住野よるのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
最初の方は展開がゆっくりで、正直なところ読み進めるのに少し時間がかかった。自分にとってはあまり得意なジャンルではなかったと思う。
でも読み進めるうちに、登場人物の心理的描写の細かさに引き込まれ、最後まで読み切ることができた。
この作品ほど極端ではないにしても、自分の感情を優先してしまい、結果的に誰かを傷つけてしまうことは、きっと誰にでもあるのだと思う。そうした経験を通して人は少しずつ成長していくのだと感じた。
もし学生時代に読んでいたら価値観が変わっていたかもしれないとも思うが、実際にそうした経験をしてきた今だからこそ、より深く共感しながら読むことができた作品だった。 -
Posted by ブクログ
「この世界が終わる」と伝える突然見えるようになった何かを信じて、いろんな行動をする人々の短編が繋がっていく物語。
それぞれ主人公が変わるのでそれぞれの価値観と言葉遣いで文章が書かれていて、面白いところと分かりにくいところがあった。
「感動は世界が間違ってるから生まれる」「映画のストーリーには、不遇とか不運とか、差別とか迫害とか、別れとか死とか、あった方がいい」って言うのには共感できたし、悲しいことだなと思った。
全てハッピーなままでは感動できないと僕も思った。
「君の膵臓をたべたい」は病気になって、死ぬから泣けるし感動したと思う。
最初の「滅亡型サボタージュ」と「歪曲済アイラービュ」の繋げ方は