住野よるのレビュー一覧

  • よるのばけもの

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    「夜になると僕は化け物になる。」というファンシーな世界観からは想像もできないほどに物語のプロットは現実味を帯びており、読んでいて心が痛くなりました。
    周りの目を気にしながら人に気を遣い肩身狭く過ごす日常の主人公。自分がいじめのターゲットにならないために弱者を虐げその上に成り立つ平穏と自分の行動の非道さとの間での葛藤する場面は人間味が溢れており私も共に苦しみました。

    自由とは反対の閉塞感や息苦しさを昼の学校での人間、自由や開放感を夜の学校での化け物で表現しているのが流石です。

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    2025年09月20日
  • 腹を割ったら血が出るだけさ

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    敢えて正直な感想を書かせてもらうと、
    筆者の言葉選びが合わない部分もあり
    読み切るのに少し時間がかかった印象。

    周囲に合わせている自分、
    思ったことを正直に言える自分、
    どれが本当の自分なのかを模索するストーリー。

    強いて言うなら、
    生まれてすぐの赤ちゃんは「愛される」ことでしか生きていけないことを知っているので、
    周りを意識して生きるのは自然なことだと思う。

    素直な自分をすべて曝け出しても、
    やめておけばよかったと素直に後悔することもあるし。次のとき、そうならないように自制してるのであれば、それはやっぱり素直な自分と言ってもいいんじゃないかな。

    本の感想とは関係なくなってきたので、

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    2025年09月16日
  • 告白撃

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    ネタバレ

    まず、果凛の性別が分からず戸惑いました。(おれ?髭?話を読んでいくうちに男であると分かるが…。)物語の流れが、「千鶴を好きだと思っているであろう響貴に告白させ、振ること」であると知った時に、いやいや正直に結婚するんだっていえばいいじゃん!と思いました。結果的に正直に話すし、告白もされますが、1番丸くおさまった気がします。響貴が告白して2人が結ばれる世界も見てみたかったなあ。自分が響貴なら、後悔するかもなと思いました。
    結婚式当日の朝に、婚姻届を出すパターンもあるんだなと思った。

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    2025年09月14日
  • この気持ちもいつか忘れる(新潮文庫)

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    ネタバレ

    つまらない世界、つまらない人々、つまらない自分。そんな自らの世界を丸ごと変えうる何かを探し求めるカヤ。読んでいて、これだけイライラさせる主人公も珍しい。とにかく特別な体験を求め、それ以外のものは全てつまらないと一蹴する。なんだかラノベの主人公に極端に憧れているだけなのに、自らが特別な存在であると勘違いしてしまっている中高生感が否めない。それだけこのカヤは見ていて嫌悪感を感じるが、これはつまり何者でもない読み手である自分に対する嫌悪感なのだと、読んでいて思ってしまった。

    大人になったカヤ。再会したクラスメイトの斎藤と付き合うことになる。斎藤、めちゃくちゃ可哀想。だけど、この斎藤が全て変えてくれ

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    2025年09月07日
  • 麦本三歩の好きなもの 第三集

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    三歩以外はあだ名なのが良い。自分もカミカミなので文字にされるといたたまれないな。愛されキャラになってるけど、周囲がいい人なのだと思う。

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    2025年09月06日
  • 麦本三歩の好きなもの 第三集

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    第3弾。
    あまり重くない話なのになかなか進んでいかないのは、脳内劇場がぐるぐるしているからなのか、相変わらず噛み噛みの三歩ですが、毎日頑張っているのが伝わります。
    マスター(美容院)とのやりとりにほっこり、高校生男子に真摯に向き合う姿に尊敬、でも物語だから応援できても「好きを妥協しない」って周囲にいたらちょっと面倒かもしれないなぁと思ってしまいました。
    表紙のモモコさん、全然年取らない!

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    2025年09月06日
  • 歪曲済アイラービュ

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    ネタバレ

    住野よるの作品は全部見てますが、今回は暴走回だったなと思います。毎回読者にこういう思想をしているんだ!と伝えてくる人ではあるけれどそれを上手く物語に落とし込めることもあれば、思想だけが先走っている時もあり今回は後者でした。
    世界が滅亡するのを知らせてくる不思議な生物たちが見えるようになって人たちが代わる代わる出てきますが、まず半分かそれ以上の文章が設定に費やされ、世界滅亡に対していきなり暴走して終わる、みたいな感じなのでついていくことが出来ません。結局滅亡もしないしで物語としての面白さがあまりなかったように思います。
    一応、世界が滅亡するならレールに従って生きてるの馬鹿馬鹿しいよね?みたいなこ

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    2025年08月22日
  • 麦本三歩の好きなもの 第三集

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    ネタバレ

    相変わらずの三歩で懐かしい感じがしました。まさか前作に登場したお兄さんと結婚するとは、予想外のスピード感。住野よるさんの作品は三歩シリーズも含めて発売してすぐに買って読むので、三歩と一緒に成長している実感と時間の流れの速さが心に染みる。三歩に負けないように自分自身も成長したいと思えるような作品でした!

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    2025年08月20日
  • 麦本三歩の好きなもの 第一集

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    天然でドジな感じが応援したくなるんだけど、ちょっと振り切ってて食傷気味に。後半の“おかしな先輩“の気持ちも分かる。

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    2025年08月14日
  • 麦本三歩の好きなもの 第三集

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    心なしか第二集までより読みにくくなったような…?
    三歩の心の声とか状況説明とかが回りくどいというか、何が言いたいのかが分かるまで読み進めるのが結構苦痛でした。
    第二集まではそんなことなく楽しく読めていた気がするのですが。
    内容としては三歩の人生において大きな転機が訪れ、少しずつ考え方の変化なんかもあって続編らしい続編になっていると思います。

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    2025年08月13日
  • 青くて痛くて脆い

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    人は人を間に合わせに使う。自分にも似たような感覚がある。たまたま自分だっただけでどうせ自分じゃなくたって…マイナスに考えてしまう。その価値観が考え方が多少なりとも変わった。それだけでこの作品に出会えてよかった。川原さんのキャラが良い、好き。

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    2025年08月11日
  • 麦本三歩の好きなもの 第三集

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    三歩が、あの三歩が、ちょっとずつ成長していく。
    その様子が頼もしいようでちょっと寂しい。
    そして、あの三歩が。
    これからの人生に幸あれ。

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    2025年08月11日
  • 麦本三歩の好きなもの 第二集

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    第一集よりも麦本三歩の人に対する偏見や自分への甘えなど、かわいい素直な面だけでない人間らしさを感じられました。麦本三歩なりの四苦八苦する姿、成長する過程を見られて、嬉しかったです。第三集も楽しみです。

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    2025年07月28日
  • 青くて痛くて脆い

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    主題の通り。

    経験不足にも関わらず、プライドだけは一人前で、自分の事を顧みず、他者に責任を押しつける。よくある若者像を描いている。

    一方的な主張を表現するためか、対象の人物たちの心の内は常にシークレット。その分、台詞毎に主人公の独りごちた考えが記述されているんだけど、それが個人的に読みにくかった。

    もうちょっと行間を読ませる文章が好みではある。

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    2025年07月27日
  • 青くて痛くて脆い【無料試し読み特別版】

    匿名

    購入済み

     妹が「いい感じ」と言ったので、私も読んでみましたが、私には刺さりませんでした。私も主人公のように内向的だからでしょうか。もう少し明るい感じの物語が読みたい。

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    2025年07月25日
  • また、同じ夢を見ていた

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    幸せとは何かについて考えさせられた。

    「いいか、人生とは、自分で書いた物語だ」
    「推敵と添削、自分次第で、ハッピーエンドに書きかえられる。」 
    好きなフレーズです。

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    2025年07月25日
  • 告白撃

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    ネタバレ

    YouTuberけんごさんの紹介動画をきっかけに 手にした作品。

    正直 読み始めはなかなか物語に入り込めなかったけど いざ〚告白大作戦〛が始まると いっきに入り込んでしまいました。
    千鶴は良い友達に恵まれ過ぎてる!
    こんなに考えてもらえてて幸せ過ぎ!!

    もしかして千鶴の気が変わる?
    婚約破棄して響貴にいく?!
    なんてヤキモキしたけど 最終はそうか やっぱりそうなるのかぁ……な結末だった…。
    2人で幸せになってほしかったけど 2人にはそれが幸せな未来ではなかったんだね…。

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    2025年07月24日
  • 歪曲済アイラービュ

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    世界滅亡SF

    文章が乱暴だったり繊細だったりとにかく盛りだくさん。
    文字数が多くて読みづらかったけど、勢いに押されて読み切った。
    不思議なものが見える謎やら、どうして滅亡しなかったかなど何も説明しきれてないけど、それがこの作品の魅力なのかもしれない。

    人間の愚かさや弱さや暴力性などすべてを描きながら最後は人の強さに期待するお話だった。

    はっきり言って読みにくい。目が滑って内容が入ってこない文章もある。でも不思議な力がある本だった。

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    2025年07月24日
  • 青くて痛くて脆い

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    個人的にはあまりハマらなかった。

    秋寿が死んだと思ってたら、自分が知らない人になったから「もう居ない」だった。
    自分だけのものだと思ってたら急に居場所を取られ、破壊するにいたる。
    まさに青くて痛くて脆い大学生だ

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    2025年07月20日
  • 青くて痛くて脆い

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    映画を観て、本を読もうと思った作品。

    人を傷つけないために、人に傷つけられないために一定の距離を保つというモットーを持つ楓は、大学入学して早々に秋好という女性に関わってしまう。二人で作り上げた団体にいつしか心地よさを感じるが、組織が変わっていくにつれ、楓は居場所を奪われたように感じる。復讐と後悔の中で自分の弱さに向き合い、自分を認めていく。

    映画とは若干ストーリーが異なるが、映画での衝撃が大きすぎたのか、本よりも映画のほうが好きかなと感じてしまった。

    人は変わる。環境は変わる。執着は苦しみを生み出す。自分の弱さに気づけたことを思い出す話。

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    2025年07月11日