小手鞠るいのレビュー一覧

  • 日曜日の文芸クラブ

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    読書感想文の書き方指南。
    作者に手紙を出すように書けばよい、と。

    書評は紙
    レビューはネット
    と切り分けレビューは見ない。のが自身のためという。

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    2025年10月01日
  • テルアビブの犬

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    「思いもよらないラスト」と帯にあった通り。

    少年ツヨシとハスキー犬のソラの物語だが、全くほのぼの系ではない。
    フランダースの犬に似た話かと思わせといてこのラストの急展開。
    確かに、少年の書く小説にその兆しはあったが想像以上の結末。
    感想を書こうにも感情がぐちゃぐちゃだ。

    少し前に三浦綾子著「母」という小林多喜二の母が息子を語る小説を読んだが、こちらも貧乏だが本好きな少年、というところから始まっている。貧乏人もお金持ちも平等な世の中になって欲しいという願いも同じ。思想も似ているのに、これがちょっとしたボタンの掛け違いというやつか。
    少年ツヨシに心を寄せて読んでいたのに、ラスト、ツヨシの正体が

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    2025年08月28日
  • わたしの猫、永遠

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    小説?と言うより ご自身の事に近い内容なんだろうなと思いながら読んでいました。
    ページ数も多いものではないので 猫の描写もそれほど多くはありませんが 存在の大きさはすごく感じました。
    とにかく 猫は「永遠」です

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    2025年08月05日
  • ラストは初めから決まっていた

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    ネタバレ

    大学での小説を書くという特別講義で探索し合うペアになった2人が、実体験をもとに描いた短編小説から繋がっていくお話。ラストは初めから決まってたとは、2人の関係のことなのだろう。2人は結ばれるし、幸せになる。恋とは掴みどころもないものだけど、宙ぶらりんなものでもない。会えない期間でも、私は自分の中の鯉をでっかく育て続ける。

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    2025年07月28日
  • ラストは初めから決まっていた

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    春からあたためていて、やっと読み終わりました。
    ストーリーは面白かった。

    涼介の文章が私には読みにくくて、ことりの感情に移入できなかった。
    あとはラスト、もう少し先まで読みたかったな。

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    2025年07月21日
  • インド象の背中に乗って

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    著者が体験したインド旅行をもとに作られた作品らしく、児童書でありながらインド旅行記のような感覚で読みました。

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    2025年07月13日
  • お母ちゃんの鬼退治

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    タイトルにある鬼というのは男尊女卑や癌、偏見などのことで、それに立ち向かっていくのは著者の母。そして本のイラストを担当したのが父らしい。素敵な家族。

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    2025年06月13日
  • ごはん食べにおいでよ

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    読売子ども新聞のおすすめ100冊より。
    村上春樹と三島由紀夫とエレファントカシマシが好きな中学生が主人公。美味しいご飯とベジタリアンの話。淡々と日々が過ぎていく感じ。小手鞠さんってよく聞くけど、こんな感じなんかーって。特に何か事件が起こるわけでもないし。

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    2025年06月08日
  • つい昨日のできごと

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    (感想を書いたのに誤って本棚から削除してしまったので再投稿)

    ほのぼのとしたイラストで、昭和の生活文化や暮らしを振り返ってノスタルジックにひたる。

    そんな期待をして手に取りましたが、少し違いました。

    あの時代に「元祖イクメン」だったというお父様はすごいですね。
    ご自宅から乳母車を押してお母様の実家に娘さん(筆者さん)を預けて出勤、休憩時間に授乳のため連れ出し、職場のお母様に預けて……と。
    頭が下がります。

    本の冒頭、かなり厳しいお父様であったことが記されていました。

    一体どのような父娘関係になるんだろうとハラハラしましたが、しっかり愛が感じられて良かったです。

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    2025年06月01日
  • 瞳のなかの幸福

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    ネタバレ

    ラストシーンだけちょっと唐突感があったのですが、
    全体を通して、共感できる箇所がたくさんあった。引用されている?詩も印象的でした。
    猫は飼ったことはないけれど、愛らしい様子がたっぷり伝わってきました。

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    2025年05月06日
  • ある晴れた夏の朝

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    日系アメリカ人のメイは現在、日本の英語の教師となっていますが、なぜ教師になったのか…15歳の夏に話が戻って進んでいきます。

    15歳の夏に原爆肯定派と否定派に別れて討論会を行う事になりました。
    メイは否定派です。

    原爆の事を良く調べ、討論し、こんな高校生がアメリカにはいるんだと感心しました。

    日本人の私の方が勉強してなく、恥ずかしく思いました。

    2019年中学課題図書に選ばれていますが、納得。
    面白おかしくはないですが、戦争のこと、平和のことを考えるのに、入りやすいお話しだと思いました。

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    2025年05月04日
  • 幸福の一部である不幸を抱いて

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    良かったです。思いの外良かったです。不倫の話。序盤はよくある不倫のノー天気さが書かれてますが、作品の(不倫話の)楽しさはやはり終盤ですね。小説ですから綺麗な物語となってますが実際なら気持ちが持たないでしょう。

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    2025年04月17日
  • イズミ

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    二つの時代の生きざまが描かれる。
    一つは第一次世界大戦に日本赤十字社の欧州派遣救護班としてフランスに看護の仕事で赴いたイズミ。
    一つは小説を書いている海外在住の沙羅。今回は、イズミの物語に取り組んでいるということで、書くことに悩んだり、日本にいる父の危篤で一時帰国し、うまく関係を保てなかったあれこれとも直面するところが描かれる。
    物語ふたつがかなり交錯して描かれていくので、少し入り込みにくかった。もっとイズミの方のお話をしっかり読みたかったと思った。
    心情が大人よりなので、中学校以上。

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    2025年04月11日
  • ごはん食べにおいでよ

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    三島由紀夫に村上春樹の文学。エレカシの音楽…こんなクラシックな中学生、いるかぁ?とツッコミながら読んだ。作者の趣味ダダ漏れ。
    ちょっとファンタジー寄りかも…

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    2025年03月17日
  • 空から森が降ってくる

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    アメリカの森の中での暮らし。なにもかも日本とはちがうね。読んでいるだけだとすごく楽しそうだけど、苦労も多そうだ。

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    2025年03月07日
  • つい昨日のできごと

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    サブタイト?「父の昭和スケッチブック」に惹かれて手に取る...

    著者の父親のスケッチを通して昭和の時代(=著者の父の)を振り返る?構成??

    感想は...ちょっとコメントしにくいなぁ〜

    スケッチ、写真...
    こういうもので生きた時代を振り返るってこともいいのかな...と思った。

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    2025年02月23日
  • お母ちゃんの鬼退治

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    以前は著者のお父さんのエッセイを読んだので今度はお母さん。不運にも失明したことで夢を諦めたが、再び色々なことに挑戦し資格や賞を取る話などはまさに挑戦者。戦前に生を受けたとは思えないほどバイタリティに溢れている。

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    2025年01月30日
  • 望月青果店

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    この世で大好きなようで大嫌いなようでもある、母という存在。母娘の距離感や喧嘩がリアルで、ちょっと読んでてテンション下がる場面もありました。

    誠一郎さんとの恋愛ものかと思いきや、その要素はあまりなく。海外暮らしも嫌な現象が多く描かれていたので、もう少し読んで楽しめる場面が欲しかったなあ。

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    2024年12月15日
  • 情事と事情

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    面白かったです。女のドロドロ大好きですが、これは度が過ぎる。体力が要りますね。気分的にもう少しライトな感じのが読みたかったので、これは再読する事にします。

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    2024年12月15日
  • 川滝少年のスケッチブック

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    この本の元になった本を先に読んだので被るところはあるが、こちらは子ども用に読みやすくされている。子どもでも読んでほしい、平和について考えてほしいと強く思う。

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    2024年12月09日