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Posted by ブクログ
いじめを題材にしたお話。自分もそうだったように、おそらくほとんどの人が「いじめ」を身近に感じた経験があると思う。された側か、した側か、周りにいた側か。
会社や、家族親戚関係、ご近所付き合いなど、いろんなところで日常に溶け込んだ黒いなにか。とりわけ、学生時代のいじめというのは、未熟な集団の中で発生する分、始末が悪い。
もちろん、いじめは良くないこと。でもそんなことはおそらくみんなわかってる。
しかし、なくならない。みんな、自分が異物になるのが怖い。
本書はそんな葛藤を昼と夜の主人公を通して、暴かれる。
何が正しいとか、誰が正義とか、理由を探せばいくらでもあるんだけど、それらに惑わされず自分が自分でいれれば一番いいんだけど、はみ出すのってやっぱり怖い。
最後に主人公はある行動に出るんだけど、それによってもたらされる今後を、想像しなかったわけではないだろう。
きちんと回収されなかった伏線は多々あったものの、バケモノとは何か?を本書は問うている。
果たして、自分はその答えを見つけられているだろうか?
考えさせられるお話でした。
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