よるのばけもの

よるのばけもの

712円 (税込)

3pt

夜になると、僕は化け物になる。寝ていても座っていても立っていても、それは深夜に突然やってくる。ある日、化け物になった僕は、忘れ物をとりに夜の学校へと忍びこんだ。誰もいない、と思っていた夜の教室。だけどそこには、なぜかクラスメイトの矢野さつきがいて――。280万部超の青春小説『君の膵臓をたべたい』の著者、住野よるの三作目が待望の文庫化!!

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よるのばけもの のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    読む前は幽霊、ホラー系の小説かなというイメージでした。ですが化け物ではあるもののホラーではなく不思議なものでした。いじめがリアルに書かれていてとても衝撃でした。いじめに加担する人、ただ見てるだけの人、助けたいが自分がいじめられるのが怖くて何もしない人など本当に現実にあるいじめでした。全ての謎が明かさ

    0
    2025年12月03日

    Posted by ブクログ

    中学生の時って多かれ少なかれこんな感じの雰囲気がクラスにあったよなって思いながら読みました。
    思春期の複雑な心境とか人間関係とか常に付き纏う不安とかぎゅっと詰まっていて、綺麗に白黒つかない事だらけだけど自分の中で折り合いを付けたり納得いく落とし所を見つけたりあの頃はもっと人に対して誠実だったなとか色

    0
    2025年11月24日

    Posted by ブクログ

    ずっと気になってたけど、10周年限定カバーを見つけて手に取りました。

    いろいろ考えさせられる物語でした。
    中学生の頃の自分は緑川にとても似ていたと思う。
    学生の頃にこの小説に出逢いたかった。

    0
    2025年09月23日

    Posted by ブクログ

    化け物のアッチーと矢野さんの夜の冒険と、集団内の立ち位置での昼の二人の隙間。変わらない矢野と、どちらが本当の自分なのか悩むアッチー。最後に心の叫びから、答えを見つける。たとえ集団内の安寧を捨てることになっても。
    笠井の正体、縁川の本質、能登の確信など謎が残ったが、読みやすく楽しかった。

    0
    2025年11月23日

    Posted by ブクログ

    化け物になるというファンタジー要素が薄れるぐらいの酷な現実世界。
    昼の顔、夜の顔、どちらが本当の自分だろうか?
    自分ならどう行動するだろうか?
    軽いようで重たいクラスの空気感が。。

    0
    2025年11月03日

    Posted by ブクログ

    深夜になると異形の化け物になってしまう男の子と癖のある性格によりクラスからいじめられている女の子の日中と"夜休み"の不思議な関係を描いた話。
    はじめ本書の設定を読んだ時、美女と野獣のような恋愛要素の強い作品なのかなと思った。しかし実際にはそんなほろ苦くて甘い話ではなく、いじめの空

    0
    2025年10月24日

    Posted by ブクログ

    結構痛い所を突かれる話でした。私も主人公と同じような立場にいたから。手を出てた訳じゃないけど、頷いたし見てた。それが学校っていうくくりだけじゃなくて家でもそうだった。自分を守るためにしょうがないってしてたけど違うよね。後は自分って役割沢山あるけどどれが本当の自分で、なりたい自分なのか私にはまだ分から

    0
    2025年10月06日

    Posted by ブクログ

    夜化け物になってしまう男の子のお話。
    たまたま出くわしたクラスメイトと化け物の姿で会い、昼間の関係性とは違う関係性が生まれるんだけど、そこから主人公の男の子の ゛ずれ ゛が生じてくる。
    中学生の頃の集団行動の中で過ごす事でのその環境、関係性ってあったよなぁって思う。

    同じような事で悩んでいたので

    0
    2025年09月18日

    Posted by ブクログ

    中学生の頃の自分は何を考えていただろう。
    あっちーや緑川さん、矢野さんの立場全部を経験したはずなのにあまり記憶がない。
    当時の自分にはまだ何も見えていなかったんだと思う。

    0
    2025年09月18日

    Posted by ブクログ

    誰一人として"良いひと"がいないのに、
    嫌悪感がほとんどない稀有な作品かも。
    特段良い話ってわけではないんだけど、
    とってもYOUR STORYを感じたので好きだな〜
    どの自分が本当の自分なのか、誰もが悩んだこと、考えたことがあるテーマだと思いました!
    それをファンタジーに、思春

    0
    2025年09月10日

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