小手鞠るいのレビュー一覧

  • 花の子どもたち

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    銃規制について中学生が討論する。銃乱射事件を食い止めるには、銃規制をすればよいのか。銃のある社会は悪で、ない社会が善か。そんな単純な二項対立ではない。銃があってもなくても、憎しみが凶悪事件を引き起こすトリガーとなりうる。愛と正義のために戦い、戦争に抗議する方法はないのか。平和を愛し、いかなる暴力をも憎悪する21世紀の子ども、フラワーチルドレンに捧ぐ。

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    2026年02月27日
  • ガラスの森/はだしで海へ

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    岩井圭也さんの「あなたの書店で1万円使わせてください 」という企画で知った作品。
    (BUNKITSU TOKYO行きたい…!)
    「今読みたい!」と手に取った。
    なぜかって、フィギュアスケートペアの物語なんです✧*。

    天才フィギュアスケーターの佐藤可南子はスランプでリンクを離れていたが、中三の夏に純子コーチの目に止まり、シングルからペアに転向し二歳上の渡良瀬流と出会う。

    「ガラスの森」「はだしで海へ」の2作品が合本し復刊されたのですね。
    あとがきで知った復刊にまつわるエピソードもすごく素敵でしたし、小手鞠るいさんの交友関係がとてもすごかったです('ロ'('ロ'('ロ'('ロ' )!!!

    「ガラスの森」「はだしで海へ」のどちらも、とにかく小手鞠るいさんの文章と描写が、恋愛特有のしんどさを微塵も感じさせないくらい美しくて…!
    私がカナの立場だったら、心の中が黒い感情で溢れていっぱいになりそうなのに、そういうものが一切ない。

    胸が苦しくなる場面もあるけれど、それすらも美しく感じる。
    比喩表現も多くて、そのどれもが秀逸で…!
    ホント読み終えるのが惜しいくらい、ずっと浸っていたかったです…(*˘˘*)♡

    「ガラスの森」では、選手にしか分からないようなフィギュアスケートの過酷さや、ペアスケーティングとはどういうものなのか、その難しさなどが描かれていて、活字でフィギュアスケートの世界を味わえて嬉しかったし、とても興味深かった。
    最近りくりゅうペアの演技を見たから余計に。
    フィギュアスケートの演技を見て、なぜあんなに感動するのか、その理由を本書を読んで改めて分かったような気がした。

    どちらの作品にも、人の愛し方であったり、人の死についてであったり…
    人生における格言とも言える言葉が散りばめられていて、それがとても魅力的だった。
    特に私は恋愛ではこれまで苦い想いをたくさんしてきたから、もっと早くこの作品に出会っていたら、私の人生、もっと違ったものになっていたかも…?( ´-`).。oO
    それを知っていても、実行するのはなかなか難しいのかもしれないけど。

    ストーリーとしては正直「ガラスの森」があまりに素晴らしかったので、「はだしで海へ」はなんだか蛇足感を感じてしまった…のですが、最後には泣いていました( ・ ・̥ )
    流ー!私も流に翻弄されたいよー!←

    忘れられない人がいる方には、かなり深く刺さると思う。
    忘れられないまま生きていていく自分や、何度も思い出してしまう自分を肯定してくれるような作品だと思った。
    DREAMS COME TRUEの「やさしいキスをして」がぴったり。

    このシリーズ、三部作らしくまだ続きがあるんです!
    せっかくなので、このまま読んでみます( ᵕᴗᵕ )

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    2026年02月25日
  • ごはん食べにおいでよ

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    カフェを開いた中学生の「雪」のお話。
    雪の一週間の日常が書かれてあった。(月~日)
    最後には、四季ごとのレシピものっていた。

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    2025年12月13日
  • つい昨日のできごと

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    父と娘(ときどき娘とその夫)が昭和のことを思い出したり語り合ったりの一冊。

    戦前、戦中、戦後。

    お父さんのスケッチと言葉で描かれる昭和が、遠くて、近くて、戦争はこんなふうに近づいてきて、いつの間にか飲み込まれてしまうものなのかも、とドキリとしました。

    こういう手書きのスケッチもデジタル化で少なくなっていってしまうのかな。

    手書きで残してゆくことの「よさ」や大切さを改めて思いました。

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    2025年12月11日
  • 放課後の文章教室

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    体験と想像から自分の頭で考えて、筋道を立てて文章を書く事。書く事が、知らなかった自分を知る事にもつながる。文章を書く事について他の作家の文章を例にとって説明したりと、非常にわかりやすく楽しかった。
    なので、更に読みたい本が増えまくりました。
    最後に、日本語は風という表現があった。腑に落ちた。確かにドイツ語は風にはならん。

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    2025年11月09日
  • 星ちりばめたる旗

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    満洲国のことは日本史で学んだ。第二次世界大戦のことは毎夏、各メディアを通して目にしたり、耳にしたりして、それなりに少しは知っている。
    が、いかにそれらの「知識」が薄っぺらいものだったかと思い知らされる。そもそも「知識」ですらないのかもしれない。

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    2025年11月07日
  • インド象の背中に乗って

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    インドかぁ。父が出張でお腹を壊したことくらいしか縁がない国だけど、なんだか無性に行ってみたくなった。人生リセットしたいと思う今の私の救世国かも。「ある晴れた夏の朝」の作家

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    2025年11月05日
  • ガラスの森/はだしで海へ

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    フィギュアスケートの世界が気になって、読み始めたら引き込まれていました。
    流とカナと純子さんのつながりが良い。

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    2025年10月25日
  • ねこの町のダリオ写真館

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    小手鞠るいさんの童話ですね。
    絵は、くまあやこさん。
    「ねこ町、犬の村」シリーズの二冊目です。

     「ダリオ写真館」に犬の村のマーガレットさんとむすめさんのケイトが、写真をとりにきたお話です。
     そこへ、ねこ町でパンやさんをいとなんでいるリリアさんとふたごのきょうだいのレオとルルがやってきます。
     そして、たのしく、みんなで、写真をとっていきます。

     愉快な温かみのふんわりわき上がるお話です。
     みんなが仲良くユーモアいっぱいに写真を撮るのが素敵ですね。

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    2025年10月15日
  • 庭

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    小手鞠るいさんの児童小説ですね。

     中学二年生の真奈は、SNSのメールのいじめにあって、引きこもりになっていた。仲良しだと思っていた友達も、そのいじめに参加しているのを知ったのが、きっかけだった。『わくわく少女』が『とげとげ少女』になってしまった、と、思っている。
     そんな時、中学最後の春休みに、お母さんとハワイに行く話が出てきた。
     真奈のお父さんは、アメリカの軍人で日系二世だったが、真奈が赤ん坊の時に、戦争で亡くなっていた。
     今のお父さんは、真奈が五歳の時に、お母さんが職場結婚した。つまり再婚。
     お父さんあたしを、かわいがってくれた。再婚して、妹も産まれた。
     引きこもりも、家族は認めてくれた、特にお父さんが。
     ハワイに行くのは、真奈の本当のお父さんの家族からの招きからだった。
     真奈は、決心して、一人でハワイに行く事を、お母さんに、うったえる。お父さんは、さんせいしてくれた。お母さんは、かならず、朝と晩にメールで連絡をする事をじょうけんに、しかたなくと、いう感じでゆるしてくれた。
     そして、真奈はハワイに行く…………!

          contents

       ひとりぼっちのサボテン
       アロハの心と蘭の花
       虹のシャワーとハイビスカス
       初めての笑顔とククイの木
       世界地図とイリマパパ
       ホレホレ節とさとうきび
       パールハーバーと寒緋桜
       フラダンスとパンの木
       うさぎの島と天使のトランペット

     真奈は、英語が得意だが、まだ中学生なのでハワイで英語をマスターしていくのが凄い。
     表題の『庭』は、ハワイのおばあちゃんの家に庭があり、そこが荒れ放題になっていたのを、真奈が整理して、花や樹木に触れて、おばあちゃんがハワイの習慣や伝説を話してくれる内に、心が『わくわく少女』に戻っていく心模様を表している。
     また、おばあちゃんの一家のルーツを写真を見ながら学んでいく。ハワイの日系の人達の話を学んでいけるのも、この本の二つ目のテーマですね。
     真奈は、ハワイが好きになり、ずっといたいと、思うけれど、母がなかなか許してくれない。お父さんが、母を説得して、「中学をちゃんと卒業したら」と、条件付きで、許してくれる事になる。
     挫折からの復帰と希望を、若い力に与えてくれる素敵な物語ですね(=゚ω゚=)

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    2025年10月09日
  • 川滝少年のスケッチブック

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    自分の家族に置き換えて読んだ。終戦を体験した子どもたちの戸惑いが印象的だった。想像してみるけれど、想像を遥かに超えていそうで‥。でも、子どもの順応性は高いとも思った。
    よく見るマッカーサーと天皇陛下が並んでいる写真についても、初めて天皇陛下の顔を見たと書いてあり驚いた。よく考えればわかるが、言われないと気がつかない。
    戦争を滑稽だという言葉に胸がつまった、

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    2025年10月05日
  • 日曜日の文芸クラブ

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    感想文は作家に宛てた手紙を書くように書くとか、日記には楽しかったことやいいことを書くなど、参考にしたいことがたくさん書かれていた。自分も日々の出来事はメモしているが、暮らしの中で見つけた嬉しかったことも書き足してみようかなと思った。小学校の高学年くらいでこの本に出会っていたら、小説に挑戦したかも!

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    2025年09月30日
  • つい昨日のできごと

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    小手鞠るいさんのお父さんが描いたスケッチ(「マンガ自分史」)を基に、本書は構成されている。
    スケッチの絵はとても細かく丁寧に描かれていて、どこかユーモラスで面白い。文章も字が綺麗で分かりやすい。とても貴重な昭和の記録だと思う。
    1945年にお父さんは13才。1931年〜1963年の32年間が記録されている。小手鞠さんは、これらを「つい昨日のできごと」と表現している。本書を読んでいると、だんだんそんなふうに感じられてくる。単に一組の親子の話しではなく、私たちひとりひとりが過去と繋がっていると感じられてくる。

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    2025年09月21日
  • ねこの町の小学校  わくわくキャンプファイヤー

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    小手鞠るいさんの童話ですね。
    絵は、くまあやこさん。

     ねこの町の小学生が、船に乗って小さな島に、キャンプに行くお話です。
     みんなで十二人(匹)のこねこが、楽しく船遊びをして、島に上陸、犬のメロディ船長さんの案内で、島を探検します。
     「たんけんしながら、おいしいものを発見するの。何が見つかるかしら?」
     そして、メロディ船長さんのおじいさんのところで、ねんど遊びをします。

     とても楽しい愉快なお話で、読んでいる子どもたちが、ワクワクしますね♪
     『ねこの町の小学校』は、シリーズになっていますので、読んでみたくなりました(=゚ω゚=)

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    2025年09月17日
  • 日曜日の文芸クラブ

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    詩を書くこと、自分と向き合って日記を書くこと、感想文を書くことなどを、具体的な表現で説明してある本。ご自分の日記を引用してそれを物語のように読ませる部分や、実際に小説の教室で書かれた生徒の文章も読めます。どこが優れているのか、どういう部分は省いていいのかなどわかりやすく、真似して書き始めやすいと思いました。既刊の「放課後の読書クラブ」や「放課後の文章教室」より、中学年から読める内容になっていました。
    物語を書いてみたい、とか、もっと感想文を良く書きたい、という子に読ませたい一冊。

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    2025年09月03日
  • 愛の人 やなせたかし

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    作者である小手毬るいさんのやなせたかし先生への愛でいっぱいの一冊です。
    もちろん、やなせたかしさんの事が好きになります。
    カバーに書いてあるアンパンマンのマーチの歌詞にはこんなに深い思いがあったのかと。
    やなせたかしさんの人生は愛とは何かを人に伝えるための人生だったからこそ本のタイトルのとおり「愛の人 やなせたかし」なんですね。
    アンパンマンの歌詞もアンパンマンの優しさもこの本を読んで理解出来ました。
    詩とメルヘンは自由で優しさにあふれている雑誌だったんですね。1度くらいしか手にした事がないのが今更ですが残念です。

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    2025年08月31日
  • 望月青果店

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    さてさてさんのレビューを読んでから、この本を読みました。タイトルに先入観を持たずに読めて、よかったです。ありがとうございました。
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    アメリカに移住し、夫と盲導犬と暮らしている鈴子。ある日、彼女に母親の病の知らせが。帰国予定の前に冬の嵐が訪れ、停電まで起きてしまう。そのなかで現実と過去へ思いを馳せる物語でした。

    母親が娘に対する思いは、同じ女性としての思いと自分の子どもであるという思いが重なって、複雑なのかもしれません。この小説の母親は目が不自由で性格がきつく、鈴子に言いたい放題でした。鈴子は母親のいる町から離れることでやっと落ち着けていました。

    そんな母親に対して、やはり親子だからか時には帰宅し、その度にもう帰るものかと決意します。でも病気だと聞けば、やはり会いに行こうとします。

    母親に対してだけではなく、「あの町に、私の会いたくない人がいるからだ」「あの町に、私の会いたい人がいるからだ」という気持ちが、読んでいてよくわかりました。

    鈴子の過去が綴られているなかで、現実では夫と盲導犬の茶々が、アメリカでの暮らしの冬の厳しさをほっこりさせてくれていました。

    最後は、鈴子が歳を重ねて母親に言いたいことが言えるようになり、ようやくちょうどいい距離感がとれたのと、やっと繋がった電話だから、あのような感じになれたのかなと思いました。

    望月青果店は、この本ではほとんど出てきません。目次の果物が、各章で色鮮やかにアクセントとして出てきます。そう言えば、果物言葉ってあるんですね。初めて知りました。

    小手鞠るいさんのあとがきと、小泉今日子さんの転載された新聞掲載の書評も、あたたかい気持ちになれる文章でした。


    〈目次〉
    第一章 夏みかん
    第二章 すももと枇杷
    第三章 グレープフルーツ
    第四章 苺
    第五章 りんごとみかん
    第六章 栗と苺
    第七章 ゆず



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    2025年08月29日
  • インド象の背中に乗って

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    小手鞠るいさんが二十代から三十代にかけて、二度インドへ旅をしたとき(合計五か月)の体験に基づいて書かれた本(児童書)です。

    インド象に乗った女の子の装画が気に入って、読み始めました。

    中学生の三葉が読んでいる絵本作家の原稿が、インドへの興味をかきたてました。「インドは宇宙」という言葉どおりに、想像もつかないようなことが起きる未知の場所でした。中学生のときにインドに触れることができ興味関心がわいたら、大きな目を養うきっかけになるのでは、と思いました。

    インドは大好きになるか、嫌いになるかの二択しかないことと、母なるガンジス川と言われる意味が、初めてよくわかりました。

    いい本に出会えました。


    〈もくじ〉
    絵本
    手紙
    訪問
    原稿
    第1章 ブロードランズホテルへ
    第2章 人人人牛のカオスの海へ
    第3章 列車に揺られて
    第4章 ガンジス川のほとりで
    引力
    第5章 菜の花の風にふかれて
    詩集
    第6章 波の音に包まれて
    最終章 さようならインド



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    2025年08月17日
  • 星ちりばめたる旗

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    アメリカ在住の日系一世、二世、三世のファミリーヒストリーでした。三世代のことが交互に語られるので、始めは少し戸惑いましたが、徐々に時代ごとに話が進んでいることに慣れて、いつのまにか夢中になって読んでいました。

    日系アメリカ人の方がどのように生きてきたのかを初めて知り、人種差別や戦争による苦労の連続に驚きました。

    日本人というルーツに悩む祖母、捨てようとした母、興味をもつ娘の三世代の時の流れは、私が初めて知った日系日本人に起きていたことでした。

    そのなかで夫婦の子どもへの思いの違いや、それぞれの子どもに対する母親としての思いの違いに、複雑な思いも感じとりました。

    この本は、日系三世の娘が自分につながる全ての人に捧げたいと思い、紡がれた、壮大な物語でした。

    読後は、星条旗の星一つ一つに生きた証のようなものを感じるようになりました。


    〈目次〉
    第1章 私たちはどこへ行くのか
    第2章 私たちはどこから来たのか
    第3章 私たちは何者なのか
    第4章 星ちりばめたる旗のもと
    第5章 私達は生きて死ぬ
    第6章 何者でもない者として


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    2025年08月09日
  • ある晴れた夏の朝

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    アメリカの高校生8人による原爆についての討論会。
    4人に分かれて、肯定派と否定派に分かれての討論。
    途中人種差別の事も話し合っていたが、
    人類は平和に過ごすこと、戦争はしてはならぬという事。

    今、ウクライナとロシア、イスラエルとガザ地区の戦争。
    罪のない一般の人々を銃や爆弾で殺害したり、人質にとったりと、毎日疲弊する映像を見ると心が痛む。
    この討論会のように、平和な地球が訪れることを祈りたい。

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    2025年08月07日