住野よるのレビュー一覧
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本をよく読むかしこい小学生の女の子が、国語の授業で幸せについて考えるという課題を出されます。
彼女のクラスには友達がいませんが、ひとみ先生というとても素敵な担任の先生がいます。
また、学校の外には、高校性の南さん、大人の女性のアバズレさん、そして坂の上に暮らすおばあちゃん、そしてしっぽのちぎれた黒猫という友達がいます。
友達ではないけれども、隣の席の桐生くん、そしてかしこくて本をよく読む荻原くんとは、ときどき言葉を交わしたりもします。
まっすぐで、強くて、自分のことをかしこいと考えている女の子が、ちょっぴり風変りな友達と一緒に、幸せとは何かを考える物語。
主人公のひたむきさや、義憤のから回っ -
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ネタバレ人生を変えてくれたほど自分にとって大切な作品です。
電車の中で泣くのを耐えきれず、それでも読むことをやめられなかったです。
この本をきっかけによる先生を好きになったし、loundraw先生も好きになりました。
原作以外に、実写映画、アニメ映画も見ましたが、やっぱり原作が一番です。
僕は報われない話が好きです。
悲しみを抱えながらも、前に進んでいくということを改めて考えさせてくれました。
いつか終わる命、それは本当にいつ終わりが来るかわかりません。
もしも終わりの日がわかっていたとしたら、生き方は変わるのだろうか。
自堕落な人生でも、かけがえのない人やものに出会えたら変わるのだろうか。
そん -
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泣いた。
東京からの帰りの飛行機で呼んで、窓際の席に座って、静かに泣いた。
だんだんと感情が増えていく主人公。
生きるってなんだ。人と繋がるってなんだ。
って、死を覚悟したヒロイン(桜良)の生き方、ふざけ方、人との関わり方、言葉、文章すべてから学んだ気がする。
うまく言葉に落とし込めてないけど、そっと。
前日にsuper beaverのライブに行き、最後に「ありがとう」を聴いた。いつか人は死ぬから、唐突に人は死ぬから、後悔のないように、今愛を伝えないといけない、って。
東京から帰る私には家族がいて、友人がいて、日常を過ごす仲間がいて、遠くにも友人がいて。
「ありがとう。愛してるよ」
って、 -
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ネタバレふたりの会話がおもしろかわいくて好きだーー!どんどんお互いに惹かれていくけど2人とも恋人にはならないようにしてるのがもどかしかったん!
最後まさか通り魔に刺されて死ぬとか予想外すぎてびっくり、てっきり膵臓で死ぬのかとばかり思っていたから完全に不意を突かれたーー。ほんと神様は平等すぎる!あまりにも!
さくらが死んだあと、喪失感が凄かったけどその後の主人公の行動でなんだか私まで立ち直れた。前を向いて人生を歩んでいく主人公に涙涙。悲しかったけど読み終わった後のすっきりした感じがとても良き。悲しいままで終わらないのが個人的にまたもう1回読みたいなって思う理由だと思う。
恭子とクラスのガムくれる男の -
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ネタバレ前半で桜良と春樹のボケやツッコミが混じった“日常”といえる風景が沢山描かれたからこそ、彼女がいなくなった時の辛さがしみじみと感じられた。
また、余命宣告されているとは思えない元気さにはどんなものが隠されているのだろうと不思議に思っていたが、彼女自身もやはり辛くて悲しかったんだなと切なくなった。そんな彼女は春樹をきっかけに、春樹は彼女をきっかけに人生が変わったと言えるだろう。
僕の名前が伏せられていたのは結局なぜだったんだっけ。春樹が桜良の名前を呼んでいないことは気づかなかった。“彼女を自分の中の誰かにするのが怖かった。”というのがすごくしっくりくる理由だと感じた。
“君の爪の垢を煎じて飲みた -
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ネタバレ第二集は第一集と比べて変化していく日常の様があって読み終わったら第三集がすぐに読みたくなった。
特に心揺さぶられたのは先輩の結婚と退職の場面。お世話になっていた先輩がいなくなってしまうシーン。今までずっと三歩を叱っていた先輩が三歩は私が叱らなくても大丈夫って言うけど、三歩は先輩がいないとダメだと言う。この鈍臭い自分をわかってるけどどうすることもできない三歩とその様子を教育係でずっと見てた先輩のやり取りが切ない。
三歩の鈍臭さを二人称で見たらかなり腹が立つと思う。けれど、三歩がマイペースだからこその世界の見え方にすごく惹かれた。こんな見方ができたらもだと楽しく毎日過ごせるだろうなって思わせて -
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終始光そのもののような明るさを持つ彼女と唐突な別れがまるで似合わなくて、結末はわかってたはずなのに受け入れにくいほどの喪失感だった。
人との関わりは大切だと思う。
でも面倒なのもわかる。
主人公のこと、「草舟いいじゃん。流れに身をまかせて逆らって無駄に労力消費しない、効率的でいい生き方なんじゃない?」と思ってた。
対して彼女にたいして「こっちはこっちで誰とでも仲良くなれそうな社交的な人気者で、うまいこと世の中渡っていけそう」と思ってた。
そんな単純なものじゃないよね、人間って。
自分の望み、なりたいものやしたいことが自分でわかってないってことある。
やってみて気づく、「あぁ、これ好きだった