいたらちょっと面倒かもしれないなぁと思ってしまいました。
    表紙のモモコさん、全然年取らない!

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    2025年09月06日
  • 歪曲済アイラービュ

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    ネタバレ

    住野よるの作品は全部見てますが、今回は暴走回だったなと思います。毎回読者にこういう思想をしているんだ!と伝えてくる人ではあるけれどそれを上手く物語に落とし込めることもあれば、思想だけが先走っている時もあり今回は後者でした。
    世界が滅亡するのを知らせてくる不思議な生物たちが見えるようになって人たちが代わる代わる出てきますが、まず半分かそれ以上の文章が設定に費やされ、世界滅亡に対していきなり暴走して終わる、みたいな感じなのでついていくことが出来ません。結局滅亡もしないしで物語としての面白さがあまりなかったように思います。
    一応、世界が滅亡するならレールに従って生きてるの馬鹿馬鹿しいよね?みたいなこ

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    2025年08月22日
  • 麦本三歩の好きなもの 第三集

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    ネタバレ

    相変わらずの三歩で懐かしい感じがしました。まさか前作に登場したお兄さんと結婚するとは、予想外のスピード感。住野よるさんの作品は三歩シリーズも含めて発売してすぐに買って読むので、三歩と一緒に成長している実感と時間の流れの速さが心に染みる。三歩に負けないように自分自身も成長したいと思えるような作品でした!

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    2025年08月20日
  • か「」く「」し「」ご「」と「(新潮文庫)

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    青春ってこれだよねぇと思った。少し異なる能力を持つ彼らが甘酸っぱい学生時代を過ごすお話なのだけど、能力があるからこそまた新鮮な感じで読み進められた

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    2025年08月19日
  • 麦本三歩の好きなもの 第一集

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    天然でドジな感じが応援したくなるんだけど、ちょっと振り切ってて食傷気味に。後半の“おかしな先輩“の気持ちも分かる。

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    2025年08月14日
  • 麦本三歩の好きなもの 第三集

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    心なしか第二集までより読みにくくなったような…?
    三歩の心の声とか状況説明とかが回りくどいというか、何が言いたいのかが分かるまで読み進めるのが結構苦痛でした。
    第二集まではそんなことなく楽しく読めていた気がするのですが。
    内容としては三歩の人生において大きな転機が訪れ、少しずつ考え方の変化なんかもあって続編らしい続編になっていると思います。

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    2025年08月13日
  • 青くて痛くて脆い

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    人は人を間に合わせに使う。自分にも似たような感覚がある。たまたま自分だっただけでどうせ自分じゃなくたって…マイナスに考えてしまう。その価値観が考え方が多少なりとも変わった。それだけでこの作品に出会えてよかった。川原さんのキャラが良い、好き。

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    2025年08月11日
  • 麦本三歩の好きなもの 第三集

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    三歩が、あの三歩が、ちょっとずつ成長していく。
    その様子が頼もしいようでちょっと寂しい。
    そして、あの三歩が。
    これからの人生に幸あれ。

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    2025年08月11日
  • よるのばけもの

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    すっきりしてて読みやすかった
    矢野さんの喋り方面白いなー
    さい、ごやっ、とひ、とつになれ、たのか、な

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    2025年08月10日
  • 麦本三歩の好きなもの 第三集

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    ネタバレ

    数年ぶりの麦本三歩、挙動不審っぷりや
    脳内の影響か伝えたいことが多すぎるためか
    言葉にするとカミカミなところ、そして
    脳内の騒々しさは変わったないなぁ~なんて
    思いながら読み始めたんですが、あれっ?
    三歩なんか色々となんだかんだが
    パワーアップしていない?くどさがマシマシ
    なのかこの時期の猛暑のせいかちょっと読む
    スピードに影響しました。でも後半三歩が
    にいやんと向き合っていく過程で、あれっ
    三歩って意外と内側にしっかりとした芯を
    もった考えあるやんと思ったし、自分に
    正直でありたいっていう散歩の考えなのかな。
    にいやんへ自分の考えを伝えるのが
    プレゼン方式なのがらしいといえば
    らしいんでしょ

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    2025年08月02日
  • 麦本三歩の好きなもの 第二集

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    第一集よりも麦本三歩の人に対する偏見や自分への甘えなど、かわいい素直な面だけでない人間らしさを感じられました。麦本三歩なりの四苦八苦する姿、成長する過程を見られて、嬉しかったです。第三集も楽しみです。

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    2025年07月28日
  • 青くて痛くて脆い

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    主題の通り。

    経験不足にも関わらず、プライドだけは一人前で、自分の事を顧みず、他者に責任を押しつける。よくある若者像を描いている。

    一方的な主張を表現するためか、対象の人物たちの心の内は常にシークレット。その分、台詞毎に主人公の独りごちた考えが記述されているんだけど、それが個人的に読みにくかった。

    もうちょっと行間を読ませる文章が好みではある。

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    2025年07月27日
  • 青くて痛くて脆い【無料試し読み特別版】

    匿名

    購入済み

     妹が「いい感じ」と言ったので、私も読んでみましたが、私には刺さりませんでした。私も主人公のように内向的だからでしょうか。もう少し明るい感じの物語が読みたい。

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    2025年07月25日