小手鞠るいのレビュー一覧

  • 失くしても、また

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    フィクションと知りながら、この本の中に出てくる本や作家を検索してしまう。

    読むことができないから、想像が膨らんでしまう。

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    2026年10月07日
  • 庭

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    悩んでいる中学生に、自分だけじゃないんだと思って、一歩前を向いていけるのではないか
    そう信じて、中学生におすすめしたい本です。
    舞台はハワイへ
    おばあちゃんとのハワイでの生活が心を緩めていきます。
    『西の魔女が死んだ』
    と同じくらい素敵な内容です。

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    2026年09月23日
  • ある晴れた夏の朝

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    子供向けに全く手加減していない。
    広島・長崎への原爆投下は正しかったのか?というテーマで、肯定派・否定派に分かれて討論するという内容。
    原爆だけでなく、バターン死の行進、南京大虐殺、国家総動員法、排日運動、三国同盟、ナチスドイツ、真珠湾攻撃など、当時を取り巻く様相について論旨を展開させており、「原爆はよくない」「終わらせるために仕方なかった」というような単純な主張に終わっていない。
    ディベートの質もかなりよくて、白熱した展開も面白かった。

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    2026年09月05日
  • 午前3時に電話して

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    子どもに夢と希望と勇気を与えてくれる
    ほんの些細な事でもモチベーションを下げられてしまう回り行動に
    子どもには子どもなりに悩み苦しむ 大人でも親でも先生でもなかなか 気づけない事がある
    だから 友だちは大切だと思う

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    2026年08月19日
  • 初恋まねき猫

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    中学生の男の子と小学生の女の子とねこを交えての物語
    それぞれの毎日をねこが橋渡しをしてくれる
    切なくて 温かいお話

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    2026年08月08日
  • ラスト・ワルツ

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    苦しくて痛い
    かつての親友から届いた最後のお願いが、かつての恋人を探しにアイスランドへ向かわせる
    愛する人を奪われ奪い、愛して離れる
    好きと嫌いは違うのか?
    愛することと憎むことは違うのか?
    会いたいけど会いたくない
    引きずって引きずり倒して引きちぎれた愛の果ての先にも人生は続く

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    2026年06月08日
  • ラスト・ワルツ

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    うわっ。これは大変な物を読んだ。

    「たった一度でも、すり切れるほど激しく、ひとりの人を愛した記憶があれば、たとえその人といっしょになれなくても、人は残りの人生を幸せに生きていける」

    この気持ちわかる。。と思いながら、すっかり永遠子になって旅をした。ラストはこうなると良いなと思っていた部分と、やっぱりそうかという諦めと、両方だった。

    私も永遠に終わらない、ラストワルツをこの先も踊るのだろうな。

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    2026年05月31日
  • 初恋まねき猫

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    ネタバレ

    怪我をした龍樹と童話作家になりたいしおりが一匹の猫サージュ(アンジュ)を連絡手段に悩みなどを共有する話。とても面白いし、おぉ!って思う部分もあった。オススメ!

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    2026年04月26日
  • 放課後の読書クラブ

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    もっと早く出会いたかった!多岐にわたるジャンルを読みやすい文章でオススメしてくれている。
    三島由紀夫や村上春樹の作品、環境問題や戦争を取り上げた作品。
    敷居が高そうだな、と敬遠していた本も、小手鞠るいさんにこうやってオススメされるとふつふつと興味が湧いてくる。
    自分で読みたい本を決めてると同じ作家さんばっかりになってしまうので、新しい作品に出会えるきっかけを作ってくれたこの本にはひたすら感謝です。

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    2026年04月25日
  • アップルソング

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    さてさてさんの本棚から

    世界はなぜこんなにも美しくないのだろう

    人類の歴史とは即ち血と暴力の歴史である

    戦争は無くならない
    破壊は止まない
    人が人を殺し続ける

    この世界がこんなにも美しくないのは、人間という生き物がもつ醜さ故なのだろうか

    レンズを通して美しくない世界を見つめ続け、美しくない世界を切り取り続けた報道カメラウーマンが最後に残したのはカメラではなく「美しいハート」だった

    繋いだのは「美しいハート」によって創造される美しい未来だった

    戦争のない美しい世界だった

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    2026年03月22日
  • インド象の背中に乗って

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    インドは絶対に嫌だと思ってたけどなんやかんや気になってしまうし、行ってみたかったかもしれないなと思った。厳しいかもしれないけど実際に見てみたいとも思う
    後書きも読んだ
    表紙とタイトルで借りたけど読んでみてよかった

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    2026年03月07日
  • 晴れ、ときどき雪

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    はじめて読む作家さんの小説でした。
    小手鞠るいさん、とても優しくて淡い物語を書かれる方なんだなぁ。

    ずっと気になっていた方なので、はじめの1冊は何にしようって、ずいぶん悩みました。
    今作を選んで、本当によかったです。

    高校生の少年少女たちの、連作短編集です。
    彼らの瑞々しい感性が、柔らかい文章とともに描かれています。
    私も青春を体験させてもらったような、甘酸っぱい気持ちになりました。
    表題作の「晴れ、ときどき雪」が一番好きです。

    どうやら本作に出てきた子供たちの、他の作品もあるようです。ぜひ読みたいな。

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    2026年02月20日
  • ある晴れた夏の朝

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    中学生の課題図書
    高校生が原爆投下を肯定派否定派に分かれて討論する。様々な角度からの資料を提示して語りかける。わかりやすかった。投下の背景にある人種差別に迫っていた。私自身はそこまで考えたことはなかっと。
    大人たちは、今の総理大臣は原爆投下のそんな背景について、調べたことがあるのか、知っていたのだろうか。防衛費増が恐ろしい。

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    2025年12月29日
  • ある晴れた夏の朝

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    アメリカの高校生による、原爆投下の是非についてのディベート小説
    
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    アメリカの8人の高校生が、広島・長崎に落とされた原子爆弾の是非をディベートする。肯定派、否定派、それぞれのメンバーは、日系アメリカ人のメイ(主人公)をはじめ、アイルランド系、中国系、ユダヤ系、アフリカ系と、そのルーツはさまざまだ。はたして、どのような議論がくりひろげられるのか。そして、勝敗の行方は?
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    日本から出版された児童書という時点で、結論はどうなるか予断を持って読み進める事になる
    著者はアメリカ ニューヨーク州在住
    恐らく、現地の方々と接した上での意見なども反映されているのだろう
    
    
    参加者は全て戦争については反対であるという前提だけれども
    第二次世界大戦での原爆投下に限定した是非について
    肯定派と否定派に分かれてのディベート
    
    
    肯定派の主張として
    戦争が続けば、日米双方の被害者数がさらに増えたであろうという主張
    ただ、当時の発言や私信を掘り起こすと、日本側の被害についての言及がなかった
    また、被害人数の予測が戦後に増えていった過程があり
    何百万もの被害を防げたという主張には信憑性がない
    
    核爆弾が終戦を決意させたという欺瞞
    アメリカの首脳部はロシアの参戦の情報を知っていた事
    それにより終結するという予測をしていたという記録があるため
    戦争を終わらせるための原爆投下という理屈は成り立たない
    
    人体実験としての意図があったという疑惑
    また、人種差別としての側面
    
    パールハーバーのリベンジという主張
    どれほどの被害があったのか?そして死者の直接の要因は?
    事前に参戦を知っていたという情報もある
    
    日本軍の行った中国での虐殺
    ただ、それを他の国が理由にする事はできないし
    やられたらやり返すという主張が許されていいわけではない
    
    広島の人は日本は「罪のない人」だったのか?
    国民総動員法があったため、軍人とみなしてよいという主張
    
    
    日本の教科書の自虐史観
    広島の慰霊碑にある言葉
    「安らかに眠って下さい 過ちは 繰返しませぬから」
    
    英語に翻訳すると、日本人が自らの過ちを認めているという主張
    
    ただ、日本語は主語がなくても成立する
    ここでの「過ち」の主語の真意
    
    
    
    個人的に、特に目新しい歴史的な情報ななかった
    ただ、アメリカ人の思う「正しさ」の論拠は伺い知れる
    
    戦争に賛成という人は殆どいない
    戦争に反対する人でも、原爆の投下を肯定する人たちの意見というのに興味があった
    
    何故世の中から戦争はなくならないのか?という問いの答えが書かれてある気がする
    悪の暴走を止めるために核兵器は必要だと主張する登場人物がいるけど
    正義の戦争なんてものは存在するのかね?
    
    「ナチス・ドイツのような絶対悪が台頭してくれば、それに立ち向かうためには、強い軍が必要です。ナチス・ドイツと同盟を結んでいる国があれば、その国を叩きつぶすために、原爆が必要です」とスノーマンは言っているけど
    誰がナチス・ドイツと同じ悪だと決定するのかね?
    今現在、進行形でロシアとウクライナの戦争が行われているけど
    どっちが正しくてどっちが間違っているとか、スノーマンは断言できるのだろうか?
    断言できるとしたら、それこそどちらかに核爆弾を落とせばいいという事になってしまうけど?
    抑止力としてのみの核兵器に意味はない
    実際に使えるけど使わずに抑止力とできるものかね?
    
    そもそも、これまでの常任理事国以外の核保有国の誕生を振り返ってみると
    核兵器を開発しようとしている段階ではアメリカは強く出られるけど
    既に所持しているとわかった時点で手控えている
    この行動自体がが、核の抑止力の説得力を強めている
    その理屈でいくと、すべての国が核保有国になる未来しかないのだが?
    
    
    戦争というものは、平和にするために引き起こすという矛盾をはらむ
    ロシアがウクライナに侵攻したのだって、自国の安全保障のためと主張しているわけで
    その背景に核保有国である要因があるのならば、核兵器は他国の参戦を防ぐという悪い意味での抑止力の意味を持つ
    
    だから、抑止力と言えど核兵器は容認してはいけないと思うよ
    まぁ、そんな理想を掲げたところで、今更ゼロにするのも難しいけどね

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    2025年11月16日
  • ガラスの森/はだしで海へ

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    とても綺麗な作品でした。美しい言葉が沢山出てきて、繊細なのに芯があるようなそんな印象でした。
    かなこと流の恋の物語に、純子さんの明るさが合わさって3人の関係が良かったです。
    かなこの人生を一緒になぞっているようで、とても感情移入しました。話の展開も面白く、この先ずっと大切にする作品だと思います!

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    2025年11月09日
  • ある晴れた夏の朝

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    ディベート形式で書かれていて、読んでいて次の展開が気になり、どんどん読み進められた。戦争について知らなかったことも多く、この本を通して多くの学びを得た。最後の勝敗の決定打ともいえる日本語の解釈に心が震えた。幅広い年代層に読んで欲しい。

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    2025年10月21日
  • インド象の背中に乗って

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    インド旅行記だ。
    噂通りのインド、だけど、様々な教えと信仰が脈々と受け継がれ、人だらけの国。
    不思議な感じだ。
    インドに行きたいけど、私は恐怖の方が強いかな(笑)

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    2025年10月11日
  • 愛の人 やなせたかし

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    朝ドラあんぱんを視聴してから
    やなせたかしさんの考え方を始め、
    紡ぎ出される言葉や詩の数々に
    すっかり魅了され
    まだまだやなせワールドに
    どっぷり浸りたいと思い
    表紙がとてもかわいらしい
    この本を手にとった

    あまり詩を目にすることは
    普段ないけれど
    やなせさんの詩はすーっと
    入ってきてなんだか心地よい

    この本を読んで
    やなせたかしさんは
    本当に"愛"に溢れた方なんだなと
    自分の信じた道を諦めず、
    真っ直ぐ歩み続け
    たくさんの"愛"を届けてくれた
    だからこそ
    やなせさんの紡ぐ言葉からは
    たくさんの温もりを感じられ
    心に響くのだろうな

    まだまだやなせワールドの沼からは
    抜け出せそうにないや


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    2025年10月04日
  • ある晴れた夏の朝

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    ネタバレ

    アメリカの高校生8人による、原爆に関する討論。
    とても臨場感のある文章で、目の前で実際に討論が行われているかのような気持ちになる。
    そして、原爆がどうして起きてしまったのか、どうするべきだったのか、という中心的な問いに加え、人種のあるべき形や日本語の豊かさもよく考えさせられる一冊だった。また、自身の考えの偏りも強く感じた。

    初読は小学生。なんの知識も持たず、ただ表紙に惹かれて取ったが、否定派に強く共感し肯定派に腹を立てた記憶がある。原爆に至ったその経緯も知らないのに、「原爆を肯定する」という言葉に酷く嫌悪感を覚えた。今思い返すと、日本を教育を受けていることで考えが偏っていると改めて考えさせられる。

    また、アメリカに住む日本人と、日系アメリカ人。似たような境遇でありながら日本とアメリカどちらに気持ちを寄せるのかという点も読んでいて面白い。何系であっても、何人であっても、その生まれに考えは直結しないのだと思う。

    言語の違いに言及される箇所もまた面白い。
    「あやまちは二度と繰り返しません」
    日本人ならば聞いたことくらいはあるだろうこの言葉の、主語は何なのか。you でも I でもない、全て。その選択が出来る日本語という言語の奥深さに、感動した。

    中々に浅く、感じたこと全てを伝えられない自分の語彙に悔しさを感じる。それでも、小学生の頃から、何度も読み返し何度も感想文を書いてきた私のお気に入りの一冊だ。小学生でも読み切れる内容であったので、高校生の今、本を読み慣れていれば1日もあれば読み切れるだろう。
    是非、人生で一度は手に取ってほしい。

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    2025年09月28日
  • インド象の背中に乗って

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    最初から最後まで楽しく読み進められる素敵な作品でした。旅行が好きな人もそうでない人も旅情をそそられるのではないかと思わせる魅力的な描写と内容でもありました。それと、作者へのファンレターや感想のお手紙書いてみるのもいいかなぁって気持ちにもなりました。(^_^)

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    2025年09月01日