小手鞠るいのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ小手鞠るいさんが、やなせたかしさんについて書いた本。やなせたかしさんの詩も多く掲載されている。
児童小説家の小手鞠るいさんを前から知っていたが、デビューして成功するまでに長い時間がかかり、苦労したことはよく知らなかったし、やなせたかしさんとの関わりについても知らなかった。
小手鞠るいさんは、やなせたかしさん主催の詩とメルヘンに衝撃を受け、その後、詩を投稿するようになる。掲載詩の常連となり、サンリオから詩集を3冊出す。ある時京都に来たやなせたかしさんと永田萠さんと出会い、そこからずっとお付き合いは続く。やなせさんは先生、永田さんは友人。
やなせたかしさんの詩にはどこかしら寂しさが漂い、小手鞠るいさんの詩もそう。生きていく孤独感や寂しさを感じさせる。ただ、とても透明でまっすぐであたたかい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレこれ絶対私好きだろうな〜と思っていたのですが、ほんとによかったです。
女性性にフォーカスした作品で、きちんと母性とか処女性との対比(違い)も意識して描かれていました。
たぶんこれあまり売れてない(流通してない)ような気がするのですが、なぜ!?と不思議なくらい。
若干、終わり方がふわっとしているような気がしますが、話の展開というよりは要素や描き方が面白い作品なので、個人的にはあまり気にならずでした。
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すきなひとは、死にました。そうして、わたしだけ助かりました。
女にあるまじき女です。母親になれなかった、なろうともしなかった、出来損ないの、不完全な女です。女の恥。罪深き女。恥の女。
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Posted by ブクログ
夏。戦争と平和について考える。
1945年、広島と長崎に落とされた原爆について、アメリカに住む高校生たちがディベートをする。
日本人の私は、原爆が落ちたこと、空襲があったこと、そんな大まかなことは知っていても、
他の国に日本がしてきたことや、日本以外での国で起きたこと等は知らないことも多くてとても勉強になった。
そして、平和について改めて考えることができました。
p182〜184
日本語というのは、英語と違って、主語がなくても文章が書けるの。
日本語の『私』は、まるで風か水か空気みたいき、自己主張をすることなくら『あなた』に溶けこむような形でら『世界』と一体化するような形で、存在しているの
このメイの母親の言葉を読んで、日本語を使う私たちと英語を使うアメリカの人たちの考え方、感じ方が違うこと。広島の慰霊碑に刻まれた言葉について深く考えされられ、感動しました。
この夏、色んな人に読んで欲しい1冊。
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Posted by ブクログ
読みたいと思っていたのをやっと…。
毎年夏になると気になっていて、夏が過ぎる前に読もうと、ようやくである。
アメリカに住む8人の高校生が、「原爆」について公開討論会をする話である。
原爆肯定派と否定派が話す内容の濃さは、想像をはるかに超えていた。
きっかけが何であるのか…
真珠湾攻撃が卑怯だったのか…
南京虐殺は…
人種差別は…
日本人部隊第442連隊のこと
日本の教科書に書かれてあることの意味。
最後に何故戦争をするのか⁇
戦う相手は、人間であってはならない。
われわれの共通の敵は、無知や憎悪や偏見であり、憎しみは外側じゃなくて内側だと気づかされた。
考えて考えて、もし結論が出なくても思ったことを言うのは大切で、誰かの答えに何かを気づくきっかけにもなる。
誰か正しいかよりも心が動く気づきがとても大切だと感じた。
若い世代には読んでもらいたい一冊。