住野よるのレビュー一覧

  • 君の膵臓をたべたい

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    ネタバレ

    小説でこんなに大泣きしたのは初めてだった。
    予想外の結末で、それがまたやり切れなさで悲しさや切なさを倍増させていた。
    登場人物の気持ちの描写が丁寧にリアルにされていることで、物語にどっぷりと浸かることができたし、その分結末の展開にくるものがある。

    色んな人が言っていることだけど、読む前と後じゃ『君の膵臓をたべたい』っていうタイトルの捉え方が変わるはず。
    読んだ後に表紙を見て、『君の膵臓をたべたい』かぁ、、、ってなる。
    主人公の絶望も、桜に伝えたいことも、ぐちゃぐちゃな感情も何もかも全部全部込められてるからずっしり。
    1つのこの言葉に託されたものが多すぎると思う。
    でも、ひっくるめて主人公の出した今の最良が『君の膵臓をたべたい』なのだろうなと思った。

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    2026年09月27日
  • また、同じ夢を見ていた

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    幸せとは何?それを毎日考えながら生きるのは難しいし気づくのも難しいけど、きっとこの先を生きて、最後この人生を振り返った時に分かるんだろうな

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    2026年09月23日
  • 青くて痛くて脆い

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    ネタバレ

    捻くれたストーリーですが面白かったです。主人公が、「俯瞰してるつもりで周りを全て見下して、自分では意見も言えないし行動もできないけど、自分の思い通りにならなかったら駄々こねる精神年齢お子ちゃま」として上手く描写されてると思います。ストーリー中のような大事件を起こさないだけで、こういうこと言いつつ、SNSで愚痴だけ言ってる人って多いと思います。特に高校生から大学生は一気に自由度が上がって、主体的に動かないと何もできなくなるので。

    一方で主人公と決別した秋好は、入学時点では主人公と同レベルの精神性(まあベクトルは違いますが)だったのが、様々な行動で成長して行ってますね。

    事件が起こった後の話も結構厚く書いてくれていて面白いなと思いました。当然取り返しはつかないんでしょうけど、主人公も結局前向いて生きるしかないってわかった感じですよね。

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    2026年09月21日
  • 夜想い

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    ネタバレ

    ――星を見上げる
    そんな行動が気軽にできなくなってしまった世界で、一人の少女がその行動を続けた物語。

    星は亡くなった人の象徴や未来の象徴とされることが多いですが、それを具現化して作品に落とし込んだものだなと思いました。

    序盤はすこし冗長に感じてしまったのですが、後半の展開がとても引き込まれました。
    エピローグもとても好きですね。

    「僕」の一文字にこれだけ意味が込められているとは。

    よい読後感でした。

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    2026年09月11日
  • 君の膵臓をたべたい

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    最初なぜ膵臓なのかと思ったけど、読んでみたら繋がった。主人公2人の掛け合いが関係を表していて、素で言い合える友達、仲良しさんができたらいいなと思った。

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    2026年09月10日
  • 麦本三歩の好きなもの 第一集

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    肩の力を抜いてくれる作品
    共感できるところがめっちゃあった
    成瀬シリーズ好きな人はこっちもハマると思うから是非手に取って欲しい

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    2026年08月22日
  • よるのばけもの

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    小中の時いじめられてたこともあるし、傍観者だったこともある そんな日々を思い出して、胸がぎゅって苦しくなった あっちーくんの気持ちがよくわかる

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    2026年08月21日
  • 君の膵臓をたべたい

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    ネタバレ

    「父と追憶の誰かに」を読んでから再読した。
    何回読んでも手紙のシーンで泣いてしまう。
    公式サイトに外伝が載ってるからまだ読んでない人は読んで欲しい!

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    2026年08月21日
  • か「」く「」し「」ご「」と「(新潮文庫)

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    住野よるの中でも特にお気に入りの一冊
    パラが一番好き
    作者のnoteに外伝何個か載ってるからまだ見てない人は見て欲しい!

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    2026年08月21日
  • 麦本三歩の好きなもの 第一集

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    現実にいたら嫌いなんだろうなって思ってたけど、自分と同じような性格で読んでて友達にほしいと思った。特にズル休みした時の感情とかめっちゃ共感した。先輩から好きじゃないとか言われたらいくら怖い先輩でも立ち直れんけど、結局最後は好きになってもらうだけだって肯定的に捉えてて三歩の性格好きだなって思った。
    美人な親友の旅話も、恵まれた外見に対して生まれながら重い荷物を背負ってるみたいに捉えてて、わたしはすぐ僻んじゃうから三歩の思考になりたいなー。

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    2026年08月17日
  • 君の膵臓をたべたい

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    数年振りの再読だったけど、すごく良かった。
    ずっと僕視点で話が進むが、その僕が咲良と関わるうちに徐々に変わっていくのが好みの本だった。最後に彼が見せた慟哭は何度も読んでも熱いものを感じてしまう。

    特に好きなシーンは、お互いがお互いに向けた最後の言葉が同じだったところ。胸が自然と熱くなってしまう。

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    2026年08月16日
  • 君の膵臓をたべたい

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    もう何回再読したか覚えていないほど何度も読み返した本です。高校生2人の非凡ながらも素敵な青春を覗かせて頂いてるような気持ちになりました。
    改めて、明日があるということが当たり前に感じていることがどういうことかを考えさせられる1冊でした。

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    2026年08月08日
  • 夜想い

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    大切な人を失った人たちの失ったあとの物語。ツグミの謎、お父さんの謎がわかった時それぞれにそれぞれの思いと葛藤と迷いと逃げがあって子どもらしからぬ感情的ではない淡々とした進み方にどこか不思議な気持ちになった。人間味が溢れてたのはひまわりじゃないかな、住野よる先生の言葉遣い、ほんとに大好きです。

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    2026年08月06日
  • か「」く「」し「」ご「」と「(新潮文庫)

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    青春の儚さや非現実的な部分と現実的な部分の重なりが面白かった。

    それぞれのキャラクターの悩みや想い、抱えてることが違う中で章によって視点が変わるため、読んでいて新鮮でとてもだいすきな作品。

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    2026年08月06日
  • 青くて痛くて脆い

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    ネタバレ

    読み終えたあと、タイトルの意味が胸に残りました。

    前半は主人公・楓の視点だけで物語が進むため、私自身も自然と彼に共感していました。しかし後半、その視点が覆された瞬間はかなり衝撃的でした。

    特に印象に残ったのは、「人は人を、間に合わせに使う」という言葉です。

    人は誰もが、自分の見たいように相手を見てしまう。だからこそ、誰かに傷つけられたと思ったときには、自分自身も振り返る必要があるのかもしれません。

    青春は決して爽やかなだけではなく、痛くてもろいもの。その痛みまで含めて青春なのだと感じました。

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    2026年07月29日
  • 君の膵臓をたべたい

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    余命宣告受けた女子高生と引っ込み思案な男子高校生との物語ということで、涙誘う系の青春恋愛物を想像しましたが、それ以上の内容でした。
    甘酸っぱい雰囲気や、行き場のない悲しみがありつつ、恋愛の枠を超えて感動させられるお話でした。
    生きることへの向き合い方や人との繋がりや想い、など色々と考えさせられました。
    奇抜なタイトルも、二人の関係を表す深い意味が込められていることが分かると、印象が変わりますね。
    後日談「父と追憶の誰かに」もよかったです。

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    2026年07月27日
  • 君の膵臓をたべたい

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    以前から気になっていた作品で、今回ようやく読むことができた。映画版はまだ未見。

    読み始めた当初、正直に言えば主人公には少しイラッとしていた。あまりにも後ろ向きで、人との距離を置こうとする姿勢に、「もっと素直になれないのか」と思いながらページをめくっていた。

    しかし読み進めるうちに、その感情の正体は、主人公への嫌悪ではなく「同族嫌悪」だったのではないかと思うようになった。

    私は創作物において、いわゆる「リア充」の恋愛模様を見せられるのがあまり得意ではない。学生同士の青春恋愛ともなればなおさらで、見ているだけで心が痛くなることもある。

    ところが、本作はそういう作品ではなかった。

    主人公は友達がほとんどおらず、本ばかり読んでいる孤独な高校生だ。学生時代、学校で誰とも一言も話さずに帰宅する日の方が圧倒的に多かった自分と、どこか重なって見えた。だからこそ強く感情移入できたし、一方で、そんな主人公がヒロインから特別な存在として見られていく姿には、羨ましさや嫉妬のような感情も覚えた。

    途中、主人公がヒロインと一緒にいるだけで「ストーカー」と陰口を叩かれる場面がある。

    さすがに、それだけでそんなレッテルを貼るのは極端ではないかとも思った。しかし、「あいつはそういう奴だ」と根拠もなく周囲から決めつけられてしまう空気感には、不思議なほど現実味があった。コミュニケーションが得意ではなかった学生時代を思い返すと、「こういう理不尽さは確かにある」と感じられた。

    一方で、ヒロインの親友が主人公に強い怒りを向ける理由については、最後まで完全には理解できなかった。それでも、人の感情というものは必ずしも論理だけでは説明できないし、高校生という年代なら、なおさら複雑なのかもしれないと思う。(もちろん、主人公に暴力を振るった元彼については擁護の余地はないが。)

    印象に残ったのは、ヒロインの「これは偶然でも運命でもない。すべては選択の結果」という趣旨の言葉だった。

    自己啓発などでも耳にする考え方ではあるが、死を目前にした彼女の口から語られることで、単なる前向きな格言ではなく、一つの人生観として胸に響いた。限られた時間を生きるからこそ、一日一日の選択を大切にする。その言葉には、不思議な説得力があった。

    読み終えた今、この作品は単なる「泣ける恋愛小説」ではないと感じている。

    人との関わり方、生き方、そして誰かと出会うことの意味を描いた青春小説だった。そして、自分自身の過去や価値観まで振り返らせてくれる作品でもあった。

    結末は切ない。それでも読後には不思議と温かさが残り、前向きな気持ちになれる。多くの人に長く愛されている理由がよく分かる一冊だった。

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    2026年07月25日
  • 君の膵臓をたべたい

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    恋愛とか青春物はあまり得意ではないけれど、これは読書体験として素晴らしかった。
    ずっと心に残ってる。
    映画化?されたみたいだけど、何も情報いれないうちに小説で全部読めて、心から良かったと思う。
    めっちゃ泣いた。

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    2026年07月24日
  • 青くて痛くて脆い

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    ネタバレ

    楓が過去の自分を見ているようで、めちゃくちゃ刺さった。
    楓の信条
    「あらゆる行動には相手を不快にさせてしまう可能性がある」
    一時期自分も強く思っていた時があったし、
    倫理観を意識しすぎて正義マンになってしまうところとか、似ているなぁと思った。
    大学生当時にこの本を読んでいたら、どんな感想を持ったのだろうと気になる。
    傷つくのは嫌だし怖いけど、手遅れながらに最後は一歩踏み出せてよかった。
    秋好との友情を取り戻せることを願って。

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    2026年07月21日
  • 青くて痛くて脆い

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    胸がズシッと痛む。あるよね、自分にとって居心地の良かった関係が変わろうとするとその変化を相手のせいにしてしまいそうになったり思い込んだり…対話の大切さを実感してしまう作品

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    2026年07月12日