住野よるのレビュー一覧

  • 君の膵臓をたべたい

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    とにかく桜良の生き方性格立ち振る舞いがとっても好きで憧れます。
    イメージは4月は君の嘘の宮園かをりで読んでたし、共病文庫のシーンにたどり着く前から、桜良の元気な言動の裏ではきっと泣いてるだろうなって考えてしまい序盤から泣きそうだった
    君の膵臓を食べたい、この言葉を全く同じ思考で発した2人。そんな関係が羨ましく思えるし切ない。
    でも最後のメッセージが届いてて本当によかったし感動しました。
    生きることは、人と心を通わせること、人は道を選べるということ。
    とても大事な1冊になりました。
    名前も特別だし

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    2025年10月28日
  • 君の膵臓をたべたい

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    頭がぼーっとしてしんどくなるぐらい泣きました。
    初めて読んだのはおそらく中学生の頃ですが、文章が読みやすくて一気に読んだのを覚えています。
    小学生から大人まで広い世代におすすめできる本だと思います!

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    2025年10月25日
  • 君の膵臓をたべたい

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    余命わずかの彼女、限られた命、一生分の恋。こんな安っぽい言葉が飾られる恋愛小説はあまり好きじゃないが、この作品は違うと感じた。
    闘病している桜良の嫌味のないキャラクターと、その僅かな日常を追っていくのが止まらなかった。

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    2025年10月21日
  • 君の膵臓をたべたい

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    ネタバレ

    素敵な話だった。
    主人公の名前が終盤まで出てこず、桜良やクラスメイトたちの主観で描かれていることで、春樹にとっての他人との心の壁のようなものを表現しているのが良いと思った。
    誰かと関わらなければ存在を感じられない桜良にとっての春樹への憧れと、そんな桜良との関わりの中で人との関係を築くこと大切さを知っていく春樹の2人の対比が美しいと思った。どちらの人との関わり方も尊重されるべきで面白い。
    死に直面しつつも、その死が唐突に訪れるまで、生きている時間の尊さを気付けないのは残酷だがリアルだと思った。ニュースがしっかりと伏線になっているあたり、病気で亡くなると思っていた自分の考えに純粋にハッとさせられた

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    2025年10月19日
  • 君の膵臓をたべたい

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    原作よりも映画を観てから本を読みました。
    内容を知っていたので、スラスラ読めたのと会話メインの文面でとても読みやすかった。
    映画同様、本でも号泣しました。

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    2025年10月18日
  • 君の膵臓をたべたい

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    久しぶりにミステリー以外の本を読んだ。
    タイトルは知っていて、ずっとうっすら気になっていた。久しぶりに紙の本を読みたい気持ちになって何冊かの小説とともに購入。
    紙で買ってよかった。

    女の子が死ぬことは冒頭の通り決まっていて、他人と隔たりを作っている僕が女の子との交流で成長していく話。
    僕が女の子から教えてもらうことはたくさんあるけど、実はお互いがお互いのことを知っていく上で人生について学びを得る、哲学みたいな話だった。
    後半の遺書の部分で泣きました。
    あと終盤に明かされるお互いの名前が対応しているようでとても好きだった。

    昔読んだ哲学の本に、常に死を思えば本来の自分で生きられるみたいなこと

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    2025年10月17日
  • 君の膵臓をたべたい

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    ネタバレ

    本来誰も知らないはずの終わりを知っている(知らされている)からこそ、当然それは揺るぎないものであると信じていた。

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    2025年10月17日
  • 恋とそれとあと全部

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    ネタバレ

    最後にめちゃめちゃキュンキュンした。
    言葉にする前の気持ち、情景をたくさん想像して、共感できるのがおもしろかった。

    旅行からの帰り道、めえめえが突然告白する。サブレはこのタイミングであることにびっくりする。めえめえは、今が好きな気持ちが一番大きかったからと説明し、一旦コンビニに寄る。めえめえは、サブレが「自由になりたい」、「縛られたくない」という気持ちがあるということを察して半ば諦める。が、もう一度自分の気持ちを思い切り伝える。そこでサブレは泣きながら、試すようなことをして申し訳ないと謝り、めえめえとずっと一緒にいたいという気持ち打ち明ける。
    そこから寮までの帰り道、めえめえは自分たちが付き

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    2025年10月15日
  • 腹を割ったら血が出るだけさ

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    作中で出てくる「少女のマーチ」という小説の中で起こることに沿った(ような?)話。
    作中の作者である小楠なのかが作品について語るところから始まり、語るところで終わる。
    少し不思議な感じ。
    少女のマーチという小説を読んでいた高校生の糸林茜寧は渋谷の街中で自分が読んで思い描いていた小説の中の登場人物である「アイ」にそっくりな人を見かけて思わず声をかけて話しをする仲になる。
    声をかけられた方の宇川逢はそもそも女の人のような風貌をした男で、2人の関わりがかなり特殊な感じで物語がスタートする。
    小説の中の出来事を現実で再現したり自分に投影したりする茜寧だけどそこには他にも色々な人物が絡んできて物語が進んで

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    2025年10月13日
  • 恋とそれとあと全部

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    ネタバレ

    まさに恋とそれとあと全部でした。
    正直高校生の恋愛模様に40過ぎのオッサンが共感している場合ではないのですが、好きな女子とその祖父と自分という微妙な関係性の中で進む物語に、自分の彼女(今の妻)とそのおじいちゃん(今は亡き)と自分の物語を重ねてしまい、途中涙を禁じ得なかったです。
    最初はサブレの性格(特徴)がハッキリと述べられないので意味が取りにくい部分があったのですが、
    やってもらったことに対してお返ししないと気が済まないような細か過ぎる性格の持ち主であることが分かり、
    その性格を熟知しているがゆえに主人公の心の中の逡巡も非常に説明的で細かい描写になっているというところが
    途中から分かって妙に

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    2025年10月11日
  • 麦本三歩の好きなもの 第三集

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    とても穏やかでいいです…少し眠くなるくらい。
    でもこの生き方がきっと長い時間をくれるという気もする…
    長く生きてきた、昔は三歩と同じような心底だったかも…と思う私です。

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    2025年10月09日
  • 青くて痛くて脆い

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    ネタバレ

    最初は、過去の回想や現代が入り混じり、頭の中が整理できず、ただ1個人が過去を追い求めサークルを破壊するだけの話(回想シーンが死んだ方を偲ぶもの)かと考え、途中で離脱しようかと考えました。

    しかし、読み進めるとともに、現代に近づき回想と重なり始める事で自分が想像していなかったことが起き、面白くて一気に読み切ってしまいました。

    主人公がやっていることがその回想を取り戻すことではなく、主人公の真の欲望を満たすためであったこと、そしてそれが大切だった親友を傷つける結果に繋がったこと…何か他人事ではない気がしました。自分も自分のやりたい事を満たすために、相手のためだからと決めつけて相手は望んでないこ

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    2025年10月06日
  • 青くて痛くて脆い

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    意識的に人との距離感を取って過ごしていた所に、踏み込んでくる1人の変わった人。
    その人と心を交わしていく、そして自分のしてしまった事への後悔と初めての感情を認識していく情景、人と関わる事で「傷」を知る。

    なかなか自分の気持ちを素直に伝えるって簡単なようでとても難しいですよね。

    わたしは傷つきたくないから、人との距離というか頭の中でめちゃくちゃ考えて結局やめる、諦める。
    って感じで壁を作ってきました。

    根本の部分は変えられないけど、
    「けど」その先に何かが(自分の成長も含め)ある
    と思ってとてもとても重い1歩を踏み出してみようかなと思いました。

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    2025年10月06日
  • 君の膵臓をたべたい

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    ネタバレ

    「こんなに泣ける話があるか!」
    本当に、何度読んでも、涙が止まらない1冊。
     
    今回、sumikaの片岡さんの期間限定カバーということで、購入したので、改めて読み直しました!

    桜良の最後のシーンを知ると、命は簡単に消えてしまうことがわかる。
    自分も、もし明日死ぬかもしれないと思うと、今日を1日1日、後悔のないように、毎日を全力で生きていこうと思う。
    命について、生き方について考えるきっかけになる作品です。

    この話を読んで、「死ぬまでにやりたいことリスト」を作ろう!と考え、現在作成中です。

    また改めて、アニメや映画を観たいなぁと改めて思いました。
    本作は、住野先生を好きになるきっかけとなっ

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    2025年10月05日
  • 青くて痛くて脆い

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    自分のために、誰かを傷つけてしまう青さ。痛みを受け入れられない青さ。そしてそれを認められない、認めてしまえば自分を保てなくなる脆さ。
    それを受け入れて、初めて人は成長する。後悔のない人生なんてない。けれど誰かを傷つけない努力はし続けなくてはいけない。

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    2025年10月04日
  • また、同じ夢を見ていた

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    良かった… 要所要所でだいぶ泣かされてしまいました。
    読んでみて、自分も身近な幸せを噛み締められるようになれそうだなと、思いました。

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    2025年10月04日
  • 恋とそれとあと全部

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    ネタバレ

    いい意味で平坦に続く物語が
    主人公と女の子の日常に溶け込めているようで
    読みやすかった。

    私と女の子の性格が似ていて、
    偶然にも今の彼氏とも主人公が似ていた。
    学生時代にあっていたらこんな感じだったのかもしれない。

    半分くらいが、死に関連していて
    恋とそれとあと全部。のタイトルの解釈が気になるところ。
    恋と死とあと全部かなぁ

    学生の甘酸っぱい感じと
    生死の境を感じるドキドキ感があって
    面白く読めた。

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    2025年10月02日
  • よるのばけもの

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    ネタバレ

    ヒロアカの作者さんが表紙を飾ると聞いて手に取ったのですが、内容はとても考えさせられるものでした。
    なんとなく腑に落ちない気持ちになりつつ、
    現実ってこういうものだよな…何ができたんだろう…って更に想像の世界に入っていくことができました。

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    2025年09月30日
  • か「」く「」し「」ご「」と「(新潮文庫)

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    それぞれ人の気持ちが何らかの形で見える能力がある5人の高校生活。能力があったって、性格はそれぞれ。
    誰もが友達を思い遣っている。

    とても良かった。
    パラの回が1番苦しいけど良かった。

    これ、同じ時間を他の子の視点で読みたかったな。
    繊細過ぎて、何でそんな言動するんだよと
    イラっとする人もいるかもしれないけれど

    ちゃんとその理由が描かれているから私は好きだったな。

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    2025年09月30日
  • この気持ちもいつか忘れる(新潮文庫)

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    ネタバレ

    カヤの考え方が自分の日常と重なって共感が高い本だった。一番好きなシーンはチカとカヤが犬の話をしている時が一番好き。チカの罪の考えが柔らかく自己肯定感が低い、重く考え過ぎてしまう人の悩みがフッと軽くなる言葉が刺さりまくってしまった。一章と二章に分かれていて一章でチカと拒絶してしまう所で泣く、二章でカヤがチカを忘れたくないの所で泣ける。この本は記憶を消して、もう一回読んで2回泣かせてくれたい。そして、読み終わった後にもう一度となぞる、永遠の住野よるファンにしてくれた。そんな本でした。

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    2025年09月28日