住野よるのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ小学生なのに大人びていて、周りに溶け込めない奈ノ花。本が好きで、学校の外に友達がいて、教室で嫌がらせをうけても全く気にしない。
そんな奈ノ花が「人生とは○○みたいなものね」といろいろな譬えを持ち出して語る言葉が、いちいち面白い。
南さん、アバズレさんの正体がわかり始めた辺りで、これは二人に続いておばあちゃんも消えてしまうのだな…と思うと少し切なく、またラストで奈ノ花の両親が、参観日当日に飛行機事故で亡くなっていたことがわかり、ショックを受けた。
先が読めた気になっていたけど、ここへ来てようやく南さんの忠告の意味が分かり、もう一度その場面を読み返して、そういうことだったのか…と納得できた。
そ -
Posted by ブクログ
主人公の三歩がかわいい。『この世界の片隅に』のすずさんみたいな人。ちょっとぼーっとしてて、食べ物が大好きで本が大好き。
「~でしゅ」とよく語尾を噛むのも面白い。天然で食いしん坊でドジっ子。職場のみんなにも愛され、失敗して落ち込んでも、また同じ失敗をしちゃう。
そんな能天気な愛されキャラ。と思いきや、意外と情に厚い一面も。
自殺まで思い詰めた友人の告白に、「君の気持ちはわからない」「そんなに辛いなら死んでもいいよ」と、非情に思える言葉をかけます。
けれどそれは、「大丈夫だよ」といった、うわべだけの慰めじゃなく、相手の立場とか気持ちとかを受け止めた言葉なんです。
美人の友人には、その美貌 -
Posted by ブクログ
ネタバレ学生生活での自身の心情と一致しすぎていて、最初は学生の頃に読んでおいたら良かったなと思ったけれど、実際は現在の自分自身の環境、現代の社会においても同じことが言えるのかもしれない、と読み終えて思った。
自分の本心を隠し、周りに合わせて浮かないように過ごしたあの頃。"教室"という箱の中で、自分の本音を言ってしまったら、ターゲットはあっという間に自身に変わってしまう恐怖感。恐れて、だけどどこかに罪悪感があって。あの頃の自分は主人公と同じで、一番化け物だったのかもしれない。
じゃあ今、この感情、客観視できるようになった自分で、あの頃に戻れるとしたら、自分は化け物の皮を剝がせるの