小手鞠るいのレビュー一覧

  • 永遠

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    永遠に忘れられない「過去」と
    永遠に続いてほしい「現在」に 生きる女性。
    39歳、離婚歴あり、英語短大講師。
    「過去」の男は、高校時代の友人の彼。レイプのような一夜だけの男。
    「現在」の男は、新進気鋭の政治家。妻子あり。
    むろん不倫、仕事でもブレーンとして、物分かりの良い愛人として、均衡の取れた大人の関係。
    そこに、一枚の葉書が届く。母となった高校時代の友人の現況を知らせる便り。
    まるで過去からの葉書に 過去と現在の永遠の不確実さに動揺する。
    小手鞠さんに慣れてきて、小気持ちの悪さが気持ち良くなってきた。
    恋愛サスペンスという紹介だったけど、ラストにあんまりな事件はあるが、二人の男性の見えない

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    2024年02月11日
  • 好き、だからこそ(新潮文庫)

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    ゴンちゃんと風子の出会い、結婚、離婚を描いた「空は何色」から始まる5篇の連作短編のような感じです。作中出てくるフォークソングが懐かしい。

    ゴンちゃんと河野さんがバカ正直なほど自分の気持ちを優先しているのに対して、風子も河野さんの元妻である夏来も自分の本心は隠して生きていたのですね。河野さんが夏来の自殺の原因が自分が彼女から何かを奪い、踏みにじったと思っているのに「愛する人に歌いたい」で自殺の理由が全く別の事だった事実に驚きました。

    最後まで読むと『好き、だからこそ』というタイトルがとてもしっくりきました。

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    2024年02月05日
  • 欲しいのは、あなただけ

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    小手鞠さん2冊目。全選考委員が絶賛した島清恋愛文学賞受賞作とのことで胸がキュンとなるような純愛小説かと思ったら全然違いました。

    かもめちゃんが19歳の時好きになった「男らしい人」は支配欲が強くて暴力的。任侠映画の子供は見てはいけません!というシーンを見せられてるよう…。そして29歳の時に好きになった不倫相手の「優しい人」は妻とはもう何年もいたしてません…と言いながら妻のお腹に3人目が!!

    男性を見る目がないのか?どうしたって相手に問題あるような…。でもかもめちゃの恋は一途過ぎて狂気すら感じられるから普通の恋愛は無理なのかもしてませんね。

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    2024年02月05日
  • うさぎのモニカのケーキ屋さん ハッピーバースデイ

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    文字も大きめで1年生にぴったりの本。
    絵も可愛らしく読みやすかった様子。
    気に入っていたので、前作「うさぎのモニカのケーキ屋さん」も読んでみたい。

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    2024年01月21日
  • うさぎタウンのおむすびやさん

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    文字が大きめで一人読みを始めた1年生にピッタリの本。同じシリーズの「うさぎタウンのパンやさん」を読み終わった後、こちらも読みました。ストーリー自体は引っかかるものはないのだけど、挿絵が可愛らしいのと読みやすいのとで娘は気に入っていました。

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    2024年01月21日
  • うさぎタウンのパン屋さん

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    文字が大きめで1年生にピッタリの本。美味しそうなパンが出てきて絵も可愛らしいので、娘も抵抗なくすぐ読めてしまいました。同じシリーズの「うさぎタウンのおむすびやさん」もオススメです。

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    2024年01月21日
  • 女性失格

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    年始早々に読んで、ちょっと暗くなってしまった。
    女性版「人間失格」って感じです。

    この本の主人公は実在の人物なんでしょうか?
    告白文でストーリーが進んでいくのですが、かなり自分に酔いしれてる感じが見受けられます。
    これは重度のこじらせっぷりですね。

    彼女の根本的な考え方が”不幸”が元になっているんですよね。

    ”わたしはもっと不幸になりたかったのです。不幸には、幸福にはないような蜜の味があるのです。それをとことん味わいたい、不幸を突き詰めていったら、そこに何があるのか、何もないのか、何もなくていい、何があってもいい、男の胸の中で喉に息を詰まらせながら、わたしは不幸のもたらす快楽を貪りたかっ

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    2024年01月05日
  • ごはん食べにおいでよ

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    これから子供たちに考えてほしい社会問題がたくさん詰め込まれているのに重苦しくないような物語に仕立てられている。

    最後のレシピは分量の記載もないし難しそうな料理ばかりで不親切な感じがした。
    これなら載せない方がいいんじゃないかと思った。

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    2023年12月06日
  • まほうの絵本屋さん

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    とても色鮮やかな絵が印象に残る。ストーリーは、繋がりが分かりづらく、少しぼやけたような終わり方かな。少し分かりにく勝ったと思う。

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    2023年11月11日
  • ラストは初めから決まっていた

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    展開も先読みができたし恋に落ちるスピードも早いと思ったけど、大学生だった頃を思い出し、あの時は真っ只中で気づかなかったけど、自分も主人公達みたいにキラキラしてたのかなぁなんて振り返りながら読み進めました。
    主人公の元カレは酷い奴だなと思ったけど、自分が相手を想う気持ちと、相手が自分を思う気持ちの熱量は同じじゃない。思い出を大切にしている気持ちの深さも同じじゃない。20年経ってもそんなもんのままだったなと自分の経験を再認識して虚しい自己憐憫に浸ってしまった。
    とはいえ、この本自体は若い二人のこれからの幸せが予想されるラストなので青春万歳!と純粋に思えました。

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    2023年10月27日
  • ごはん食べにおいでよ

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    軽い。パンパンパン。美味しそうで食べたくなります。
    言葉の説明だったり、若い口調だったり、小学生でも読みやすい本である。

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    2023年10月11日
  • 野菜畑で見る夢は

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    元々野菜はだいたい好きだけれどますます野菜を食べたくなる小説でした。
    野菜と同じで恋もじっくり育てて…というわりには劇的。
    恋も野菜作りも相手のある事なのでそれはそうですね……

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    2023年10月07日
  • ごはん食べにおいでよ

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    ベイカリーカフェ「りんごの木」を開いた主人公が、店を開く原点となった自分の中学生時代を振り返るお話。
    変にベジタリアンとか絡めずに、もう少し食に関してフラットな立場の主人公だったら良かったかな。
    でも、さらっと読めるのと、村上春樹や三島由紀夫、星野道夫の引用があって、料理だけでなく文学の入口にもなりそうな所が中学生向きだなと思いました。

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    2023年09月30日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

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    本がテーマのアンソロジー。
    私は原田マハの「砂に埋もれたル・コルビュジエ」が断然良かった。
    作者のあとがきにこの話が柳宗理さんの体験談を聞いて書いたということが記されていてなおのこと心に沁みました。
    自分の命が危ないというそんな中で、私なら何をするかなと考えてしまった。
    この本だけでも助かって欲しいと思えるほどの本と出会えるなんて素晴らしいなと思った。

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    2023年09月21日
  • 鳥

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    小手鞠るいさんの“世界を広げる3部作(窓.庭.鳥)”の最終巻。
    大切な事が、たくさん書かれてるんやけど、、、。
    「ちょっと詰め込みすぎじゃね?」って思ったんはアタシだけ?
    何となく、モッタイナイ気がするんよ。

    ☆第1章 ロビンのたまご
    ☆第2章 ジュンコのゆりかご
    ☆第3話 キャットバードの恋
    ☆第4話 庭鳥たちの楽園
    ☆第5話 マンハッタンの小鳥たち
    ☆第6話 カナダグースの旅立ち

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    2023年09月15日
  • ごはん食べにおいでよ

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    うーん、食事と環境問題を絡めなくてもよかったんじゃないかな…どっちかだけで。どっちも関係してるのは分かるけど…。ホスピスのシーンは良かったけどね。

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    2023年07月19日
  • 川滝少年のスケッチブック

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    素朴でシンプルなイラストが、昭和の時代の懐かしさを感じさせる。
    そして、その素朴なイラストの中で描かれる戦争の悲惨さは、どんなにシンプルに描かれようと、ひどい時代だったとしか言いようがない。
    でも、写真やリアルな絵ではなく、戦争のおぞましさを全面に出しているわけではないので、そういう描写が苦手な子には、戦争があったという事実を知るのに最適な教材だと思う。
    漫画風のイラストや、祖父と深青(みお)くんの会話から、第二次世界大戦がどんなものであったのか、当時を生きていた人の貴重な話がやさしく読めるので、いつか子どもと戦争の話をすることがあったら、この本を紹介したい。

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    2023年06月19日
  • 泣くほどの恋じゃない

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    初めて読んだ作家さん。ひょんなきっかけから読み始めたものの、不倫を描いた内容に少し抵抗もあったり。けど、面白いんだけど、なんか、なんと言えばいいのか分からないモヤモヤ感が…残りながら本編を読み終え、あとがきに書かれた「優しくて、残酷な物語を」を目にして納得。そう、モヤモヤは残酷な物語だからか、と妙にスッキリして本を閉じました。また機会があれば小手鞠さんの作品を読みたいと思います。

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    2023年06月02日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

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    ▶「メアリー・スー」という言葉を初めて知りました。でも、どんな作品にもメアリー・スーは影を見せてると思うし彼女がいなければその作品は面白くなくなるのでは? とも思ったり。▶小路幸也さんの「ラバーズブック」はスッキリとしていて気に入りました。▶宮城あや子さんの「校閲ガール」は主人公のキャラが楽しかったです。▶表紙カバー絵は片山若子さん。この方の絵は好きです。SF作品の『たったひとつの冴えたやり方』や、米澤穂信さんの『小市民シリーズ』なんかで気になっていました。カバー絵買いの対象の一人です。

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    2023年06月02日
  • 瞳のなかの幸福

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    35歳、キャリアウーマン、独身。
    東京だとごく当たり前のことが
    実家のある田舎に帰ると珍しくなる。
    そして自分自身、現状に納得しながらも
    将来に不安がない訳がない。

    自分の家を買うこと、猫を飼うこと。
    その安心感と幸福はとてもよくわかる。
    そして幸福は、失ったときにより実感することも。

    わたしの瞳の中の愛猫と
    愛猫の瞳の中のわたし

    読後、猫がいっそう愛おしくなった。

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    2023年05月28日